ブーアレグ潟湖
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ブーアレグ潟湖 | |
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所在地 | モロッコオリアンタル地方ナドール州 |
位置 | 北緯35度10分 西経02度51分 / 北緯35.167度 西経2.850度座標: 北緯35度10分 西経02度51分 / 北緯35.167度 西経2.850度 |
面積 | 115 km2 |
最大水深 | 8 m |
平均水深 | 2.0-4.0 m |
水面の標高 | 0 m |
成因 | 潟湖 |
淡水・汽水 | 汽水 |
プロジェクト 地形 |
ブーアレグ潟湖は、モロッコの地中海沿岸にある潟湖である。ナドルラグーンやマールシカ(小さな海)とも呼ばれる。
地理
[編集]オリアンタル地方ナドール州のラス・トレタ・マダリ半島の東側の付け根、スペイン領メリリャの南東約数キロに位置している。面積は115km²で形状は三日月に近い半円形。西岸のベニ・エンサール~ナドールの中間付近にはエル・アタラヨン半島が突き出している。最大水深は8mである。北部のブカナ(長さ10㎞)と北東部のアルジャジーラ(長さ12.5㎞)の二つの砂嘴の間にある幅120mほどの河口を通してアルボラン海に繋がる。
自然
[編集]クイナ、コアジサシ、ソリハシセイタカシギ、ハシボソカモメなどの水鳥および13種の魚類、9種の軟体動物、2種の頭足類、2種の甲殻類の重要な生息地であるという理由で、保護区域として挙げられている。モロッコの生物学的・生態学的な重要地域のほか、2005年にラムサール条約登録地(No.1484)[1]、バードライフ・インターナショナルの重要野鳥生息地に指定されている。2014年から2020年にかけて、ナドールからの排水流入による汚染の浄化事業「マールシカ・メッド」が実施された。
沿岸
[編集]経済
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “Sebkha Bou Areg | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2005年1月15日). 2023年11月20日閲覧。
関連項目
[編集]- エル・アタラヨン水上機基地 - かつてエル・アタラヨン半島付近に存在したスペイン軍の水上機基地
- サブハ