ピーター・トムス
ピーター・トムス Peter Thoms | |
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出生名 | Peter Thoms |
職業 | ミュージシャン、作曲家 |
担当楽器 | キーボード、トロンボーン |
活動期間 | 1974年 – 現在 |
ピーター・トムス (Peter Thoms) は、オーストラリア生まれのイングランドのミュージシャン、作曲家で、かつてランドスケイプというバンドで、キーボードやトロンボーンを演奏していたことで知られている。
経歴
[編集]オーストラリアのメルボルンに生まれ育ち、当地でバンド活動を始め、後にシドニーに移ってミュージカル『ヘアー』に出演するなどした[1]。
1973年にロンドンへ移って演奏活動を始め、1974年にランドスケイプに参加した[1]。ランドスケイプは、当初は8人編成だったが、程なくしてリチャード・ジェームズ・バージェス(ボーカル、ドラムス)、クリストファー・ヒートン (Christopher Heaton)(キーボード)、アンディ・パスク(ベース)、ピーター・トムス(トロンボーン、キーボード)、ジョン・ウォルターズ(キーボード、木管楽器)の5人編成となった[1]。デビュー・アルバムを出す前からライブやツアーの実績を積んで支持者を獲得し、ようやく1979年にデビュー・アルバム『ランドスケイプ』がリリースされた。続く1981年のアルバム『火星のティー・ルームより... (From the Tea-Rooms of Mars...to the Hell-Holes of Uranus)』から、「Einstein A-Go-Go」が、全英チャートでトップ5に入るヒット曲となった。3枚目のアルバム『Manhattan Boogie-Woogie』は、ダンス・アルバムとして好評を得た。このアルバムのリリースの後、ヒートンとトムスはバンドを脱退し、バンドは3人編成のランドスケイプIII (Landscape III) と名乗るようになったが[2]、それも1984年に解散となった。
ランドスケイプの解散後、トムスはセッション・ミュージシャンとしての仕事を続け、ブームタウン・ラッツのホーン・セクションの一員としてライヴエイドに参加したほか、カイリー・ミノーグ、ティナ・ターナー、ジュールス・ホランド、ロジャー・ウォーターズ、ピート・タウンゼント、ミッジ・ユーロなどと共演した[1][3]。トムスはまた、トーマス・ドルビーの1984年のアルバム『地平球 (The Flat Earth)』にも参加しており、同年のドルビーのツアーにはトロンボーン奏者として加わっていた[1]。トムスは、2003年から2018年までの15年間、イギリスの音楽家ユニオン本部に勤めた[1][4]。その後は、活発な演奏活動に復帰した[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “Peter Thoms biography”. Landscape Music Ltd.. 2024年7月11日閲覧。
- ^ Huey, Steve. “Landscape”. AllMusic. 9 December 2015閲覧。
- ^ “Peter Thoms: Credits”. AllMusic. 12 December 2015閲覧。
- ^ “The Musician” (Spring 2015). 9 December 2015年12月9日閲覧。