ファイヴ-新・神話組曲
表示
『ファイヴ-新・神話組曲』 | ||||
---|---|---|---|---|
シンフォニー・エックス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | プログレッシブ・メタル | |||
時間 | ||||
レーベル |
インサイド・アウト・ミュージック EMIミュージック・ジャパン | |||
プロデュース |
エリック・レイチェル マイケル・ロメオ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
シンフォニー・エックス アルバム 年表 | ||||
|
『ファイヴ-新・神話組曲』(V:The New Mythology Suite)は、アメリカ合衆国のプログレッシブ・メタル・バンド、シンフォニー・エックスが2000年に発表したスタジオ・アルバム。
概要
[編集]シンフォニー・エックスの5作目のスタジオ・アルバムで、マイケル・レポンド初参加及びジェイソン・ルロ復帰作。アトランティスの物語、古代エジプト神話、占星術を扱ったコンセプト・アルバムとなっている。
楽曲の引用
[編集]本作は、バンドが確立したプログレッシブ・メタル・スタイルをよりヘヴィに継承しているだけでなく、ジュゼッペ・ヴェルディの「レクイエムのためのミサ」、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの「レクイエム・ミサ曲ニ短調」、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの「チェンバロ協奏曲ニ短調BWV1052」と「カンタータ第188番」、バルトーク・ベーラの「管弦楽のための協奏曲Sz.116、BB123」などのクラシック作品も多数引用されている。
シンフォニー・エックスの1998年のアルバム『トワイライト・イン・オリンポス』はタイトルトラックが収録されずリリースされているが、この時のセッションで作曲された未完成の楽曲が再加工され、『V』全体を通して断片的に採用され[1]、マイケル・ロメオによると本作の最終トラック「甦るアトランティス(パート2)」は未発表の「トワイライト・イン・オリンポス」の半分かそれ以上の部分が採用されている[2]。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「Prelude」(地球への降下) | |||
2. | 「Evolution (The Grand Design)」(大いなる進化の計画) | マイケル・ロメオ, ラッセル・アレン, ジェイソン・ルロ | ロメオ, マイケル・ピネーラ | |
3. | 「Fallen」(堕落―ベリアルの息子たち) | ロメオ, アレン, ルロ | ロメオ, ピネーラ, マイケル・レポンド, ルロ | |
4. | 「Transcendence (Segue)」(変容) | (インストゥルメンタル) | ロメオ | |
5. | 「Communion and the Oracle」(聖なる力,聖なる知恵) | ロメオ, ルロ | ロメオ, アレン | |
6. | 「The Bird-Serpent War/Cataclysm」(光と闇,善と悪の戦い) | ロメオ, アレン | ロメオ, ピネーラ | |
7. | 「On the Breath of Poseidon (Segue)」(海神ポセイドンの息) | (インストゥルメンタル) | ロメオ | |
8. | 「Egypt」(ラタの国,エジプト) | ロメオ, アレン, ルロ | ロメオ,ピネーラ, レポンド | |
9. | 「The Death of Balance/Lacrymosa」(光から闇へ) | (インストゥルメンタル) | ロメオ, ルロ | |
10. | 「Absence of Light」(光の喪失) | ロメオ, アレン | ロメオ, ピネーラ | |
11. | 「A Fool's Paradise」(愚者の楽園) | アレン, ピネーラ | ロメオ, ピネーラ | |
12. | 「Rediscovery (Segue)」(甦るアトランティス〈パート1〉) | (インストゥルメンタル) | ロメオ, ピネーラ | |
13. | 「Rediscovery (Part II) - The New Mythology」(甦るアトランティス〈パート2〉) | ロメオ, ピネーラ, アレン | ロメオ, ピネーラ, ルロ | |
合計時間: |
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ “FAQ”. Symphony X. 2024年3月24日閲覧。
- ^ Suripatty, Emo. “Miscellaneous... 'Interview with Symphony X'”. Silent Edge. 2014年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月24日閲覧。