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プレストレス木床版(-もくしょうばん)(stress-laminated deck) は、製材や集成材を床版の幅方向にプレストレス鋼棒で束ねる(プレストレスする)ことにより、木製床版を構成する工法である。
1970年代中頃にカナダのオンタリオ州で疲労・老朽化した釘打ち木床版の補修用として開発された。プレストレス木床版そのものを橋体とする床版橋も可能であり、1983年にオンタリオ州道路局で設計施工法が規定されている。
日本では、1993年、秋田県北部の林道に初めてプレストレス木床版橋「揚の沢橋」が架設された。