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ヘンリー・ペイストン=ベディンフェルド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ガーターセレモニーに際して紋章官の羽織をまとう。(ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルにて)

第10代準男爵サーヘンリー・エドガー・ペイストン=ベディンフェルド: Sir Henry Edgar Paston-Bedingfeld, 10th Baronet、1943年12月7日 - )は、イギリスの紋章官

経歴

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エドマンド・ペイストン=ベディンフェルド英語版とその妻ジョアン・リーズとの一人息子として生まれた[1]ヨークシャー私立校アンプルフォース・カレッジ英語版に学ぶ。

これ以降は紋章官としてのキャリアを歩み続けることとなる。1983年から10年間にわたって赤十字紋章官補英語版を務めた[2]。続く1993年にはヨーク紋章官に昇進している[3]。さらに、2010年には上級紋章官であるノロイ・アルスター統括紋章官英語版に就任して、2014年までその職責にあった[4][5]。また、統括紋章官在職中の2011年に父の死去に伴って準男爵位を継承している[1][4]

紋章官職以外にも、ケンブリッジ大学附属紋章学・系譜学協会英語版名誉副会長を務めている[6]。また、2012年から翌年にかけて歴史ある同業組合の一つ公的専門資格従事者名誉組合英語版組合長も引き受けている。

1968年にメアリー・アンブローズ(Mary Kathleen Ambrose、ロバート・アンブローズ陸軍准将の娘)と結婚して、二男二女をもうけている[1]

栄典

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彼個人の紋章のエスカッション部分を描いたもの。

準男爵位

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勲章

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e Heraldic Media Limited. “Paston-Bedingfeld, of Oxburgh, co. Norfolk (E, 1660/1)” (英語). www.cracroftspeerage.co.uk. Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2021年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
  2. ^ "No. 49291". The London Gazette (英語). 17 March 1983. p. 3737.
  3. ^ "No. 53435". The London Gazette (英語). 23 September 1993. p. 15437.
  4. ^ a b "Bedingfeld, Sir Henry (Edgar) Paston-, (born 7 Dec. 1943)". Who's Who (英語). Vol. 1920–2021 (2019, December 01 ed.). A & C Black. 2021年5月3日閲覧 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入)
  5. ^ College of Arms, What's New – Norroy and Ulster King of Arms”. 24 December 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。27 September 2010閲覧。
  6. ^ www.norfolkrecordsociety.org.uk
  7. ^ Cokayne, G.E. (1900) (英語). 『Compete Baronetage』(1649-1664). The Complete Baronetage. 3 (1st ed.). London, North St.: Exeter, W. Pollard & Co. p. 151. https://archive.org/details/completebaroneta03coka/page/150/mode/2up 

関連項目

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外部リンク

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イングランドの準男爵
先代
エドマンド・
ペイストン=ベディンフェルド
英語版
(オクスバラの)準男爵
2011–
次代
受爵中
紋章官職
先代
トマス・ウッドコック
赤十字紋章官補英語版

1983–1993
次代
デイヴィッド・ホワイト英語版
先代
ピーター・スパリア英語版
ヨーク紋章官

1993–2010
次代
ピーター・オドノヒュー
先代
パトリック・ディッキンソン英語版
ノロイ・アルスター統括紋章官英語版

2010–2014
次代
ティモシー・デューク
市政職
先代
ピーター・エスルモント
公的専門資格従事者名誉組合長
2012–2013
次代
ジョン・ツネシ