ヒメゴクラクチョウカ
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ヒメゴクラクチョウカ | ||||||||||||||||||||||||
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ヒメゴクラクチョウカ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Heliconia psittacorum L.f.[1] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ヒメゴクラクチョウカ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
parrot's beak, parakeet flower |
ヒメゴクラクチョウカ(学名:Heliconia psittacorum)はオウムバナ科オウムバナ属の多年草。種小名psittacorumはオウムを意味する[2]。
特徴
[編集]高さ1 mほど。葉は線状披針形で長さ30–45 cm、幅7.5 cm、長い葉柄をもつ。花茎は上向きに細長く伸び、先端に橙赤色で先が尖った花苞を3–6枚つける。花は黄橙色で、花苞内側の基部に6個ほどつく。花の先端に濃緑色の斑点や黒っぽい線をもつ[3][4][5][2][6]。
分布と生育環境
[編集]西インド諸島~南米(ブラジル、ギアナ)原産。オウムバナ科は湿潤な低地の熱帯林に生育する種が多いが、本種は低地の日当たりの良い開けた場所に生育する[3][4][2]。
利用
[編集]花苞や花の色が異なる栽培品種や交配品種がある。植栽や切り花に利用される。株分けで増やす[3][5]。
脚注
[編集]- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Heliconia psittacorum L.f. ヒメゴクラクチョウカ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年10月31日閲覧。
- ^ a b c (沖田原 2021, p. 147)
- ^ a b c (白井 1980, p. 48)
- ^ a b (カール 1997, p. 200)
- ^ a b (日本インドア・グリーン協会 2020, p. 122)
- ^ (林 & 名嘉 2022, p. 192)
参考文献
[編集]- 白井祥平「ヒメゴクラクチョウカ」『沖縄園芸植物大図鑑』 4巻《熱帯花木》、沖縄教育出版、那覇市、1980年。
- アラン・カール 著「ヘリコニア・プシッタコルム」、岩槻邦男ら監修 編『朝日百科 植物の世界』 10巻、朝日新聞社、東京、1997年、200頁。ISBN 9784023800106。
- 日本インドア・グリーン協会『熱帯植物図鑑』誠文堂新光社、東京都文京区、2020年。ISBN 9784416918852。
- 沖田原耕作「ヘリコニア・プシッタコルム」『おきなわの園芸図鑑 園芸植物とその名前』新星出版、那覇市、2021年。ISBN 9784909366832。
- 林将之; 名嘉初美「ウナズキヘリコニア」『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年。ISBN 9784899824350。 ※ ヒメゴクラクチョウカを併記
外部リンク
[編集]- ヒメゴクラクチョウカ 三河の植物観察
- ヘリコニア・プシッタコルム(ヒメゴクラクチョウカ) 咲くやこの花館(大阪市)
- ヘリコーニア・プシッタコルム GKZ植物事典
- 姫極楽鳥花(ヒメゴクラクチョウカ) 植物図鑑 ポピュラーな花 hanasirabe