フォーバレルコーヒー
表示
フォーバレルコーヒー(英語: Four Barrel Coffee)とはサンフランシスコのコーヒーショップチェーンで市内に4店舗ある[1]。競合するリチュアル・コーヒー・ロースターズやブルーボトルコーヒーのように地元でコーヒー豆を焙煎して販売したり、喫茶店を経営している[2]。経営する喫茶店では無料のWi-Fiや端末用電源を設置していない[3]。
2008年にリチュアルの創業者の一人であるジェレミー・トゥッカー(Jeremy Tooker)[4]がミッション地区に第一号店をオープンした[5]。店舗名の「フォーバレル」とは、エチオピア・コロンビア・グアテマラ・ケニアの4ヶ国のシングルオリジンコーヒーをローストした豆をそれぞれ別の樽に保管し、顧客が産地・品種・フレーバーを自由に組み合わせることができることに由来する[6]。
コーヒー豆の卸販売等のホールセールビジネスにも力を入れる方針。2015年現在Googleなど大企業のオフィス向けに豆の販売を行っており、Googleだけでも週に1000杯分の豆を納入している[7]。スーパーマーケット等への卸も行う予定があり、将来的には売上の8割をホールセールが占めると予想している[7]。
日本には2014年11月にWEB通販サイトへの商品供給の形で進出[8]。また2015年にLOG ROAD DAIKANYAMAにオープンする「TARTINE BAKERY & CAFE」にてコーヒーを提供する予定だったが[9]、TARTINE社が同年4月にブルーボトルコーヒーに買収されたため、この計画は白紙になった。
脚注
[編集]- ^ “Four Barrel Coffee Expands Again, to Portola”, Grub Street, (September 5, 2012)
- ^ “Blue Bottle Cashes in on Coffee Authenticity”, Wired.com, (October 16, 2012)
- ^ “Coffee shops are taking Wi-Fi off the menu”, LA Times, (August 8, 2010)
- ^ “Small Bay Area Coffee Roasters Spread Out”, The New York Times, (April 4, 2010)
- ^ “How an Obsession with Coffee Built a Four Barrel Success”, missionlocal.org, (August 30, 2010)
- ^ 4大サードウェーブコーヒー『フォーバレルコーヒー』が日本初上陸!SFで人気 - macaroni・2015年1月6日
- ^ a b サードウェーブは持続可能か? ── フォーバレル創業者ジェレミー・トゥッカーが語るビジネスモデル - GQ Japan・2015年3月9日
- ^ サード・ウエーブの代表格「フォーバレル・コーヒー」を日本初輸入! アメリカ西海岸のコーヒーを扱うWEBショップ「MERRY TIME」11月1日オープン - @Press News・2014年10月21日
- ^ 「(仮称)代官山東横線上部開発計画」施設名称および出店テナントの詳細が決定しました!! - 東京急行電鉄・2014年12月11日
外部リンク
[編集]- Official website
- Four Barrel Coffee on sfwiki.org