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ブリクストン・アカデミー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブリクストン・アカデミー
Brixton Academy
情報
正式名称 O2アカデミー・ブリクストン
旧名称 ジ・アストリア
サンダウン・センター
フェア・ディール
カーリング・アカデミー・ブリクストン
開館 1929年
収容人員 4,921人
用途 コンサート会場
運営 Academy Music Group
所在地 イングランドの旗 イングランド ロンドン ブリクストン
ストックウェル・ロード211
位置 北緯51度27分54.38秒 西経0度6分53.72秒 / 北緯51.4651056度 西経0.1149222度 / 51.4651056; -0.1149222 (ブリクストン・アカデミー
Brixton Academy
)
座標: 北緯51度27分54.38秒 西経0度6分53.72秒 / 北緯51.4651056度 西経0.1149222度 / 51.4651056; -0.1149222 (ブリクストン・アカデミー
Brixton Academy
)
アクセス ブリクストン駅より徒歩5分
ストックウェル駅より徒歩10分
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ブリクストン・アカデミーBrixton Academy)は、イギリスロンドン南部のブリクストンにあるコンサート会場である。現在の正式名称はO2アカデミー・ブリクストン(O2 Academy, Brixton)。

概要

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ロンドンの非アリーナ会場としては最大のコンサート会場であり、収容人数は最大4,921人(1階スタンディング3,760人、2階席1,083人、2階スタンディング78人。オールシーティングの場合の収容人数は2,391人)である[1]セックス・ピストルズボブ・ディランローリング・ストーンズレディオヘッドザ・クラッシュN.E.R.Dキングス・オブ・レオンフー・ファイターズコールドプレイミッシー・エリオットピンクR.E.M.ピクシーズといった国内外の有名アーティストがUKツアーやヨーロッパ・ツアーの会場として使用している[2]1994年から12年連続でNME「ベスト会場賞」を受賞した[3]

歴史

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1929年、ストックウェル・ロードのプライベートガーデンに映画館劇場として開館し、アストリア劇場(The Astoria)と命名された。設計はトーマス・サマフォード、E・A・ストーンで、杮落し上映はアル・ジョンソン主演の「シンギング・フール英語版」であった[1]アール・デコ調の内装やプロセニアム・アーチは開館当時からあるもので、現在でもこの会場を特徴付けている[4]

「アストリア」は1972年に閉館し、ロック・コンサート会場「サンダウン・センター(Sundown Centre)」としてリニューアルオープンしたが、わずか4ヶ月後に再び閉館。第二級指定建築物に指定されたこの会場も一時は取り壊しの危機に遭ったが、再開発計画は破棄され、その後は映画関連会社の販売店として利用された[1]

1981年に「フェア・ディール(The Fair Deal)」として再オープン。UB40が杮落し公演を行い、翌年にはザ・クラッシュがツアーのなかで使用したが、負債を抱えた会場はまたも閉館を余儀なくされる[1]1983年にサイモン・パークスがわずか1ポンドで購入し、ブリクストン・アカデミーとして再オープンさせた。熱心な音楽ファンだったパークスによって、ローリング・ストーンズブルース・スプリングスティーンボブ・ディランデヴィッド・ボウイU2レディオヘッドらがこの地に招かれた[5]。その他エリック・クラプトンダイアー・ストレイツポリスリハーサルに使用し、ワムカルチャー・クラブミュージッククリップの撮影に使用するなど、次第に名会場としての地位を確固たるものにした[4]

1995年にパークスによって売却され、2000年には50万ポンドをかけて全面改装が施された[4][6]。現在、運営元のAcademy Music Groupと携帯電話会社O2との提携により、O2アカデミー・ブリクストンを正式名称としている[1]

ブリクストン・アカデミーで録音されたライヴ・アルバム

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セックス・ピストルズのライヴ風景(2007年)

括弧内は録音年。映像作品を含む。

アクセス

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ロンドン地下鉄

脚注

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  1. ^ a b c d e Tony Fenton, David Thompson, Ray Martinez, Ken Roe. “O2 Academy Brixton”. Cinema Treasures. 2014年9月18日閲覧。
  2. ^ venue info”. amg. 2014年9月18日閲覧。
  3. ^ Jen Wilson (October 01, 2008). “NME Awards Moves To Brixton Academy”. billboard. 2014年9月18日閲覧。
  4. ^ a b c Simon Parkes; JS Rafaeli (2014). Live At the Brixton Academy: A Riotous Life in the Music Business. Serpent's Tail. ISBN 978-1846689567 
  5. ^ Tim Lewis (24 January 2014). “The Clash… and clashes with yardies: the man behind Brixton Academy”. The Observer. 2014年9月18日閲覧。
  6. ^ Chris Barrett (2000). “Global Music Pulse”. Billboard (Nielsen Business Media, Inc.) 112 (15): 53. 

外部リンク

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