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フランクミュージック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フランクミュージック
Frankmusik
『Lovebox Festival』にて(2009年)
基本情報
出生名 ヴィンセント・ジェームズ・ターナー[1]
別名 Vincent Did It
生誕 (1985-10-09) 1985年10月9日(39歳)
出身地 イングランドの旗 イングランドロンドン
ジャンル
職業 シンガーソングライター
担当楽器
活動期間 2006年 -
レーベル
公式サイト frankmusik.com

フランクミュージックFrankmusik, 1985年10月9日 - )は、イギリスロンドン出身のシンセポップミュージシャンである。

来歴

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2007年秋、David Norlandと共同設立したレーベル、Apparent RecordsからデビューEP『Frankisum』をリリースし、本作が話題となり、すぐにユニバーサル/アイランドと契約した。

2009年、シングル「In Step」「Confusion Girl」「3 Little Words」を収録したファーストアルバム『Complete Me』を発表し、イギリスのアルバムチャートで13位を記録した。同年、KeanePet Shop Boysの英国ツアーのオープニングアクトを務め、レディー・ガガ("Eh Eh [Nothing Else I Can Say]")やErasure("Phantom Bride")など、他のアーティストのリミックスを担当し続けた。

その後、アメリカに拠点を移し、インタースコープと契約して2作目となる2011年の『Do It in the AM』を発表し、英国ビルボードのトップダンス/エレクトロニック・アルバム・チャートにランクインした。また、同年に発売されたErasureのアルバム『Tomorrow's World』のトータルプロデュースも担当。

メジャーレーベルを退社した後、インディーズ活動を再開した。同年末には3枚目のアルバム『Between』とそのアコースティック版『Between Us』をリリースした。

2014年には4枚目のアルバム『By Nicole』が続き、その1年後に5枚目のアルバム『For You』がリリースされた[2]

年譜

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  • 2007年、インディーズでデビューEP『Frankisum』を発表。
  • 2008年11月23日、Island Recordsから発売され、1作目のシングル「3 Little Words」でメジャーデビューを果たす。
  • 2009年4月12日、2作目のシングル「Better Off As 2」を発売。全英シングルチャートで26位を記録した。
  • 2009年7月19日、3作目のシングル「Confusion Girl」を発売。
  • 2009年7月31日、ファーストアルバム『Complete Me』を発売され、全英アルバム・チャートで13位を記録した。[3]同年、キーンペット・ショップ・ボーイズのライブツアーにサポートアクトとして出演。[4]
  • 2010年、Far East Movementのアルバム『Free Wired』収録曲「Fighting for Air」に参加。また、同バンドの「Rocketeer」のミュージックビデオに出演。
  • 2011年、Erasureの14作目のスタジオ・アルバム『Tomorrow's World』のトータルプロデュースを担当。2011年10月から11月にかけて、Erasureの米国およびヨーロッパでのツアーのサポートアクトを務めた。
  • 2011年9月、2枚目のスタジオ・アルバム『Do It in the AM』を発売し、全英アルバム・チャートで178位を記録。
  • 2011年10月、自身の公式ツイッターでIsland Recordsとの契約終了を発表。
  • 2012年1月、Vincent Did Itと改名してフリー活動を開始したことを発表。
  • 2012年9月、Vincent Did It名義でEP『The SOPA Opera』を発表。
  • 2012年10月、旧芸名に戻ることを発表し、Frankmusik名義でシングル「Fast as I Can」を発表。
  • 2013年2月、EP『Far+from+Over』を無料デジタル・ダウンロードで発売。
  • 2013年6月、2年ぶり3枚目のスタジオ・アルバム『Between』を自主制作で発売。
  • 2021年、ファースト・アルバム『Complete Me』収録曲の著作権を持たないため、『Complete Me』を再録音する意向を発表。
  • 2022年、ファースト・アルバムからの新録バージョンの各曲は毎月リリースされ、年末には再録音スタジオ・アルバム『Completed』を発売予定。

