ビィ・フォアード ワンダラーズFC
ビィ・フォアード ワンダラーズFC | |||
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原語表記 | BE FORWARD WANDERERS FOOTBALL CLUB | ||
愛称 | The Nomads | ||
クラブカラー |
オレンジ 黒 | ||
創設年 | 1962年 | ||
所属リーグ | マラウイ・プレミアディビジョン(英語版) | ||
所属ディビジョン | 1部 | ||
ホームタウン | ブランタイヤ | ||
ホームスタジアム |
カムズ・スタジアム | ||
収容人数 | 50,000 | ||
代表者 |
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監督 |
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公式サイト | 公式サイト | ||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
ビィ・フォアード ワンダラーズFCは、マラウイ・ブランタイヤを本拠地とする、マラウイ・プレミアディビジョン(TNMスーパーリーグ)に加盟するプロサッカークラブである。2014年まではマイティーワンダラーズFC(英語版)の名称で活動していたが、2015年シーズンよりチーム名をビィ・フォアード ワンダラーズFCに変更した。
概要
[編集]- 設立は1962年で、旧称はLimbe Leaf, Telecom, MTL Wanderers、マイティーワンダラーズ(英語版)。過去にリーグ優勝6回(1990、1995、1996、1997、2006、2017)を数える。2015年に日本企業のビィ・フォアード(本社:東京都調布市 代表取締役:山川博功)がメインスポンサーとなったことで、実質的なマラウイ初の日系プロサッカーチームが誕生し、同時にチーム名をビィ・フォアード ワンダラーズFCへ変更した[1]。
- チームカラーは、元々は「青・白」であったが、2015年シーズンよりメインスポンサーになったビィ・フォアードのコーポレートカラーであった「黒・オレンジ」に変更した。
- 2017年12月16日、リーグ戦をあと1試合残しながら、11年ぶり6度目のリーグ優勝を決める。ビィ・フォアードがサポートをしてからは初のリーグ優勝となり、同時に日系企業のアフリカチームとして初のリーグ優勝となる。[4]
ユニフォーム
[編集]ユニフォームサプライ
[編集]ユニフォームスポンサー
[編集]掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | |
胸 | tnm(e) | tnm | 2015年 - | |
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腹部 | オートグランド | AutoGrand Corporation | 2018年 - | |
背中上部 | シンクロジスティクス | SYNC LOGISTICS | 2017年 - | |
背中下部 | ビィ・フォアード | BE FORWARD | 2015年 - | |
右袖 | 商船三井 | MOL商船三井 | 2017年 - | |
左袖 | 大勝 | DAISHO | 2018年 - | |
パンツ | 商船三井 | MOL商船三井 | 2017年 - | |
パンツ | ジャパンフォワーディングエージェンシー | JFA.co.jp | 2018年 - | |
パンツ | 京浜港運 | KEIHIN KOUN | 2018年 - |
所属メンバー
[編集]2016年シーズン
[編集]注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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2017年シーズン
[編集]注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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- マラウイ・スーパーリーグ2017 基本フォーメーション
2018年シーズン
[編集]注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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- マラウイ・スーパーリーグ2018 基本フォーメーション
チーム成績・監督
[編集]年度 | 所属 | リーグ戦順位 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 | カップ戦 | 監督 |
1990 | マラウイ1部 | 優勝 | - | |||||||||
1992 | 8位 | 11 | 9 | - | ||||||||
1995 | 優勝 | - | ||||||||||
1996 | 優勝 | - | ||||||||||
1997 | 優勝 | 26 | 20 | 5 | 1 | 53 | 10 | +43 | 65 | - | ||
1998 | 2位 | 26 | 19 | 3 | 4 | 56 | 25 | +31 | 60 | - | ||
1999 | 6位 | 24 | 10 | 6 | 8 | 34 | 25 | +9 | 36 | カールスバーグカップ優勝 | ||
2000 | 2位 | 28 | 19 | 9 | 0 | 70 | 22 | +48 | 66 | - | ||
2001 | 7位 | 24 | 9 | 8 | 7 | 44 | 31 | +13 | 35 | - | ||
2002 | 2位 | 30 | 21 | 6 | 3 | 70 | 28 | +42 | 69 | - | ||
2004 | 4位 | 11 | 4 | 4 | 3 | 14 | 13 | +1 | 16 | チャリティーシールドカップ優勝/BPトップカップ優勝 | ||
2005 | 2位 | 26 | 16 | 6 | 4 | 44 | 13 | +31 | 54 | - | ||
2006 | 優勝 | 28 | 19 | 5 | 4 | 52 | 17 | +35 | 62 | チャリティーシールドカップ優勝 | ||
2007 | 2位 | 28 | 18 | 6 | 4 | 44 | 16 | +28 | 60 | - | ||
2008 | 5位 | 28 | 12 | 10 | 6 | 41 | 24 | +17 | 46 | ビングカップ優勝/プレジデンシャルカップ優勝 | ||
