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ビージェイ・リー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビージェイ・リー Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム バーナード・ロベルト・リー・ジュニア
ラテン文字 Bernard Robert Lee, Jr.[1]
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 100m, 200m
大学 アメリカ合衆国の旗 ニューメキシコ大学
アメリカ合衆国の旗 南カリフォルニア大学
生年月日 (1993-03-05) 1993年3月5日(31歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 カリフォルニア州ドゥアルテ英語版
身長 167cm
体重 71kg
成績
地域大会決勝 パンアメリカン競技大会
100m 6位 (2015年)
200m 8位 (2015年)
4x100mR 優勝 (2015年)
国内大会決勝 全米選手権
100m 5位 (2017年)
200m 4位 (2015年)
自己ベスト
100m 9秒99 (2015年)
9秒94w (2015年)
200m 20秒11 (2015年)
獲得メダル
陸上競技
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
世界選手権
2017 ロンドン 4x100mR
パンアメリカン競技大会
2015 トロント 4x100mR
北中米カリブ選手権
2015 サンホセ 4x100mR
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ビージェイ・リーBeejay Lee、本名:バーナード・ロベルト・リー・ジュニア、Bernard Robert Lee, Jr.、1993年3月5日 ‐ )は、アメリカ合衆国ドゥアルテ英語版出身の陸上競技選手。専門は短距離走100mで9秒99、200mで20秒11の自己ベストを持つ。2017年ロンドン世界選手権男子4×100mリレーの銀メダリストである(予選のみ出場)。

経歴

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高校時代

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ウェストコビーナ高校 (enではアメリカンフットボールに取り組み(ポジションはランニングバックとキックリターナー)、2010年と2011年にカリフォルニア学校教育連盟選手権(California Interscholastic Federation championships)で優勝を経験した。高校2年生の時に、アメリカンフットボールがシーズンオフの時に陸上チームに参加して才能を見出されると、高校3年時にはレベルの高いカリフォルニア州の大会の男子200mで3位に入った[2]

大学時代

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アメリカンフットボールと陸上競技をするためニューメキシコ大学に進んだが、アメリカンフットボールでは出番が回ってこなかった。しかし、陸上競技では1年目から全米学生選手権(NCAA選手権)男子100mに出場、マウンテン・ウェスト・カンファレンス (en選手権男子200mでは優勝するなど活躍。1シーズンだけニューメキシコ大学で過ごし、南カリフォルニア大学に編入した[3][2]

南カリフォルニア大学では全米学生選手権の個人種目で決勝に進出することはできなかったが、男子4×100mリレーでは2014年と2015年に表彰台にあと一歩と迫る4位に入った。パシフィック12カンファレンス選手権では2013年の男子100mで1度、2014年と2015年の男子4×100mリレーで2度の優勝を経験した[4][5]

2015年6月の全米選手権では男子100mと男子200mで決勝に進出した。南カリフォルニア大学の選手が100mと200mの両種目で決勝に進出したのは(同一シーズンに限る)、1981年のジェームズ・サンフォード英語版以来の快挙となった[6]。男子100mは予選で10秒の壁を初めて破る9秒99(+1.7)、準決勝は追い風参考記録ながら2ラウンド連続の9秒台となる9秒94(+3.7)をマークしたが、決勝は10秒08(0.0)とタイムを落として6位に終わった(3位と0秒11差)。男子200mは予選を自己ベストの20秒18(+1.7)、準決勝を20秒43(-1.3)で突破し、決勝は予選のタイムを更に縮める20秒11(+0.4)の自己ベストをマークしたが、3位のウォーレス・スピアーモンに0秒01及ばず、惜しくも北京世界選手権アメリカ代表の座を逃した[7]

大学卒業以降

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2017年6月の全米選手権男子100mでは2年ぶりに決勝に進出し、10秒11(-0.7)をマークして過去最高の5位に入った(3位と0秒05差)[8]。この結果、ロンドン世界選手権男子4×100mリレーのアメリカ代表に選出[9]。迎えた8月のロンドン世界選手権男子4×100mリレー予選ではアメリカチームの3走を務め[注 1]、37秒70の全体1位で決勝進出に貢献した(決勝は未出場)[10]

自己ベスト

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記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 9秒99 (+1.7) 2015年6月25日 アメリカ合衆国の旗 ユージーン
9秒94w (+3.7) 2015年6月26日 アメリカ合衆国の旗 ユージーン 追い風参考記録
200m 20秒11 (+0.4) 2015年6月28日 アメリカ合衆国の旗 ユージーン
室内
60m 6秒61 2015年2月28日 アメリカ合衆国の旗 シアトル
200m 21秒00 2015年2月7日 アメリカ合衆国の旗 リンカーン

主要大会成績

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大会 場所 種目 結果 記録 備考
2015 パンアメリカン競技大会 (en カナダの旗 トロント 100m 6位 10秒17 (+1.1)
200m 8位 20秒74 (+0.3)
4x100mR 優勝 38秒27 (1走)
北中米カリブ選手権 (en コスタリカの旗 サンホセ 100m 8位 10秒36 (-0.1)
4x100mR 2位 38秒45 (3走)
2017 世界選手権 イギリスの旗 ロンドン 4x100mR 予選1組1着 37秒70 (3走) 決勝進出[注 2]

脚注

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注釈

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  1. ^ 予選のアメリカのオーダーは、1走マイク・ロジャース、2走ジャスティン・ガトリン、3走リー、4走クリスチャン・コールマン
  2. ^ 予選のみ出場。決勝のアメリカは37秒52で銀メダル獲得。

出典

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  1. ^ プロフィール”. ニューメキシコ大学 (2017年7月27日). 2017年7月27日閲覧。
  2. ^ a b BeeJay Lee's Second Dream”. Neon Tommy (2015年4月3日). 2017年7月27日閲覧。
  3. ^ ニューメキシコ大学時代の成績”. TFRRS (2017年7月27日). 2017年7月27日閲覧。
  4. ^ 南カリフォルニア大学時代の成績”. TFRRS (2017年7月27日). 2017年7月27日閲覧。
  5. ^ プロフィール”. 全米オリンピック委員会 (2017年7月27日). 2017年7月27日閲覧。
  6. ^ Lee Takes Fourth In USATF 200m Final; 13Trojans Make U.S. Junior Or Senior Teams”. 南カリフォルニア大学. 2015年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月27日閲覧。
  7. ^ 2015年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟 (2015年). 2016年4月12日閲覧。
  8. ^ 2017年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟 (2017年7月27日). 2017年7月27日閲覧。
  9. ^ Four world and eight Olympic champions lead US squad for IAAF World Championships London 2017”. 国際陸上競技連盟 (2017年7月25日). 2017年7月27日閲覧。
  10. ^ 2017年世界選手権男子4×100mリレー予選リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2017年8月13日). 2017年8月13日閲覧。

外部リンク

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