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ピメリン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピメリン酸
Pimelic acid
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識別情報
CAS登録番号 111-16-0 チェック
特性
化学式 C7H12O4
モル質量 160.17 g/mol
密度 1.28 g/cm3
融点

103–105 °C

沸点

(分解)

酸解離定数 pKa pKa1 = 4.71 pKa2 = 5.58 [1]
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ピメリン酸(ピメリンさん、: Pimelic acid)は、炭素数7の直鎖飽和脂肪族ジカルボン酸。化学式はHO2C(CH2)5CO2Hで表される。ピメリン酸の誘導体は、アミノ酸の一種のリシンの生合成に関与する。同じジカルボン酸のアジピン酸より一つ多いメチレン基をもち、ポリエステルポリアミドの前駆体となる。

シクロヘキサノンサリチル酸からの合成経路がある[2] 前者の経路では、エノラートと反応するシュウ酸ジメチルから炭素が供給される。

関連項目

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脚注

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  1. ^ CRC Handbook of Chemistry and Physics 83rd ed. p.8-52
  2. ^ Snyder, H. R.; Brooks, A. L.; Shapiro, S. H. "Pimelic Acid from Cyclohexanone" and Müller, A. "Pimelic Acid from Salicylic Acid" Organic Syntheses, Collected Volume 2, p.531 (1943). http://www.orgsyn.org/orgsyn/pdfs/CV2P0531.pdf