ビルマカラヤマドリ
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ビルマカラヤマドリ | |||||||||||||||||||||||||||
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ビルマカラヤマドリ Syrmaticus humiae
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ワシントン条約附属書I
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Syrmaticus humiae (Hume, 1881) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ビルマカラヤマドリ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Hume's pheasant |
ビルマカラヤマドリ(緬甸唐山鳥、Syrmaticus humiae)は、キジ目キジ科ヤマドリ属に分類される鳥類。
分布
[編集]- S. h. burmanicus
タイ北東部、中華人民共和国(雲南省南東部)、ミャンマー北東部
- S. h. humiae
形態
[編集]全長オス90-96cm、メス48-60cm。翼長オス20.6-22.5cm、メス19.8-21cm。体重オス1kg、メス0.7kg。尾羽はやや長い。
虹彩は黄褐色。嘴の色彩は象牙色。後肢の色彩は灰色。卵は長径4.9cm、短径3.5cm、卵を覆う殻は淡黄色や淡ピンク色を帯びた白。
オスは頭部から頸部は青みがかった黒や灰色で被われる。胴体は赤褐色の羽毛で被われ、背にアルファベットの「V」字状の白い筋模様が入る。翼には2本の白い筋模様が入る。尾羽の色彩は白で、褐色や黒の横縞が入る。メスは全身が褐色の羽毛で被われ、黒い斑紋が入る。
- S. h. burmanicus
腰は羽毛の外縁(羽縁)が白の黒い羽毛で被われる。
- S. h. humiae
腰は羽縁が白の青い羽毛で被われる。
分類
[編集]- Syrmaticus humiae burmanicus
- Syrmaticus humiae humiae (Hume, 1881)
生態
[編集]標高1,200-2,700mの下生えに草本やシダが密生した開けた常緑広葉樹林、その周辺にある岩場や草原などに生息する。
繁殖形態は卵生。3-5月に木の根元や茂みなどに、1回に6-11個の卵を産む。抱卵期間は27-28日。
人間との関係
[編集]開発による生息地の破壊、狩猟などにより生息数の減少が懸念されている。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、175頁。
- 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、112、177頁。
外部リンク
[編集]- CITES homepage
- The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008. Syrmaticus humiae. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.2.