ヒルザキツキミソウ
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ヒルザキツキミソウ | |||||||||||||||||||||
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ヒルザキツキミソウ
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Oenothera speciosa Nutt. (1821)[1] | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草) | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Pinkladies Showy evening primrose |
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草、学名: Oenothera speciosa)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年生植物。北米原産で、日本では帰化植物の一つ。ツキミソウに似るが、昼間に花が咲くのが特徴。
特徴
[編集]多年草[2]。横に伸びる根茎がある[2]。草丈は30 - 60センチメートル (cm) くらいで、全体に白い短毛を密生する[2]。葉は披針形で互生する。葉縁には波形の浅い鋸歯があり、下方のものはやや羽状になって裂ける[2]。
花期は夏(5-7月頃)[2]。花序はつぼみのときは下向きにうなだれ、花は日中でも開く[2]。無柄で子房下位[2]。花径4 - 5 cmくらいの大きさの、白色または薄いピンク色で基部が黄色く染まった花を付ける[2]。花がしぼむと淡紅色を帯びる[2]。花弁の数は4枚で、長さ3 cm[2]。8本の雄蕊と、先端が十字型をした雌蕊がある。萼片は淡緑色で、外面に短毛を密生し、開花と共に反り返る[2]。果実は先が太くなって棍棒状となり、8稜あって断面は菱形である[2]。日本では種子は熟さない[2]。
北米原産の帰化植物であり、日本へは観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している[2]。名称の由来は、宵に咲くツキミソウ(Oenothera tetraptera)と違って、昼間にも開花していることによる。類似するツキミソウのほうは、茎の葉がもっと深く切れ込み、茎や果実の毛がもっと粗く、二年草で根茎がない[2]。
脚注
[編集]- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Oenothera speciosa Nutt. ヒルザキツキミソウ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 長田武正 1976, p. 178.
参考文献
[編集]- 長田武正『原色日本帰化植物図鑑』保育社、1976年6月1日。ISBN 4-586-30053-1。