ファイティング・with・ファイア
| ファイティング・with・ファイア | |
|---|---|
| Playing with Fire | |
| 監督 | アンディ・フィックマン |
| 脚本 |
ダン・ユエン マット・リーバーマン |
| 原案 | ダン・ユエン |
| 製作 |
トッド・ガーナー ショーン・ロビンズ |
| 製作総指揮 | マーク・モラン |
| 出演者 |
ジョン・シナ キーガン＝マイケル・キー ジョン・レグイザモ ブリアナ・ヒルデブランド |
| 音楽 | ネイサン・ワン |
| 撮影 | ディーン・セムラー |
| 編集 | エリザベット・ロナルズドッティル |
| 製作会社 |
パラマウント・プレイヤーズ ニコロデオン・ムービーズ ウォールデン・メディア ブロークン・ロード・プロダクションズ |
| 配給 |
 パラマウント映画 |
| 公開 |
2019年11月8日 劇場未公開 |
| 製作国 |
アメリカ合衆国 |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | 2990万ドル[1] |
| 興行収入 |
 $60,209,078[2] |
『ファイティング・with・ファイア』（原題: Playing with Fire）は2019年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画である。監督はアンディ・フィックマン、主演はジョン・シナが務めた。本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2020年6月3日にBlu-ray＋DVDセットが発売された[3]。
概略
[編集]山火事の消火活動中、消防士たちは3人の子供（ブリン、ウィル、ゾーイ）を救助した。両親との連絡が取れなかったため、彼らはやむなく3人を消防署で預かることにした。ところが、彼らは消防のエキスパートではあったが、子守に関しては素人以下の技能しかなかった。
本作は消防士たちが慣れない子守に悪戦苦闘する姿をユーモアたっぷりに描き出していく。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替。
- ジョン・シナ - ジェイク・カーソン（楠大典）
- キーガン＝マイケル・キー - マーク（間宮康弘）
- ジョン・レグイザモ - ロドリゴ（北沢洋）
- ブリアナ・ヒルデブランド - ブリン（佐藤里緒）
- デニス・ヘイスバート - リチャーズ（五王四郎）
- ジュディ・グリア - エイミー・ヒックス博士（所河ひとみ）
- クリスチャン・コンヴェリー - ウィル（永竹功幸）
- フィンレイ・ローズ・スレーター - ゾーイ（安藤柚）
- タイラー・メイン - アックス（吹替なし）
- リンダ・ボイド - パティ
製作
[編集]2018年10月15日、ジョン・シナが本作に出演することになったとの報道があった[4]。11月7日、アンディ・フィックマンが本作の監督に起用されたと報じられた[5]。2019年1月、ブリアナ・ヒルデブランド、ジュディ・グリア、ジョン・レグイザモ、キーガン＝マイケル・キーらがキャスト入りした[6][7][8]。製作サイドはロブ・グロンコウスキーにも本作への出演オファーを出していたが、スケジュールの都合で断られてしまった[9]。
本作の主要撮影はブリティッシュコロンビア州のバーナビーで2019年2月4日に始まり、同年3月29日に終わった[10]。
音楽
[編集]2019年10月4日、ネイサン・ワンが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[11]。11月8日、パラマウント・ミュージックが本作のサウンドトラックを発売した[12]。
公開・マーケティング
[編集]当初、本作は2020年3月20日に全米公開される予定だったが[13]、後に公開日は2019年11月8日に前倒しされることになった。その日に公開される予定だった『ソニック・ザ・ムービー』の公開延期を受けての措置であった[14]。
2019年7月17日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[15]。
興行収入
[編集]本作は『Midway』、『ラスト・クリスマス』、『ドクター・スリープ』と同じ週に封切られ、公開初週末に800万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが[16]、実際の数字はそれを上回るものとなった。2019年11月8日、本作は全米3125館で公開され、公開初週末に1272万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場3位となった[17]。
評価
[編集]本作は批評家から酷評されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには71件のレビューがあり、批評家支持率は21%、平均点は10点満点で3.96点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「悲しいことに、『ファイティング・with・ファイア』は精神的なダメージを与えかねないほど下らない作品に仕上がってしまった。」となっている[18]。また、Metacriticには14件のレビューがあり、加重平均値は24/100となっている[19]。なお、本作のCinemaScoreはB+となっている[20]。
出典
[編集]- ^ “Playing with Fire”. Box Office Mojo. 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Playing with Fire (2019)”. The Numbers. 2020年3月19日閲覧。
- ^ “ファイティング・with・ファイア ブルーレイ+DVD”. MBCユニバーサル. 2020年3月19日閲覧。
- ^ “John Cena to Star in ‘Playing With Fire’ for Paramount Players (EXCLUSIVE)”. Variety (2018年10月15日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Andy Fickman Signs on to Direct ‘Playing With Fire’ Starring John Cena (EXCLUSIVE)”. Variety (2018年11月7日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “'Deadpool' Actress Brianna Hildebrand Joins John Cena in 'Playing With Fire' (Exclusive)”. Hollywood Reporter (2019年1月10日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Judy Greer Joins Paramount Players’ ‘Playing With Fire’ Opposite John Cena”. Deadline.com (2019年1月17日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Keegan-Michael Key, John Leguizamo Joining John Cena in 'Playing With Fire' (Exclusive)”. Hollywood Reporter (2019年1月18日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “For Rob Gronkowski, Hollywood Awaits. Can He Make It There?”. Sports Illustrated (2019年1月29日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Filming in Vancouver: Katie Holmes, John Cena, A Million Little Things, and more”. Vancouver Inside (2018年12月10日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Nathan Wang Scoring Andy Fickman’s ‘Playing with Fire’”. Film Music Reporter (2019年10月4日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “‘Playing with Fire’ Soundtrack Released”. Film Music Reporter (2019年11月8日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Paramount Horror Pic ‘Crawl’ Creeps Up To July – Update”. Deadline.com (2019年3月6日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “‘A Quiet Place 2’ Going Earlier In 2020, ‘Playing With Fire’ Takes Over ‘Sonic’s November Spot: Paramount Release Date Changes”. Deadline.com (2019年5月24日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Playing with Fire - Official Trailer - In Theatres November”. YouTube (2019年7月17日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “'Midway' Set for #1 Finish as It Catches 'Doctor Sleep' Napping”. Box Office Mojo (2019年11月7日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Domestic 2019 Weekend 45 November 8-10, 2019”. Box Office Mojo. 2019年11月11日閲覧。
- ^ “Playing with Fire”. Rotten Tomatoes. 2020年3月18日閲覧。
- ^ “Playing with Fire (2019)”. Metacritic. 2020年3月18日閲覧。
- ^ “How ‘Doctor Sleep’ Went Into A Coma At The B.O. With Dreary $14M+ Opening, Following Surprise $17M+ Attack By ‘Midway’ – Sunday Postmortem”. Deadline.com (2019年11月10日). 2020年3月18日閲覧。
