デイヴィッド・ホワイト (紋章官)
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デイヴィッド・ホワイト David White | |
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生誕 | 1961年10月27日(63歳) |
国籍 | イギリス |
出身校 |
エクセター・カレッジ (オックスフォード大学) |
職業 |
ガーター主席紋章官 ヨーク紋章官 |
デイヴィッド・ヴァインズ・ホワイト(英: David Vines White OStJ、1961年10月27日 - )は、イギリスの紋章官。2021年よりガーター主席紋章官を務める。
生涯
[編集]ピーター・ヴァインズ・ホワイトとその妻シェイラ・チャタートンの息子としてスコットランドに生まれる[1]。ペンブルック・カレッジ(ケンブリッジ大学)で文学修士号(MA)の学位を修了した[2] 。
ウィンザー紋章官シーボルド・マシューズの研究助手を務めたことをきっかけに紋章官としての道を歩む[3]。1995年に赤十字紋章官補に就いたのち[4]、2004年にサマセット紋章官に昇進し[5]、2014年以降は紋章院付記録官も兼ねた[3]。
2021年7月、サー・トマス・ウッドコック主席紋章官の引退を受けて、紋章官トップのガーター主席紋章官に就任した[6]。
翌年9月8日、女王エリザベス2世が崩御した。10日、ホワイトはセント・ジェームズ宮殿の『布告の間』でチャールズ3世の国王即位宣言を行った[7]。
翌年5月、主席紋章官としてチャールズ3世戴冠式に参加した[8]。
栄典
[編集]- - 女王エリザベス2世 即位60年記念メダル(2012年)
- - 聖ジョン勲章(2021年[9])
- - 女王エリザベス2世 即位70周年メダル(2022年)
- - 国王チャールズ3世即位記念メダル(2023年)
脚注
[編集]注釈
[編集]
出典
[編集]- ^ “WHITE - Deaths Announcements - Telegraph Announcements”. web.archive.org (2016年3月4日). 2024年12月9日閲覧。
- ^ “Kings of Arms” (英語). College of Arms Official website. The Officers of Arms. College of Arms. 2024年12月6日閲覧。
- ^ a b “David Vines White, Garter King of Arms” (英語). The Heraldry Society (2021年7月17日). 2024年12月10日閲覧。
- ^ "No. 54252". The London Gazette (英語). 28 December 1995. p. 17450. 2024年12月10日閲覧。
- ^ “Crown Office | The Gazette”. www.thegazette.co.uk. 2024年12月10日閲覧。
- ^ "No. 63408". The London Gazette (英語). 5 July 2021. p. 77.
- ^ www.thenationalnews.com
- ^ “Coronation order of service in full”. BBC News. 6 May 2023閲覧。
- ^ “Order of St John | The Gazette”. www.thegazette.co.uk. 2024年12月10日閲覧。
紋章官職 | ||
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先代 サー・ヘンリー・ ペイストン=ベディンフェルド |
赤十字紋章官補 1995 – 2004 |
次代 ジョン・アレン= ペトリー |
先代 サー・ トマス・ウッドコック |
サマセット紋章官 2004 – 2021 |
次代 マーク・スコット |
先代 ウィリアム・ハント |
紋章院付記録官 2014 – 2021 |
次代 ピーター・オドノヒュー |
先代 サー・ トマス・ウッドコック |
ガーター主席紋章官 2021 – |
現職 |