ヒット・エンド・ラン (漫画)
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『ヒット・エンド・ラン』は、『週刊少年サンデー』(小学館)で連載されていたあや秀夫による日本の漫画。単行本は全13巻。
中学の弱小野球部のチームを舞台とする作品で、大きく分け、稲葉中学野球部の奮闘を描いた1部、主人公の遠藤蘭が親の都合で他地域の中学に転校し、転校先の野球部で揉まれながらも徐々にレベルアップしていく2部、中学卒業時に地元の稲葉地区に戻り、そして高校生になった遠藤蘭が稲葉中学野球部のメンバーとともに同じ高校に進学し、そこでの野球部員としての活動を描いた3部で構成されている。
あらすじ
[編集]主人公の遠藤蘭は稲葉中学野球部のキャプテン。この野球部はとんでもない弱小チームで、先輩の三年生が抜けてからというもの1勝どころか1点も取れていない。守ればエラーにトンネルは当たり前、打席に立ってもボールがミットに入ってからバットを振る始末。観客に大笑いされて馬鹿にされる試合を続けていた。そしてついに先輩や先生からも見放され、野球部は解散を迫られることに。でもせめてあと1試合、最後の試合だけは笑われない試合をしたい…地区大会1回戦、シード校の光陵中学へと挑む。
登場人物
[編集]- 遠藤蘭(声:内海敏彦)
- 葵麻呂(声:神谷明)
- 剛(声:塩屋翼)
- 初人(声:岡村悦明)
- 番場(声:大見川高行)
- 彦丸(声:塩沢兼人)
- ひろみ(声:松田辰也)
- 竹(声:鈴木清信)
- 郁美(声:小山まみ)
- 秋山先生(声:納谷悟朗)
アニメ版
[編集]1979年2月18日にフジテレビ系の『日生ファミリースペシャル』の一本として『がんばれ! ぼくらのヒット・エンド・ラン』のタイトルで放送された。
スタッフ
[編集]- 企画:佐藤昭司
- 演出:光延博愛
- プロデューサー:加藤良雄
- 脚本:高橋二三
- 撮影監督:三沢勝治
- 録音監督:斯波重治
- 美術監督:伊藤ルイ
- 編集:瀬山武司、掛須秀一
- 音楽:京建輔
- キャラクターデザイン・作画監督:金沢比呂司
- 作画:小川博司、小島秀人、宇都木勇、伊藤佐知子、横山光春 ほか
- 仕上げ:富岡祐子、伊東史江、荒川典子、岡本勢津子、滝野里美 ほか
- 背景:古橋真佐子、東條俊寿、西本初枝、大宮久江 ほか
- 絵コンテ:光延博愛
- 色指定・検査:光延幸子
- 製作協力:土田プロダクション
- アニメーション製作:日本アニメーション
主題歌
[編集]フジテレビ系 日生ファミリースペシャル | ||
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がんばれ!
ぼくらのヒット・エンド・ラン |