ペルル (原子力潜水艦)
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ペルル | |
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基本情報 | |
建造所 | DCNシェルブール工廠 |
運用者 | フランス海軍 |
艦種 | 攻撃型原子力潜水艦 |
級名 | リュビ級アメティスト改正 |
艦歴 | |
起工 | 1987年3月27日 |
進水 | 1990年9月22日 |
就役 | 1993年7月7日 |
要目 | |
排水量 |
基準 2,385t 水中 2,640t |
全長 | 74.1m |
最大幅 | 7.6m |
吃水 | 6.4m |
機関 |
原子力ターボ・エレクトリック方式、1軸およびポンプジェット推進 K48加圧水型原子炉 × 1基 発電機 × 2基 SEMT ピルスティク8PA4V185SM 補助ディーゼル機関 × 1基 650HP |
出力 | 9,500HP |
速力 |
水上 不明 水中 25kt |
潜航深度 | 300m以上 |
乗員 | 70名 |
兵装 |
533mm魚雷発射管 × 4門(L5、F17、SM39エグゾセを発射可能、14発搭載) 機雷 |
C4ISTAR |
SAGEM Minicim統合航海システム TITAC戦闘指揮システム SEAO/OPSMER指揮支援システム |
レーダー |
1007レーダー ラカル・デッカ製レーダー |
ソナー |
DAQ DMUX-20ソナー ETID DSUVA Ĉ-62曳航ソナー DUUG-7ソナー |
探索装置・ その他装置 | APS STS潜望鏡 |
電子戦・ 対抗手段 |
ARUR-13対マスカー探知器 シアキューズ2衛星通信システム |
ペルル(フランス語:Perle, S 606)は、フランス海軍のリュビ級原子力潜水艦6番艦であるが、船型や戦闘システムの改良を目的としたアメティスト改正による分類の場合は2番艦となる。艦名は真珠を意味するフランス語。
艦歴
[編集]「ペルル」は、DCNシェルブール工廠で建造された。1987年3月27日に起工、1990年9月20日に進水。1993年7月7日に就役し、トゥーロン海軍基地に配備される。
2020年6月12日、トゥーロン基地に入港数ヶ月を予定した規模の整備中に火災事故を起こす。核燃料や武器(ミサイル、魚雷、弾薬)は搭載されていなかったとしている[1]。放射能漏れもなかった[2]。
事故後には廃艦が検討されたが、2019年7月に退役したサフィールの前半分を流用して修理が行われることとなった。ペルルは12月10日に半潜没輸送船に搭載されてトゥーロンを出航し、修理に関する設備が充実するシェルブールに運ばれた[3]。この修理により、全長が1.4m長くなる見込みである[4]。
脚注
[編集]- ^ Toulon:le feu à bord du sous-marin nucléaire «Perle» a été éteint『フィガロ』インターネット版(2020年6月16日閲覧)
- ^ 改修中の仏攻撃型原潜で火災、「重大事故」と関係者AFP(2020年6月14日)2020年6月16日閲覧
- ^ 「海外艦艇ニュース 仏攻撃原潜ペルルが修理のため移動」 『世界の艦船』通巻943集(2021年3月号) 海人社 P.165-166
- ^ “フランス 火事で入渠中の原子力潜水艦 ニコイチ修理を公開”. 乗りものニュース (2021年4月15日). 2021年4月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- “SNA Perle (S 606)” (フランス語). Ministère des Armées (軍事省 (フランス)). 2021年4月15日閲覧。
- “Sous-marin nucléaire d'attaque Perle” (フランス語). Net-Marine. 2014年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月15日閲覧。