2009 | 3位 | 28 | 14 | 11 | 3 | 39 | 22 | +17 | 53 | - | ||
2010 | 5位 | 28 | 13 | 7 | 8 | 43 | 32 | +11 | 46 | - | ||
2011 | 3位 | 28 | 12 | 9 | 7 | 29 | 19 | +10 | 45 | プレジデンシャルカップ優勝 | ||
2012 | 4位 | 28 | 14 | 6 | 8 | 39 | 27 | +12 | 48 | FAMカップ優勝 | ||
2013 | 6位 | 28 | 12 | 9 | 7 | 26 | 22 | +4 | 45 | FAMカップ優勝 | ||
2014 | 9位 | 28 | 13 | 6 | 11 | 26 | 22 | +4 | 37 | - | ![]() | |
2015 | 4位 | 28 | 12 | 8 | 8 | 37 | 26 | +11 | 45 | カールスバーグカップ優勝 | ||
2016 | 6位 | 30 | 13 | 10 | 7 | 51 | 33 | +18 | 49 | カールスバーグカップ優勝/FISDカップ優勝/LUSO TVカップ優勝 | ![]() | |
2017 | 優勝 | 30 | 21 | 6 | 3 | 46 | 16 | +30 | 69 | ![]() | ||
2018 | 2位 | 30 | 18 | 9 | 3 | 48 | 18 | +30 | 63 | FISDカップ優勝 | ![]() |
タイトル
[編集]マラウイリーグ
[編集]- ブランタイヤ&地方選手権(1969~1991):4回
- 1969,1973,1976,1980
- 全国選手権(1969~1991):5回
- 1969,1972,1973,1976,1980
- マラウイ・プレミアディビジョン(1986~現在):6回
- 1990,1995,1996,1997,2006,2017
国内カップ戦
[編集]- プレジデンシャルカップ:2回
- 2008,2011
- マラウイ FAMカップ(スタンダードバンクカップ)(英語版):3回
- 2005,2012,2013
- カールスバーグカップ:3回
- 1999,2015,2016
- BP トップ8:1回
- 2004
- マラウイ チャリティーシールド:2回
- 2004,2006
- ビングカップ:1回
- 2008
- FISDチャレンジカップ:2回
- 2016,2018
- LUSO TVカップ : 1回
- 2016
CAFアフリカサッカー連盟大会
[編集]- アフリカチャンピオンズリーグ:出場3回
- アフリカチャンピオンズリーグ 1997 - 予選ラウンド
- アフリカチャンピオンズリーグ 1998 - 1回戦
- アフリカチャンピオンズリーグ 1999 - 1回戦
- アフリカチャンピオンズリーグ 2018 - 予選ラウンド
- アフリカンカップウィナーズカップ:出場1回
- 2000 - 1回戦
下部組織
[編集]下部組織として、リザーブチームとU20ユースチームがある。
ホームタウン活動
[編集]サッカー教室
[編集]おもにホームタウンである、マラウイのブランタイヤを中心とした地域の小中学校でワンダラーズの選手、コーチによるサッカー教室や、エキシビジョンマッチを開催している[5]。
サッカーボールの寄贈
[編集]2015年より、マラウイの子供たちにワンダラーズオリジナルサッカーボールを配る「ボールは友達プロジェクト」を実施。累計寄贈数は25,000個(2016年6月現在)[6]」。
地域イベントへの参加
[編集]2015年7月より、外務省と文部科学省が主導し、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー(Sport For Tomorrow)」のコンソーシアム会員に実質的な運営会社であるビィ・フォアードが承認され[6][7]、マラウイの地域コミュニティー活動、人材育成などの連携を実施している。
日本への招聘活動
[編集]2017年1月より、Jリーグへの移籍も見据えた練習参加やトライアウトへ定期的に選手を招聘し、選手の育成、チームの水準の向上、さらにはマラウイのサッカーの向上を目指している。整った環境の無い中でサッカーをしている選手に、日本の最新トレーニング技術やノウハウのもとで練習するチャンスを与え、世界に通用する選手に育てることを目指している。さらにマラウイの子供たちが彼らを目指すような夢や目標になるような活動を続けている[4]。
2018年2月6日、ワンダラーズ所属のジャブラニ・リンジェがJ3リーグのY.S.C.C.横浜に移籍、同国初のJリーガーが誕生した[8][9][10]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 『株式会社ビィ・フォアード マラウイのプロサッカーチームとオフィシャルスポンサー契約を締結!』(プレスリリース)株式会社ビィ・フォアード、2015年4月13日 。2015年4月13日閲覧。
- ^ 『株式会社ビィ・フォアード ワンダラーズFC 中村元樹選手と契約合意!』(プレスリリース)株式会社ビィ・フォアード、2016年4月5日 。2016年4月5日閲覧。
- ^ 『マラウイ共和国の「ビィ・フォアード ワンダラーズFC」とテクニカルスポンサー契約を締結』(プレスリリース)株式会社MCRジャパン、2016年1月30日 。2017年3月14日閲覧。
- ^ a b 【サッカーキング】『ビィ・フォアード ワンダラーズが2017マラウイ国内リーグ優勝』(2017年12月25日)
- ^ 『マラウイの小中学校でビィ・フォアード ワンダラーズが子供たちと交流試合!』(プレスリリース)株式会社ビィ・フォアード、2015年4月13日 。2016年8月10日閲覧。
- ^ a b 『新興国へのスポーツを通じた国際協力・国際交流を目的に国際貢献事業SPORT FOR TOMORROWに加盟』(プレスリリース)株式会社ビィ・フォアード、2016年7月28日 。2016年8月10日閲覧。
- ^ 『2016年7月「コンソーシアム会員」新規入会について』 - スポーツ・フォー・トゥモローオフィシャルサイト
- ^ 【フットボールチャンネル】『Jリーグ史上初! マラウイ共和国の選手が完全移籍で加入。2年契約でYS横浜に』(2018年2月6日)
- ^ 【ヨコハマ経済新聞】『Y.S.C.C.横浜にビィ・フォアード ワンダラーズFC選手が移籍 マラウイ共和国初のJリーガーが誕生』(2018年2月8日)
- ^ 【Jリーグ公式HP】『FWジャブラニ リンジェが加入』(2018年2月6日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式
- ビィ・フォアード ワンダラーズFC公式サイト
- ビィ・フォアード ワンダラーズFC公式 (beforwardwanderers) - Facebook