フレッド・ジャクソン
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フレッド・ジャクソン Fred Jackson | |
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生誕 | 1929年 |
出身地 | アメリカ合衆国 ジョージア州アトランタ |
ジャンル | ソウル・ジャズ、R&B、ソウル |
職業 | ミュージシャン |
担当楽器 | テナー・サックス |
活動期間 | 1950年代 - 1960年代 |
レーベル | ブルーノート |
フレッド・ジャクソン(Fred Jackson、1929年 - )は、アメリカのジャズ、R&Bのテナー・サックス奏者。
略歴
[編集]アメリカ・ジョージア州アトランタでR&Bのテナー・サックス奏者として活動を始める[1][2][3][4]。1951年から1953年にかけて、リトル・リチャードのバンドで活動した[4]。歌手のビリー・ライトに同行し、サヴォイ・レコードに幾つかレコーディングを残した[3]。10年後に歌手ロイド・プライスのバンドに加わり、プライスの人気絶頂期のコンサート・ツアーで演奏した[4]。また、歌手のチャック・ウィリスのバンドリーダーとして活動した[5]。1961年、B.B.キングと一緒にレコーディングした[4]。
1960年初頭にジャズの録音をし始め、ブルーノートから幾つかのアルバムでソウル・ジャズのオルガン奏者ジョン・パットン、ベイビー・フェイス・ウィレットと共演[4]。1962年、ブルーノートで録音したフレッド・ジャクソン名義の唯一のリーダー・アルバム『Hootin' 'n Tootin'』を録音した[1][4](アルバムの録音に参加したオルガン奏者アール・ヴァン・ダイクはモータウン・レーベルのファンク・ブラザーズに加入した[6])。フレッド・ジャクソンはその後もブルーノートで録音されたセッションに参加したものの、1998年まで発売されず、CD再発されたアルバム『Hootin' 'n Tootin'』にてお目見えすることとなった[4]。
1960年代半ば以降、フレッド・ジャクソンはR&B、ソウルを演奏し続けた。
ディスコグラフィ
[編集]リーダー・アルバム
[編集]- 『フーティン・ン・トゥーティン』 - Hootin' 'n Tootin' (1962年、Blue Note)
参加アルバム
[編集]- 『フェイス・トゥ・フェイス』 - Face to Face (1961年、Blue Note)
- 『アロング・ケイム・ジョン』 - Along Came John (1963年、Blue Note)
- 『ザ・ウェイ・アイ・フィール』 - The Way I Feel (1964年、Blue Note)
- The Exciting Lloyd Price (1959年、ABC-Paramount)
- This Is My Band (1963年、Double-L)
脚注
[編集]- ^ a b Living Blues (Oxford, MS: Center for the Study of Southern Culture, Univ. of Miss.) (182-187): 8. (2006). ISSN 0024-5232. OCLC 3759004.
- ^ Blues Unlimited (London: BU Publications Ltd.) (148-149): 53. (1988). ISSN 0006-5153.
- ^ a b Dahl, Bill (2003). “Billy Wright”. All Music Guide to Soul: The Definitive Guide to R&B and Soul. allmusic. V. Bogdanov, C. Woodstra, S. Erlewine. Milwaukee, WI: Hal Leonard. p. 777 2011年11月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g Erlewine, Steven Thomas. “Fred Jackson”. Allmusic. 2011年11月9日閲覧。
- ^ Living Blues (Oxford, MS: Center for the Study of Southern Culture, Univ. of Miss.) (84-89): 56. (1989). ISSN 0024-5232. OCLC 3759004.
- ^ Dahl, Bill (2001). Motown: The Golden Years. Iola, WI: Krause. ISBN 978-0-87349-286-7 2011年11月9日閲覧。