ヘイルシャム子爵
ヘイルシャム子爵 Viscount Hailsham | |
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Arms of the Viscounts Hailsham
Arms: Argent three Boars' Heads erased Azure, langued Gules, between two Flaunches also Azure, each charged with a Crescent of the Field; Crest: Out of an Eastern Crown Argent, an Oak Tree fructed proper, and pendent therefrom an Escutcheon Azure, charged with a dexter Arm embowed in Armour, the hand grasping an Arrow in bend sinister point downwards proper; Supporters: Dexter: A Ram Argent, armed and unguled Or, supporting a representation of the Lord High Chancellor's Mace proper, Sinister: a Ram Argent, armed and langued Gules, supporting a representation of the Lord High Chancellor's Purse proper.
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創設時期 | 1929年7月4日 |
創設者 | ジョージ5世 |
貴族 | 連合王国貴族 |
初代 | 初代男爵ダグラス・ホッグ |
現所有者 | 3代子爵ダグラス・ホッグ |
相続人 | クィンティン・ジョン・ホッグ閣下 |
相続資格 | 初代子爵の嫡出直系男子 |
付随称号 | ヘイルシャム男爵 |
現況 | 存続 |
邸宅 | ケトルソープ・ホール |
モットー | 名声によって力を得る (Dat Gloria Vires) |
ヘイルシャム子爵(英語: Viscount Hailsham)はイギリスの子爵位。連合王国貴族。
歴史
[編集]保守党の政治家で閣僚職を歴任したダグラス・マクガーレル・ホッグ(1872–1950)は、1928年にサセックス州ヘイルシャムのヘイルシャム男爵(Baron Hailsham, of Hailsham in the County of Sussex)、ついで1929年にサセックス州ヘイルシャムのヘイルシャム子爵(Viscount Hailsham, of Hailsham in the County of Sussex)に叙せられた(どちらも連合王国貴族)[1][2][3][4]。
その息子である2代ヘイルシャム子爵クィンティン・マクガーレル・ホッグ(1907–2001)も保守党の政治家として閣僚職を歴任したが、貴族院議員であることは政治家としてのキャリアアップに不利と判断し、1963年7月に制定された貴族法の規定を使って爵位一代放棄を行い、庶民院議員に転じている[5]。しかし1970年には一代貴族たるサセックス州ハーストモンシューの,メリルボーンのヘイルシャム男爵(Baron Hailsham of St Marylebone, of Herstmonceux in the County of Sussex)を受けて再び貴族院議員に戻っている[2][6]。
現在の当主はその息子である第3代ヘイルシャム子爵ダグラス・マーティン・ホッグ(1945-)である。彼も保守党の政治家であり、2015年10月12日に一代貴族としてリンカンシャー州ケトルソープの,ケトルソープのヘイルシャム男爵(Baron Hailsham of Kettlethorpe, of Kettlethorpe in the County of Lincolnshire)に叙されている[2][7][8]。
一族の邸宅は、リンカンシャー州ケトルソープ近郊に位置するケトルソープ・ホール[2]。
現当主の保有爵位
[編集]現当主である第3代ヘイルシャム子爵ダグラス・ホッグは、以下の爵位を有する。[2]
- サセックス州ヘイルシャムのヘイルシャム子爵(Viscount Hailsham, of Hailsham in the County of Sussex)
(1929年7月4日の勅許状による連合王国貴族爵位) - サセックス州ヘイルシャムのヘイルシャム男爵(Baron Hailsham, of Hailsham in the County of Sussex)
(1928年4月4日の勅許状による連合王国貴族爵位) - リンカンシャー州ケトルソープの,ケトルソープのヘイルシャム男爵(Baron Hailsham of Kettlethorpe, of Kettlethorpe in the County of Lincolnshire)
(2015年10月12日の勅許状による連合王国一代貴族爵位)
ヘイルシャム子爵 (1929年)
[編集]- 初代ヘイルシャム子爵ダグラス・マクガーレル・ホッグ (1872–1950)
- 2代ヘイルシャム子爵クィンティン・マクガーレル・ホッグ (1907–2001)
- 1963年に爵位を一代放棄。1970年に一代貴族メリルボーンのヘイルシャム男爵
- 3代ヘイルシャム子爵ダグラス・マーティン・ホッグ (1945-)
- 法定推定相続人は現当主の息子クィンティン.・ジョン・ネイル・マーティン・ホッグ(1973-)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Lundy, Darryl. “Douglas McGarel Hogg, 1st Viscount Hailsham” (英語). thepeerage.com. 2015年8月10日閲覧。
- ^ a b c d e “Hailsham, Viscount (UK, 1929)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年2月3日閲覧。
- ^ “No.33374”. The Gazette 10 April 1928. 2020年2月3日閲覧。
- ^ “No.33515”. The Gazette 9 Juy 1929. 2020年2月3日閲覧。
- ^ 前田英昭 1976, p. 58.
- ^ Lundy, Darryl. “Quintin McGarel Hogg, Baron Hailsham of St. Marylebone” (英語). thepeerage.com. 2015年8月10日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Rt. Hon. Douglas Martin Hogg” (英語). thepeerage.com. 2015年8月10日閲覧。
- ^ “Crown Office 16 October 2015”. The Gazette. 2020年2月3日閲覧。
参考文献
[編集]- 前田英昭『イギリスの上院改革』木鐸社、1976年(昭和51年)。ASIN B000J9IN6U。
関連項目
[編集]- 1963年貴族法―爵位一代放棄を規定した法律。