ビワ (馬主)
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有限会社ビワは、日本中央競馬会(JRA)に登録されていた法人馬主である。勝負服の柄は白、赤菱山形、水色袖[1]。冠名には社名より「ビワ」を用いた。代表者は中島智津子。
概要
[編集]もともと個人でJRAに馬主登録されていた中島勇が、法人へ変更したことにより有限会社ビワとして馬主登録された。勝負服の柄は中島が使用していた黒、桃鋸歯形を受け継いで使用していたが、後に白、赤菱山形、水色袖に変更されている。
略歴
[編集]- 1992年 - デイリー杯3歳ステークスをビワハヤヒデが制し、重賞競走初勝利。
- 1993年 - 菊花賞をビワハヤヒデが制して所有馬がGI競走初勝利を挙げている。ビワハヤヒデは1993年にJRA賞年度代表馬とJRA賞最優秀4歳牡馬、翌1994年にはJRA賞最優秀5歳以上牡馬を受賞した。
- 1995年 - ビワハイジがJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞した。
- 2002年 - 代表の中島勇が死去[2]、その後12月4日に代表者が中島勇から中島智津子に変更される[3]。
- 2003年 - ビワシンセイキがかきつばた記念を制して所有馬がダートグレード競走初勝利を挙げた。
- 2004年 - 馬主業から撤退した。
主な所有馬
[編集]GI競走優勝馬
[編集]- ビワハヤヒデ(1992年デイリー杯3歳ステークス、1993年神戸新聞杯、菊花賞、1994年 京都記念、天皇賞・春、宝塚記念、オールカマー)
- ビワハイジ(1995年札幌3歳ステークス、阪神3歳牝馬ステークス、1998年京都牝馬特別)
重賞競走優勝馬
[編集]- ビワタケヒデ(1998年ラジオたんぱ賞)
- ビワシンセイキ(2003年かきつばた記念、とちぎマロニエカップ)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “有限会社 ビワ | データベース”. netkeiba.com. netkeiba. 2024年3月25日閲覧。
- ^ “人の縁に導かれた超一流の繁殖牝馬/ビワハイジを悼む”. 極ウマ. 日刊スポーツ (2022年2月26日). 2023年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月25日閲覧。
- ^ “法人馬主代表者変更通知(02/12/04)”. 国内競馬情報. 競馬文化フォーラム (2002年12月18日). 2004年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月25日閲覧。
関連項目
[編集]- 資生園早田牧場 - 生産馬を多く所有していた。