ビッグ・ピクチャー
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『ビッグ・ピクチャー』 | ||||
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エルトン・ジョン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1997年1月 - 5月 タウンハウス・スタジオ (イギリス、ロンドン) | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ロケット・レコード(UK) MCAレコード(US) マーキュリー・ミュージック・エンタテインメント(JP) | |||
プロデュース | クリス・トーマス | |||
チャート最高順位 | ||||
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エルトン・ジョン アルバム 年表 | ||||
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『ビッグ・ピクチャー』(The Big Picture)は、1997年に発表されたエルトン・ジョンのアルバム。
解説
[編集]バラードを主体としたアルバム。ルチアーノ・パヴァロッティとデュエット・チャリティーシングルとしてリリースした「リヴ・ライク・ホーセズ」のソロ・バージョンなど。ロックらしい曲は最終曲「ウィキッド・ドリーム」のみである(「アイ・ノウ~」は日本のみのボーナストラック)。
この前年、友人のジャンニ・ヴェルサーチが死去したこともあってか、沈んだ穏やかなイメージを受けるアルバムである。また彼の葬儀で泣きじゃくるエルトンを慰めたのは、疎遠になっていた旧友ダイアナ元皇太子妃だった(エルトンはたびたび、舌禍により友人と仲違いしている)。親交を取り戻したばかりのダイアナはこの年、事故死した。葬儀での追悼歌は、当初パヴァロッティに依頼されたが辞退され、エルトンが引き受けた。「風の中の火のように」の歌詞を書き換えた「キャンドル・イン・ザ・ウインド1997」は世界で最も売れたシングルとなった。カップリングはこのアルバムからのシングル「ユー・ルック・トゥナイト」。
シングルとなった「ユー・ルック~」「リカヴァー~」のPVの一部が収録されたCD EXTRA版も翌年発売された。紫のフィルムがジャケットに同梱されたもの。
収録曲
[編集]- ロング・ウェイ・フロム・ハピネス - "Long Way From Happiness"
- リヴ・ライク・ホーセズ - "Live Like Horses"
- ジ・エンド・ウィル・カム - "The End Will Come"
- イフ・ザ・リヴァー・キャン・ベンド - "If The River Can Bend"
- ラヴズ・ゴット・ア・ロット - "Love’s Got A Lot To Answer For"
- ユー・ルック・トゥナイト - "Something About The Way You Look Tonight"
- ビッグ・ピクチャー - "The Big Picture"
- リカヴァー・ユア・ソウル - "Recover Your Soul"
- ジャニュアリー - "January"
- キャント・スティアー・マイ・ハート - "I Can’t Steer My Heart Clear Of You"
- ウィキッド・ドリーム - "Wicked Dreams"
- アイ・ノウ・ホワイ・アイム・イン・ラヴ - "I Know Why I'm In Love"
- 作詞 バーニー・トーピン
- 作曲 エルトン・ジョン
参加ミュージシャン
[編集]- エルトン・ジョン - Vocal, Piano, Organ
- デイビー・ジョンストン - Guitars
- ジョン・ジョーゲンソン - Guitars
- ボブ・バーチェ - Bass
- ガイ・バビロン - Keyboards, Strings Arrangement
- チャーリー・モルガン - Drums, Percussion
- ポール・キャラック - Organ:6曲目
- マシュー・ボーン - Keyboards,Percussion:10曲目
- ポール・クラヴィス (Paul Clarvis) - Tablas:8曲目
- キャロル・ケニオン - Backing Vocal:1,6,8曲目
- ジャッキー・ラウェ (Jackie Rawe) - Backing Vocal:6,8曲目
- イースト・ロンドン・ゴスペル・クワイア - Choirs:4曲目
- エンジェル・ボイス・コーラス - Choirs:2曲目
- アン・ダドリー (Anne Dudley) - Strings Arrangement, Conductor
製作
[編集]- クリス・トーマス - Producer
- ピート・ルイス (Pete Lewis) - Engineer
- アンディ・グリーン (Andy Green)&ジェイ・レイノルズ (Jay Reynolds) - Assistant Engineer
- ジョン・リード - Management
- リック・レコート (Rick Lecoat) - Design
- ジュリアン・シュナベル (Julian Schnabel) - Paintings, Still Life Phot
- マリオ・テスティノ (Mario Testino) - Portrait Phot