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15はDOKI DOKI ピンクコング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピンコンから転送)
15はDOKI DOKI ピンクコング
愛称 ピンコン
ジャンル バラエティ番組
放送方式 生放送
放送期間 1987年 - 1990年(ナイターオフシーズンのみ)
放送時間 月-金曜 20:00 - 21:30(JST)(90分)
放送局 文化放送KBCラジオ
パーソナリティ 竹内靖夫
太田英明
鈴木びん
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15はDOKI DOKI ピンクコング』(いちごはドキドキ ピンクコング) は、1987年度から1989年度の下半期に文化放送で放送されていた若者向けのラジオ番組。略称「ピンコン」。

KBCラジオにも同時ネットされた(金曜日のみ別番組放送のため20時30分頃に飛び乗り。ジャンクション等はなく番組の途中からフェードインしていた)。

概要

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15(イチゴ)世代と言われた、当時15歳前後の団塊ジュニア世代を主なリスナーターゲットにした番組[1]。イチゴ世代に特化した番組作りを目指し、中学生を対象の中心とした「ラジオ初の中学生ワイド」として製作された[2]。タイトルの「15」はこれに由来し[1]、「ピンクコング」は、「キングコング」と「ピンク」を組み合わせた造語。

プロ野球のナイターオフ限定で、1987年10月より月曜から金曜の20:00 - 21:30の時間帯で放送された。パーソナリティバンブー竹内こと竹内靖夫アナ。ターゲットは『お遊びジョーズ』が10代後半 - 20代の若年層なのに対し、この番組では、15歳前後、つまり中高生にターゲットをしぼり、最近の流行などをテーマにして番組を構成していた。人気アイドルのコーナーも多く、旬の女性アイドルのゲスト出演などもあった。

プロ野球シーズン開幕に伴って1988年4月7日で一旦放送を終了するが、ファンの強い要望により1988年10月10日太田英明アナがメインパーソナリティの『15はDOKI DOKI ピンクコング'88』として再登場する。人気バンドレベッカのリーダーだった土橋安騎夫などがコーナーパーソナリティとして出演し、1989年3月に終了するまで続いた。1989年4月からはナイターインシーズンに入って文化放送ライオンズナイターが始まった後も本番組のシリーズ番組『ノオチンと太田さんのピンコン二人旅』(毎週日曜日 21:30 - 22:00)がスタート、この1989年度だけは本番組は通年放送とされていた[3]。そして1989年度は鈴木びんアナがパーソナリティの『15はDOKI DOKI ピンクコング3』として再々登場し、同年度が「ピンコン」ラストイヤーとなった。『ピンクコング3』では日替わりで出演するアイドルらタレントのパーソナリティがメインで、鈴木はあくまでそのサポートというスタイル[4]。この年は「考え抜く」をコンセプトにして、毎日硬軟交えた様々なテーマでリスナーから意見を募集し、みんなで考え抜こうという形で行った[4]。そして毎月15日を「15(いちご)の日」として、その日はデビューしたばかりのアイドルをゲストに迎えてのスペシャル構成で放送した[4]

主なコーナー

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1987年度
1988年度
  • 真里子とひかるのチャレンジ学園夢計画(1989年は「チャレンジ学園まりかるクラブ」として同じくこの番組内で放送)
  • 彩子と英明の15(イチゴ)のカンヅメ
  • 理佐ノオチンのDOKIDOKIトーク1.5
  • 全国ラジオ通信
    • ローカルラジオ番組を紹介。その番組のパーソナリティへのインタビューも行っていた。このコーナーの第1回は『PAO〜N ぼくらラジオ異星人』が紹介された[6]
  • DOKI DOKI 10BOYS NEXT DOOR
    • 21:10 - 21:20頃放送。女子が知りたい男子に関する情報を幅広く紹介[7]
1989年度
  • 本日の一押し
  • 15いちごの事件簿
    • ゲストパーソナリティが最近の自分の出来事についてフリートーク[8]
  • 明星ヤンソンアイドル情報
    • ゲストのアイドルに「こんなインタビューをしたい」という内容のはがきを寄せた中から選ばれたリスナーが記者になり、電話でゲストにインタビュー[8]
  • 考えヌキヌキコーナー
    • その日に決められたテーマに沿って、リスナー同士で電話で討論。電話出演したリスナーには、5,000円分の図書券、番組特製テレホンカード、番組特製「ビンビンヌキヌキティッシュ」が贈られた[8]
  • ピーと鳴ったらリクエスト・キャンピーズ微笑がえし
  • それゆけ新ピンバンド
  • まっちゃん拓美のちょっと聞いてよ
  • ナヴィとノオチンの今夜もグラッチェ

他多数

補足

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書籍

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  • 団塊ジュニア--15世代白書 消費心ドキドキ、リアルな生活シーンから、とらえたマーケティングドキュメント。(辻中俊樹・編、文化放送・著、ネットワーク・著 誠文堂新光社 1988年8月刊 ISBN 978-4-416-78841-7

脚注

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  1. ^ a b 月刊ラジオパラダイス 1988年10月号 p.72
  2. ^ 辻中俊樹『団塊ジュニア』p.11 - 16
  3. ^ ラジオパラダイス 1989年6月号 「ラジパラタイムス」p.76
  4. ^ a b c d ラジオパラダイス 1990年1月号「秋の新番組チェックSPECIAL 東京夜ワイド番組徹底分析」p.42
  5. ^ 朝日新聞 1988年1月11日朝刊ラジオ欄(21面)
  6. ^ ラジオパラダイス 1988年12月号 ラジパラタイムス「『全国ラジオ通信』を聞け!」p.74
  7. ^ ラジオパラダイス 1988年10月号「速報!!10月の改編ラジオ」p.29
  8. ^ a b c d 明星集英社)1990年2月号「雄叫びラジオ」p.216
  9. ^ ラジオパラダイス 1989年4月号 ラジパラタイムス p.75「QRの『15はDOKI DOKI ピンクコング』からピンコンドーナツ新発売!!」

関連項目

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文化放送 1987年度 - 1989年度 月 - 金曜20:00 - 21:30 (ナイターオフのみ)
前番組 番組名 次番組
15はDOKI DOKI ピンクコング