ホルヘ・ブスタマンテ
表示
人物情報 | |
---|---|
生誕 |
1938年[1] メキシコ チワワ (チワワ州)[1] |
国籍 | メキシコ |
出身校 | ノートルダム大学[1] |
学問 | |
研究分野 | 国際移住[1] |
研究機関 | メキシコ国立自治大学 |
ホルヘ・アグスティン・ブスタマンテ・フェルナンデス(スペイン語: Jorge Agustín Bustamante Fernández)は、メキシコの社会学者である。
2005年から2011年まで、移民の人権に関する国連特別報告者を務めた[1]。2010年3月23日-31日、日本政府の承認を得て同国の状況について関係者に聞き取り調査を行い[2]、最終日の31日に東京都内で記者会見、以下のように述べた[3]。
- 職場・学校・医療機関・家庭などで、国籍に基づく人種主義や差別意識が根強く残っている[3]。
- 憲法や法律が在留外国人保護において効果的に機能しておらず、人種差別を防止・撲滅するための特別な法整備をすべきである[3]。
- 外国人研修制度と技能実習制度について、低賃金・長時間労働で搾取されている実態があり、プログラムを中止すべきである[3]。
- 不法移民や難民が長年にわたって収容される場合があるが、本国送還までの期限を設けるべきである[3]。
2011年5月-6月の国際連合人権理事会第17会期で、14分野にわたる課題と21項目に及ぶ勧告とを含む公式訪日調査報告書が公表された[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e “Jorge Bustamante Fernández” (スペイン語). メキシコ大統領科学諮問委員会. 2018年11月18日閲覧。
- ^ “移住者の人権に関する国連専門家、訪日調査を終了”. 国際連合広報センター (2010年3月31日). 2018年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e “「日本には外国人差別が根強い」、国連特別報告者が法整備要請”. フランス通信社 (2010年4月1日). 2018年11月18日閲覧。
- ^ “12/17(土)開催 国際移住者デー記念シンポジウムのご案内”. 国際連合広報センター (2011年11月16日). 2018年11月19日閲覧。