ホテル・マネジメント技能士
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ホテル・マネジメント技能士(ホテル・マネジメントぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で[1]、職業能力開発促進法第47条第1項による指定試験機関(一般社団法人日本宿泊産業マネジメント技能協会)が実施するホテル・マネジメントに関する学科及び実技試験に合格した者をいう。
受験資格
[編集]- 1級:11年以上の実務経験、又は2級の技能検定に合格した者であって6年以上の実務経験、3級の技能検定に合格した者であって8年以上の実務経験を有する者。
- 2級:6年以上の実務経験、又は3級の技能検定に合格した者であって5年以上の実務経験を有する者。
- 3級:ホテル又は旅館の業務に従事している者又は従事しようとする者。
※実務経験とは、ホテル又は旅館において、宿泊、料飲、宴集会等のオペレーションの実務及び管理業務に携わった経験をいう。
試験内容
[編集]学科試験と実技試験で構成され、両方に合格すると、1~3級のホテル・マネジメント技能士認定される。
学科試験
[編集]- 問題形式
- 1級学科試験: マークシート60問 120分
- 2級学科試験: マークシート50問 90分
- 3級学科試験: マークシート50問 90分
- 合格基準
60%以上の正答で合格となる。
実技試験
[編集]- 問題形式
- 1級実技試験
- ケーススタディ(記述:120分)
- ロールプレイ(準備時間55分、口述試験:30分)
- 2級実技試験
- ケーススタディ(記述:120分)
- ロールプレイ(準備時間55分、口述試験:30分)
- 3級実技試験
- ケーススタディ(記述:120分)
- 合格基準
60%以上の正答で合格となる。