ビソンノコギリクワガタ
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ビソンノコギリクワガタ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Prosopocoilus bison (Olivier, 1789)[1][2] | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ビソンノコギリクワガタ |
ビソンノコギリクワガタ (Prosopocoilus bison) は、昆虫綱・コウチュウ目・クワガタムシ科・ノコギリクワガタ属に分類されるクワガタムシの1種で、5亜種に分類されている。種小名のbisonは、バイソンに由来している。
形態
[編集]ウォレスノコギリクワガタと容姿が似ているが、本種はウォレスノコギリクワガタよりも比較的細身に成りやすく、オスの大アゴの根元に、ウォレスノコギリクワガタにはないペンチのような内歯(大アゴを閉じると、この内歯は完全に噛み合う)がある。
また、オス・メス共通の特徴として、体の縁に胸部から尻にかけて、黄色のラインが現れ、前胸背面左右のラインの上には、黒い斑点が生じる。
オスの大アゴは、大きい個体ほど長くなる傾向にある。
内歯の配置は、地域亜種によって変化があるが、大きく立派な大アゴを持つ個体ほど、その地域の特徴が出やすい。
分布
[編集]インドネシア(モルッカ諸島・タンニバル諸島・ニューギニア島)・パプアニューギニア・ソロモン諸島
生態
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分類
[編集]- Prosopocoilus bison bison (Olivier, 1789)
- アンボン島・セラム島・バンダ諸島。オスは28 - 63.5mm、メスは26.5 - 29.5mm。
- P. b. buruensis (Krieche, 1924)
- ブル島。オスは30 - 52mm、メスは26mm。
- P. b. magnificus (Mollenkamp, 1906)
- タニンバル諸島。オスは27 - 47.5mm、メスは24.5mm。
- P. b. cinctus (Montrouzier, 1857)
- ニューギニア島。オスは28.5 - 75mm、メスは26 - 33mm。
- P. b. hortensis (Kriesche, 1924)
- ニューブリテン島・ブーゲンビル島・ソロモン諸島。オスは27.5 - 62.5mm、メスは25.1 - 25.9mm。
脚注
[編集]- ^ “Taxon profile: Prosopocoilus bison (Olivier, 1789)”. BioLib. 2011年4月23日閲覧。
- ^ Department of the Environment, Water, Heritage and the Arts, Australia. “Species Prosopocoilus bison (Olivier, 1789)”. Australian Faunal Directory. 2011年4月23日閲覧。
参考文献
[編集]- 『世界のクワガタムシ大図鑑』むし社、1994年5月 。
- 「クワガタ特集号19」『月刊むし』2007年8月、むし社。[リンク切れ]