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ファンシー・ダンサー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ファンシー・ダンサー』
ボビー・ハンフリースタジオ・アルバム
リリース
録音 1975年8月5日 - 8月7日 カリフォルニア州ロサンゼルス サウンド・ファクトリー[1]
ジャンル ジャズ・ファンクフュージョン
時間
レーベル ブルーノート・レコード
プロデュース ラリー・マイゼル、チャック・デイヴィス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 133位(アメリカ[2]
  • ボビー・ハンフリー アルバム 年表
    サテン・ドール
    (1974年)
    ファンシー・ダンサー
    (1975年)
    テイラー・メイド
    (1977年)
    テンプレートを表示

    ファンシー・ダンサー』(Fancy Dancer)は、アメリカ合衆国ジャズフルート奏者、ボビー・ハンフリー1975年に録音・発表したスタジオ・アルバム。ハンフリーは本作を最後にブルーノート・レコードを離れた[3]

    反響・評価

    [編集]

    前作『サテン・ドール』(1974年)ほどの成功は収められず、アメリカの総合アルバム・チャートBillboard 200では最高133位に終わった[2]。また、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは24位、ジャズ・アルバム・チャートでは12位を記録した[2]。本作からのシングル「ウノ・エスタ」は『ビルボード』のR&Bシングル・チャートで82位を記録した[2]

    Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「中途半端な瞬間はなく、全編とも強力で捨て曲がない」「ワールドミュージック、ソウルジャズ、クラブ・ミュージック、ポップスなど、ハンフリーとマイゼル兄弟が織り込める限りの要素を内包した、斬新なインストゥルメンタル中心のファンクを創造している」と評している[3]ウィズ・カリファカレンシーのコラボレーションによるEP『Live in Concert』(2013年)では、本作収録曲「ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・グッド」および「プリーズ・セット・ミー・アット・イーズ」からのサンプリングが使用された[4]

    収録曲

    [編集]
    1. ウノ・エスタ - "Uno Esta" (Larry Mizell) - 6:46
    2. ザ・トリップ - "The Trip" (Chuck Davis, Doug Jones) - 5:41
    3. ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・グッド - "You Make Me Feel So Good" (L. Mizell, Fonce Mizell) - 6:16
    4. ファンシー・ダンサー - "Fancy Dancer" (Jerry Peters) - 5:47
    5. メスティゾ・アイズ - "Mestizo Eyes" (L. Mizell, F. Mizell, Warren Jordan) - 4:51
    6. スイーター・ザン・シュガー - "Sweeter Than Sugar" (C. Davis, Skip Scarborough) - 4:23
    7. プリーズ・セット・ミー・アット・イーズ - "Please Set Me at Ease" (L. Mizell, F. Mizell, Ruby Mizell) - 6:09

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    1. ^ Blue Note Records Discography: 1975-1976”. Jazz Discography Project. 2020年8月6日閲覧。
    2. ^ a b c d Bobbi Humphrey - Awards”. AllMusic. 2015年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月6日閲覧。
    3. ^ a b Jurek, Thom. “Fancy Dancer - Bobbi Humphrey”. AllMusic. 2020年8月6日閲覧。
    4. ^ Live in Concert EP by Wiz Khalifa: Album Samples, Covers and Remixes”. WhoSampled. 2020年8月6日閲覧。