フランク・オーテンジオ

フランク・オーテンジオ
*Frank Ortenzio*
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州フレズノ
生年月日	1951年2月24日（73歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 215 lb ＝約97.5 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手、一塁手
プロ入り	1969年 MLBドラフト47巡目
初出場	MLB / 1973年9月9日; NPB / 1979年4月7日
最終出場	MLB / 1973年9月30日; NPB / 1980年7月6日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	サンホアキンメモリアル高校; カンザスシティ・ロイヤルズ (1973); 南海ホークス (1979 - 1980);
	この表について

フランク・ジョセフ・オーテンジオ・ジュニア（Frank Joseph Ortenzio Jr.、1951年 2月24日 - ）は、イタリア系アメリカ人のの元プロ野球選手（外野手、内野手）。日本での登録名は「王天上」（おうてんじょう）。

来歴・人物

メジャーでは、1973年にカンザスシティ・ロイヤルズで9試合出場のみ。

1977年にAAAで本塁打王・打点王の二冠を獲得しMVPに輝く。1978年のシーズンオフに当時打撃不振に悩んでいた南海ホークスに入団^[1]。オープン戦当初は本名でプレーしていたが、世界の本塁打王・王貞治の上を行ってほしいと言う球団側の意向から、オーテンジオをもじって「王天上」を登録名にした^[1]^[2]。

初年度の1979年はカルロス・メイと共に打線の中心を担い、23本塁打を放つも、打率は.248にとどまる。2シーズン目は36試合7本塁打と出場機会も減少し、後期開始直後の7月9日に任意引退選手となった^[1]。

アメリカではその大きな体から、北アメリカのヘラジカを意味する「ムース」というあだ名で呼ばれていた。1977年のシーズン中に解任されたホークスの前監督・野村克也と同じあだ名だった^[1]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
1973	KC	9	27	25	1	7	2	1	12	6	0	0	0	2	0	0	6	0	.280	.333	.480	.813
1979	南海	113	425	387	39	96	9	23	174	56	2	1	3	32	3	3	93	4	.248	.308	.450	.758
1980	南海	36	111	101	15	26	8	7	55	14	0	1	0	10	1	0	22	0	.257	.324	.545	.869
MLB:1年		9	27	25	1	7	2	1	12	6	0	0	0	2	0	0	6	0	.280	.333	.480	.813
NPB:2年		149	536	488	54	122	17	30	229	70	2	2	3	42	4	3	115	4	.250	.312	.469	.781

背番号

17（1973年）
42（1979年 - 1980年）

脚注

^ ^a ^b ^c ^d “【12月12日】1978年（昭53）世界の王よりも上に！王天上、ホークス入り内定 - 日めくりプロ野球”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 2008年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月1日閲覧。
^ “球史に残る珍名も…変わった登録名や本名を持つ“助っ人列伝””. BASEBALL KING (2021年2月16日). 2022年1月2日閲覧。

外部リンク

個人年度別成績王天上 - NPB.jp 日本野球機構
選手の通算成績と情報 Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

[sponichi-1] “【12月12日】1978年（昭53）世界の王よりも上に！王天上、ホークス入り内定 - 日めくりプロ野球”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 2008年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月1日閲覧。

[2] “球史に残る珍名も…変わった登録名や本名を持つ“助っ人列伝””. BASEBALL KING (2021年2月16日). 2022年1月2日閲覧。

[1]

[2]

来歴・人物

詳細情報

年度別打撃成績

背番号

脚注

関連項目

外部リンク