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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通算 タイトル アルバム詳細 チャート最高位
UK
[5]
IRL
[6]
1st Complete Me 13 85
2nd Do It in the AM
  • 発売日: 2011年9月23日
  • レーベル: Island
  • フォーマット: CD, デジタル・ダウンロード
3rd Between
  • 発売日: 2013年6月7日
  • レーベル: VDI USA Inc.
  • フォーマット: CD, デジタル・ダウンロード
4th By Nicole
  • 発売日: 2014年4月28日
  • レーベル: VDI USA Inc.
  • フォーマット: CD, デジタル・ダウンロード
5th For You
  • 発売日: 2015年10月9日
  • レーベル: VDI USA Inc.
  • フォーマット: CD, デジタル・ダウンロード
6th Carissimi
  • 発売日: 2021年11月8日
  • レーベル: VDI USA Inc.
  • フォーマット: CD, デジタル・ダウンロード
Completed
  • 発売日: 2022年12月31日
  • レーベル: VDI USA Inc.
  • フォーマット: CD, LP, デジタル・ダウンロード

EP

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通算 タイトル アルバム詳細
1 Frankisum
2 The SOPA Opera
  • 発売日: 2012年9月
  • レーベル: 自主制作
  • フォーマット: デジタル・ダウンロード
  • Vincent Did It名義でリリース
3 Far+from+Over
  • 発売日: 2013年2月14日
  • レーベル: 自主制作
  • フォーマット: デジタル・ダウンロード
4 The Moongazer
  • 発売日: 2014年7月10日
  • レーベル: VDI USA Inc.
  • フォーマット: CD
5 Day Break
  • 発売日: 2016年7月21日
  • レーベル: Killpop
  • フォーマット: デジタル・ダウンロード
6 SS17
  • 発売日: 2017年6月17日
  • レーベル: 自主制作
  • フォーマット: デジタル・ダウンロード
7 AW17
  • 発売日: 2017年10月7日
  • レーベル: 自主制作
  • フォーマット: デジタル・ダウンロード

楽曲提供

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時期 曲名 アーティスト 提供 収録アルバム
2009年 First Place Tinchy Stryder 作曲(共作)、プロデュース Catch 22
2010年 Wish I Stayed Ellie Goulding プロデュース Lights
2011年 (We Do It) Primo Colette Carr 作曲(共作)、プロデュース Skitszo
When I Start To (Break It All Down) Erasure プロデュース Tomorrow's World
Be with You
Fill Us with Fire
What Will I Say When You're Gone?
You Got to Save Me Right Now
A Whole Lotta Love Run Riot
I Lose Myself
Then I Go Twisting
Just When I Thought It Was Ending
Shot to the Heart
When I Start To (Break It All Down)
2012年 F16 Colette Carr 作曲(共作)、プロデュース Skitszo
Drive & Smoke SRH プロデュース City Switch EP
Dufferluv
Got That (feat. Mike Posner)
Hometown Heroes
I Tried
Hometown Heroes (Remix)

主なリミックス

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脚注

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  1. ^ Frankmusik Interview (at Metropolis Studios)”. 2021年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ23 April 2020閲覧。
  2. ^ Donelson, Marcy. “Frankmusik Biography”. AllMusic. 2023年4月29日閲覧。
  3. ^ Official UK Albums Top 100 – 22nd October 2011”. Official Charts. 1 March 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月19日閲覧。
  4. ^ Stevenson, Nick (8 January 2009). “Frankmusik to support, erm, Keane”. Mixmag. 2 March 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。4 February 2009閲覧。
  5. ^ UK Charts > Frankmusik”. Official Charts Company. 4 February 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月19日閲覧。
  6. ^ Frankmusik – Irish Charts”. irish-charts.com/ Hung Medien. 2022年2月19日閲覧。

外部リンク

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