ヘイトスフィア
ヘイトスフィア Hatesphere | |
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スペイン・マドリード公演(2015年3月) | |
基本情報 | |
別名 |
ネクロシス (Necrosis) (1993 - 2000) カーテライズド (Cauterized) (1992 - 1993) |
出身地 |
デンマーク オーフス県 オーフス |
ジャンル | デスラッシュ |
活動期間 | 1992年 - 現在 |
レーベル |
シリアス・エンターテインメント スカーレット・レコード スティームハマー・レコード ナパーム・レコード マサカー・レコード サウンドホリック ハウリング・ブル・エンターテイメント アヴァロン・レーベル |
公式サイト | Hatesphere.com |
メンバー | |
旧メンバー |
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ヘイトスフィア (Hatesphere)は、デンマーク出身のデスラッシュバンド。
1992年の結成当初は「Cauterized」という名前で結成され、その後「Necrosis」というバンド名を経て、2000年に現バンド名に改名。
略歴
[編集]- 黎明期[1]
1992年にデンマーク第二の都市、オーフスで高校生3人組で「カーテライズド」(Cauterized)という名前で結成。結成当時のメンバーは、クラウス・ニルセン(Vo)、フランツ・ディン(G/B)、イェスパー・モエスゴール(Ds)である。結成してから間もなく、バンド名を「ネクロシス」(Necrosis)に変更。バンド名変更後、ギタリストのピーター・リーゼ・ハンセン(G)が加入。更にヤン・モエスゴール(G)が加入して、フランツ・ディンはベース専任となった。
1995年に、1stデモ『Condemned Future』をリリース。リリース後、クラウス・ニルセンが脱退し、ヤコブ・ブレダール(Vo)が加入する。1997年に2ndデモ『Disconnected』をリリース。続く1998年には、3rdデモ『Spring98-Promo』をリリース。リリース後、フランツ・ディンが脱退し、ミカエル・アーラート・ハンセン(B)が加入。これらのデモで、音楽プロデューサーでもあるヤコブ・ハンセンが興味を持ち、ヤコブ・ハンセンのレーベル・シリアス・エンターテイメントのコンピレーション・アルバムに参加した。参加した後、ヤン・モエスゴールが脱退し、ジギー(G)が加入。
- デビュー[2]
シリアス・エンターテイメントとのディールが持ちかけられ、2000年にバンド名を「ヘイトスフィア」(Hatesphere)に変更[3]。1stアルバム制作に取り掛かるが、スタジオ閉鎖などの煽りを受け、アルバムが出せない状況に陥る。その後、イタリアの「スカーレット・レコード」と契約し、1stアルバム『Hatesphere』をリリースしデビューする。日本でもサウンドホリックからリリースされ、以降サウンドホリックが日本盤リリースを担う。リリースの同時期にイェスパー・モエスゴールが脱退。モルテン・トフト・ハンセン(Ds)が加入して活動を続ける。この交代で、早くもカーテライズドのオリジナルメンバーは全員脱退した。
2002年に2ndアルバム『Bloodred Hatred』をリリース。リリース後、ジギーが脱退。ヘンリク・バストラップ・ハンセン(G)が加入。その翌年には、モルテン・トフト・ハンセンが脱退し、アンダース・ギルデンオール(Ds)が加入。
2004年に3rdアルバム『Ballet of the Brute』をリリース。リリース後、「スカーレット・レコード」を離脱。SPVのサブレーベル、「スティームハマー・レコード」に移籍。
- メンバーチェンジ〜現在
2005年にEP『The Killing EP』、4thアルバム『The Sickness Within』、2007年に5thアルバム『Serpent Smiles and Killer Eyes』をリリース。5thアルバムは日本では「ハウリング・ブル・エンターテイメント」からリリースされた。リリース後、「スティームハマー・レコード」を離脱。また、ヤコブ・ブレダール、ヘンリク・バストラップ・ハンセン、ミカエル・アーラート・ハンセン、アンダース・ギルデンオールの4名が脱退。そして、ヨナタン・アルブレクトセン(Vo)、ヤコブ・ニーホルム(G)、ミクセン・リンドベリ(B)、デニス・ブール(Ds)が加入。オーストリアの「ナパーム・レコード」に移籍した。
2009年に6thアルバム『To the Nines』をリリース。同アルバムでは再びサウンドホリックが日本盤リリースを行っている。リリース後、同年にデニス・ブールが脱退し、マイク・パーク・ニルセン(Ds)が加入。2010年には、ヨナタン・アルブレクトセンが脱退し、エスベン・ハンセン(Vo)が加入。
2011年に、ミクセン・リンドベリが脱退し、ジミー・ネデルゴール(B)が加入し、7thアルバム『The Great Bludgeoning』をリリースした。同アルバムの日本盤はリリースされなかった。
2013年に「マサカー・レコード」に移籍。同年に8thアルバム『Murderlust』をリリース。
2015年、9thアルバム『New Hell』をリリース[4]。2016年にヤコブ・ニーホルムが脱退し、カスパー・キルケゴール (G)が加入した[5]。2018年、10thアルバム『Reduced to Flesh』をリリース[6]。同アルバムは2009年の6thアルバム『To the Nines』以来9年ぶりに日本盤がアヴァロン・レーベルからリリースされた[7]。
2020年4月に、ボーカリストのエスベン・ハンセンが脱退した[8]。脱退発表の時点では、ハンセンの後任は未定ながら、ライヴセッションとしてカロやブラッド・イーグルで活動するミカエル・オルソン (Vo)が参加することも発表された[8]。2022年3月に、新ボーカルとしてマティアス・ウルデール (Vo)が加入することが発表された[9]。
メンバー
[編集]※2022年3月時点
現ラインナップ
[編集]- マティアス・ウルデール (Mathias Uldall) - ボーカル (2022 - )
- ピーター・"ペペ"・リーゼ・ハンセン (Peter "Pepe" Lyse Hansen) - ギター (1993 - )
- ネクロシス時代から在籍し続けている。
- カスパー・キルケゴール (Kasper Kirkegaard) - ギター (2016 - )
- ジミー・ネデルゴール (Jimmy Nedergaard) - ベース (2011 - )
