ブレイク・テイラー
ヒューストン・アストロズ #62 | |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州オレンジ郡オレンジ |
生年月日 | 1995年8月17日(29歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2013年 MLBドラフト2巡目 |
初出場 | 2020年7月24日 |
年俸 | $731,800(2022年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | イギリス |
WBC | 2017年 |
この表について
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ブレイク・マイケル・テイラー(Blake Michael Taylor, 1995年8月17日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡オレンジ出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのヒューストン・アストロズ所属。
経歴
[編集]プロ入りとパイレーツ傘下時代
[編集]2013年のMLBドラフト2巡目(全体51位)でピッツバーグ・パイレーツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツでプロデビュー。8試合(先発7試合)に登板して0勝2敗、防御率2.57、13奪三振を記録した[2]。
メッツ傘下時代
[編集]2014年6月14日、4月18日に行われたアイク・デービスとのトレードの後日発表選手としてニューヨーク・メッツへ移籍した[3]。移籍後は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・メッツとアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツでプレーし、2球団合計で11試合(先発8試合)に登板して4勝1敗、防御率3.95、30奪三振を記録した[2]。
2015年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・メッツとA-級ブルックリン・サイクロンズでプレーし、2球団合計で5試合(先発2試合)に登板して防御率2.25、8奪三振を記録した[2]。
2016年はルーキー級キングスポートでプレーし、5試合に登板して1セーブ、防御率4.15、12奪三振を記録した[2]。また、第4回WBC予選のイギリス代表に選出された[4]。イギリスは敗退して、本大会進出はならなかった。
2017年はA級コロンビア・ファイヤーフライズでプレーし、18試合(先発17試合)に登板して1勝9敗、防御率4.94、72奪三振を記録した[2]。
2018年はA+級セントルーシー・メッツとAAA級ラスベガス・フィフティワンズでプレーし、2球団合計で19試合(先発18試合)に登板して3勝8敗、防御率5.40、83奪三振を記録した[2]。
2019年はA+級セントルーシー、AA級ビンガムトン・ランブルポニーズ、AAA級シラキュース・メッツ[5]でプレーし、3球団合計で40試合に登板して2勝3敗10セーブ、防御率2.16、74奪三振を記録した[2]。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。11月4日にはメジャー契約を結んで40人枠入りした[6]。
アストロズ時代
[編集]2019年12月5日にジェイク・マリスニックとのトレードで、ケネディ・コロナと共にヒューストン・アストロズへ移籍した[7]。
2020年はメジャーの開幕ロースター入りを果たした[8]。7月24日のシアトル・マリナーズとのシーズン開幕戦でメジャーデビュー[9]。この年はメジャーで22試合に登板して2勝1敗、防御率2.18、17奪三振を記録した[2]。
選手としての特徴
[編集]速球とスライダーだけで投げるツーピッチ・ピッチャーである[10]。
人物
[編集]父親はイングランド出身で、家庭ではイギリス式に育ち、たくさんの紅茶を飲み、たくさんのカレーを食べて育った[2]。そのため、WBCにはイギリス代表で参加していた[2]。
スクーバダイビングをして育った影響でかつての夢はNavy SEALsになることだった[2]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2020 | HOU | 22 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 5 | .667 | 87 | 20.2 | 13 | 2 | 12 | 1 | 0 | 17 | 1 | 1 | 7 | 5 | 2.18 | 1.21 |
2021 | 51 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | 5 | .500 | 188 | 42.2 | 38 | 6 | 22 | 2 | 0 | 41 | 5 | 0 | 19 | 15 | 3.16 | 1.41 | |
MLB:2年 | 73 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 5 | 0 | 10 | .545 | 275 | 63.1 | 51 | 8 | 34 | 3 | 0 | 58 | 6 | 1 | 26 | 20 | 2.84 | 1.34 |
- 2021年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 62(2020年 - )
代表歴
[編集]脚注
[編集]- ^ “Blake Taylor Contract Details, Salaries, & Earnings” (English). Spotrac. 2022年10月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k MLB公式プロフィール参照
- ^ “LHP Blake Taylor acquired from Pittsburgh to complete trade” (英語). MLB.com (2014年6月14日). 2021年5月26日閲覧。
- ^ “Managers, rosters and schedule announced for the Brooklyn, N.Y. WBC qualifier” (英語). MLB.com (2016年8月26日). 2021年5月26日閲覧。
- ^ 2019年にシラキュース・チーフスより球団名変更及びメッツ傘下
- ^ “Mets roster notes” (英語). MLB.com (2019年11月4日). 2021年5月26日閲覧。
- ^ “Astros acquire two prospects for Mets in exchange for Marisnick”. MLB.com (2019年12月5日). 2021年5月26日閲覧。
- ^ Brian McTaggart (2020年7月23日). “Astros set Opening Day roster; 'pen up in air” (英語). MLB.com. 2021年5月26日閲覧。
- ^ “Seattle Mariners at Houston Astros Box Score, July 24, 2020” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月26日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2021』廣済堂出版、2021年、197頁頁。ISBN 978-4-331-52322-3。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Blake Taylor stats MiLB.com
- Blake Taylor (@blakemtaylor) - Instagram