ピンクのモーツァルト
「ピンクのモーツァルト」 | ||||||||||
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松田聖子 の シングル | ||||||||||
初出アルバム『Seiko・Town』 | ||||||||||
B面 | 硝子のプリズム | |||||||||
リリース | ||||||||||
規格 | EP盤 | |||||||||
ジャンル | ポップ・ミュージック | |||||||||
時間 | ||||||||||
レーベル |
CBS・ソニー (8cmCD含む) Sony Records (12cmCD) | |||||||||
作詞 | 松本隆 | |||||||||
作曲 | 細野晴臣 | |||||||||
プロデュース | 若松宗雄 | |||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||||
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松田聖子 シングル 年表 | ||||||||||
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「ピンクのモーツァルト」は、1984年8月1日にCBS・ソニーからリリースされた松田聖子の18枚目のシングル[2]。規格品番:07SH 1540(EP盤)。EP盤はデビュー5周年記念特別仕様盤で初回生産分50万枚のみ8ページスペシャルポートレートジャケット、ピンクカラーの特製Seikoレコードレーベル&スリーブで発売された。1989年には8cmCD、2004年には紙ジャケット仕様の完全生産限定盤12cmCDとして再びリリースされている。
制作過程
[編集]「ピンクのモーツァルト」はカネボウ化粧品 '84秋のイメージソング。前々作の「Rock'n Rouge」に次いでの採用となった。
歌詞の内容は恋愛に関するもので、音楽家のモーツァルトとは一切関係ない。歌詞には曲名と同じ「ピンクのモーツァルト」が何度も出てくるが、それが具体的に何であるのかは説明されていない[3]。
サウンドでは、ヴァイオリンなどクラシック系の楽器が多用された[4]。 本作の発表をきっかけに、モーツァルトのイメージカラーがそれまでの″青″からピンクになったとされる[3]。
別バージョン・チャート成績
[編集]「ピンクのモーツァルト」は、1984年12月8日に発売された通算10作目のオリジナル・アルバム『Windy Shadow』にも収録されている。アルバムの初版プレスにはシングル・ヴァージョンで収録されていたが、セカンドプレス以降は、表記がないがサウンド・エフェクトが施されたアルバム・ヴァージョンに差し替えられている。それ以前に発売されたベスト・アルバム『Seiko・Town』には、シングルの両面が収録された。
メディアでの披露
[編集]スポンサーの都合で、『夜のヒットスタジオ』(カネボウのライバル企業である資生堂が筆頭スポンサー)ではシングル発売期間中、1984年9月10日放送分の1度しか披露することができなかった。それまでの期間は「夏服のイヴ」「硝子のプリズム」をそれぞれ2回ずつ代わりに披露する形で出演を継続していた。
収録曲
[編集]- ピンクのモーツァルト(3:57)
- 硝子のプリズム(3:34)
カバー
[編集]「ピンクのモーツァルト」をカバーしたアーティスト
- CHINEPHILE(2003年、アルバム『KAYOMANIA』に収録)
「硝子のプリズム」をカバーしたアーティスト
関連作品
[編集]- ピンクのモーツァルト
- 硝子のプリズム
脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- スージー鈴木『1984年の歌謡曲』イースト・プレス〈イースト新書〉、2017年2月。ISBN 978-4-7816-5080-7。
- 中川右介『松田聖子と中森明菜 1980年代の革命』朝日新聞出版〈朝日文庫〉、2014年12月30日。ISBN 978-4-02-261814-6。