- マイク・パーク・ニルセン (Mike Park Nielsen) - ドラムス (2009 - )
- マーサナリー、フェロシティでも活動していた。
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ピーター・ハンセン(G) 2014年
-
ジミー・ネデルゴール(B) 2014年
旧メンバー
[編集]- クラウス・ニルセン (Claus Nielsen) - ボーカル (1992 - 1996)
- アンガーでも活動。
- ヤコブ・ブレダール (Jacob Bredahl) - ボーカル (1996 - 2007)
- ザ・カンディデイト、アルヘルヤでも活動。
- ヨナタン・"ヨラー"・アルブレクトセン (Jonathan "Joller" Albrechtsen) - ボーカル (2007 - 2010)
- スカード・バイ・ビューティで活動。
- エスベン・"エッセ"・エルネゴール・ケアー・ハンセン (Esben "Esse" Elnegaard Kjaer Hansen) - ボーカル (2010 - 2020)
- アズ・ウィー・ファイトでも活動していた。
- ヤン・モエスゴール (Jan Moesgaard) - ギター (1995 - 2000)
- ニルス・ピーター・"ジギー"・ジークフレッドセン - (Niels Peter "Ziggy" Siegfredsen) - ギター (2000 - 2002)
- ヘンリク・バストラップ・ヤコブセン (Henrik Bastrup Jacobsen) - ギター (2002 - 2007)
- コールドボーン、フュリアス、トラウマ、サドゴートでも活動。
- ヤコブ・ニーホルム (Jakob Nyholm) - ギター (2007 - 2016)
- ドーン・オヴ・ディマイズ、コールドボーンでも活動していた。
- フランツ・ディン (Frantz Dhin) - ベース (1992 - 1999)
- ヤン・モエスゴールが加入する前まではギターも兼任していた。
- ミカエル・アーラート・ハンセン (Mikael Ehlert Hansen) - ベース (1999 - 2007)
- コールドボーン、アーティレリーでも活動。
- ミクセン・リンドベリ (Mixen Lindberg) - ベース (2007 - 2011)
- イェスパー・モエスゴール (Jesper Moesgaard) - ドラムス (1992 - 2001)
- モルテン・トフト・ハンセン (Morten Toft Hansen) - ドラムス (2001 - 2003)
- アンダース・"アンディ・ゴールド"・ギルデンオール (Anders "Andy Gold" Gyldenøhr) - ドラムス (2003 - 2007)
- グロープ、ピクシー・キーラーズ、アーティレリーでも活動。
- デニス・ブール (Dennis Buhl) - ドラムス (2007 - 2009)
- イーヴル・マスカレード、シンフォニアでも活動。
ディスコグラフィ
[編集]- Hatesphere (2001)
- Bloodred Hatred (2002)
- Something Old, Something New, Something Borrowed and Something Black (EP) (2003)
- Ballet of the Brute (2004)
- The Killing EP (EP) (2005)
- The Sickness Within (2005)
- The King Of The Dead/Vote With A Bullet (Single) (2007)
- Serpent Smiles and Killer Eyes (2007)
- To the Nines (2009)
- The Great Bludgeoning (2011)
- Murderlust (2013)
- New Hell (2015)
- Reduced to Flesh (2018)
Necrosis名義
[編集]- Condemned Future (Demo) (1995)
- Disconnected (Demo) (1997)
- Spring '98 Promo (Demo) (1998)
参考文献
[編集]- http://www.howling-bull.co.jp/wp/?page_id=13&ARTISTNAME=HATESPHERE
- http://www.metal-archives.com/bands/Hatesphere/1550
- http://www.metal-archives.com/bands/Necrosis/98259
- 柴平昇 (2001). Hatesphere (CDライナー). ヘイトスフィア. 日本東京都千代田区: サウンドホリック. TKCS-85013。
- 益田英一 (2004). Ballet of the Brute (CDライナー). ヘイトスフィア. 日本東京都千代田区: サウンドホリック. TKCS-85098。
脚注
[編集]- ^ HATESPHERE バイオグラフィ - HOWLING BULL
- ^ Hatesphere:プロフィール - BARKS
- ^ 公式facebook
- ^ ヘイトスフィアが新作を11月にリリース - HEAVY METAL NERD
- ^ https://www.facebook.com/hatesphere666/photos/a.101560652786.91808.10292347786/10154193001827787/?type=3&theater 2016年10月16日閲覧。
- ^ “OUR NEW ALBUM IS OUT”. Hatesphere Official Facebook (2018年10月19日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “BREAKING NEWS FROM JAPAN”. Hatesphere Official Facebook (2018年11月20日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ a b “Press release - New song, new voice!”. Hatesphere Official Facebook (2020年4月10日). 2020年11月5日閲覧。
- ^ “NEW SINGER”. Hatesphere Official Facebook (2022年3月8日). 2022年4月21日閲覧。