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ベニゴウカン属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベニゴウカン属
オオベニゴウカン
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ群 fabids
(真正バラ類I eurosids I)
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
亜科 : ジャケツイバラ亜科 Caesalpinioideae
(旧 ネムノキ亜科 Mimosoideae
: ネムノキ連 Ingeae
: ベニゴウカン属 Calliandra

ベニゴウカン属 Calliandraマメ科(旧ネムノキ亜科)の熱帯性常緑低木または草本。

特徴

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ゴウカン(合歓)の名の通り、花冠が目立たず、雄しべが長く伸びてネムノキに似た球状の頭状花序の花を咲かせる。花の形から英名にpowder puff(化粧パフ)が含まれることが多い。花色は種により赤、桃、白など。葉は2回偶数羽状複葉が互生する[1][2][3][4]

分布、利用

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米国南西部~中南米の熱帯~亜熱帯地域が原産。公園や庭園花木として植栽される[2][4]

下位分類群

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ベニゴウカン属の種として、POWO[5]では150種が挙げられている。日本国内の温室や亜熱帯域で植栽される主な種を示す。


ギャラリー

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脚注

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  1. ^ (大川 & 林 2016, p. 119)
  2. ^ a b c d (日本インドア・グリーン協会 2020, p. 169)
  3. ^ (沖田原 2021, p. 224–225)
  4. ^ a b (林 & 名嘉 2022, p. 294)
  5. ^ Calliandra Benth. | Plants of the World Online | Kew Science” (英語). Plants of the World Online. 2024年10月20日閲覧。
  6. ^ Calliandra brevipes Benth. | Plants of the World Online | Kew Science” (英語). Plants of the World Online. 2024年10月20日閲覧。
  7. ^ YList 植物和名-学名インデックス:簡易検索結果”. ylist.info. 2024年10月20日閲覧。
  8. ^ Calliandra tergemina var. emarginata (Humb. & Bonpl. ex Willd.) Barneby | Plants of the World Online | Kew Science” (英語). Plants of the World Online. 2024年10月20日閲覧。
  9. ^ YList 植物和名-学名インデックス:簡易検索結果”. ylist.info. 2024年10月20日閲覧。

参考文献

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  • 大川智史; 林将之「オオベニゴウカン」『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。ISBN 9784829984024 
  • 日本インドア・グリーン協会「ベニゴウカン属」『熱帯植物図鑑』誠文堂新光社、東京都文京区、2020年。ISBN 9784416918852 
  • 沖田原耕作『おきなわの園芸図鑑 園芸植物とその名前』新星出版、那覇市、2021年。ISBN 9784909366832 
  • 林将之; 名嘉初美「オオベニゴウカン」『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年。ISBN 9784899824350 

外部リンク

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