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ペルル (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペルル
基本情報
建造所 DCNシェルブール工廠
運用者  フランス海軍
艦種 攻撃型原子力潜水艦
級名 リュビ級アメティスト改正
艦歴
起工 1987年3月27日
進水 1990年9月22日
就役 1993年7月7日
要目
排水量 基準 2,385t
水中 2,640t
全長 74.1m
最大幅 7.6m
吃水 6.4m
機関 原子力ターボ・エレクトリック方式、1軸およびポンプジェット推進
K48加圧水型原子炉 × 1基
発電機 × 2基
SEMT ピルスティク8PA4V185SM 補助ディーゼル機関 × 1基 650HP
出力 9,500HP
速力 水上 不明
水中 25kt
潜航深度 300m以上
乗員 70名
兵装 533mm魚雷発射管 × 4門(L5F17SM39エグゾセを発射可能、14発搭載)
機雷
C4ISTAR SAGEM Minicim統合航海システム
TITAC戦闘指揮システム
SEAO/OPSMER指揮支援システム
レーダー 1007レーダー
ラカル・デッカ製レーダー
ソナー DAQ DMUX-20ソナー
ETID DSUVA Ĉ-62曳航ソナー
DUUG-7ソナー
探索装置・
その他装置
APS STS潜望鏡
電子戦
対抗手段
ARUR-13対マスカー探知器
シアキューズ2衛星通信システム
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ペルルフランス語Perle, S 606)は、フランス海軍リュビ級原子力潜水艦6番艦であるが、船型や戦闘システムの改良を目的としたアメティスト改正による分類の場合は2番艦となる。艦名は真珠を意味するフランス語

艦歴

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「ペルル」は、DCNシェルブール工廠で建造された。1987年3月27日に起工、1990年9月20日に進水。1993年7月7日に就役し、トゥーロン海軍基地に配備される。

2020年6月12日、トゥーロン基地に入港数ヶ月を予定した規模の整備中に火災事故を起こす。核燃料や武器(ミサイル魚雷弾薬)は搭載されていなかったとしている[1]放射能漏れもなかった[2]

事故後には廃艦が検討されたが、2019年7月に退役したサフィールの前半分を流用して修理が行われることとなった。ペルルは12月10日に半潜没輸送船に搭載されてトゥーロンを出航し、修理に関する設備が充実するシェルブールに運ばれた[3]。この修理により、全長が1.4m長くなる見込みである[4]

脚注

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  1. ^ Toulon:le feu à bord du sous-marin nucléaire «Perle» a été éteintフィガロ』インターネット版(2020年6月16日閲覧)
  2. ^ 改修中の仏攻撃型原潜で火災、「重大事故」と関係者AFP(2020年6月14日)2020年6月16日閲覧
  3. ^ 「海外艦艇ニュース 仏攻撃原潜ペルルが修理のため移動」 『世界の艦船』通巻943集(2021年3月号) 海人社 P.165-166
  4. ^ フランス 火事で入渠中の原子力潜水艦 ニコイチ修理を公開”. 乗りものニュース (2021年4月15日). 2021年4月15日閲覧。

外部リンク

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関連項目

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