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ヒシバッタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ヒシバッタ科
ヒシバッタ属(Tetrix)の一種
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: バッタ目 Orthoptera
: ヒシバッタ科 Tetrigidae

ヒシバッタ(菱蝗虫)とはバッタ目ヒシバッタ科の昆虫の総称。菱形の体形をしており、短い前翅、腹部を覆い後方に伸びる前胸背板などが特徴。日本には約26種類が分布する[1]。体色や翅の長短に個体変異があり、種の識別が難しいバッタ類である[2]

日本産のヒシバッタ

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ハラヒシバッタ

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ハラヒシバッタ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: バッタ目 Orthoptera
: ヒシバッタ科 Tetrigidae
: Tetrix
: ハラヒシバッタ T. japonica
学名
Tetrix japonica
和名
ハラヒシバッタ[3]

ハラヒシバッタTetrix japonica)は日本で最もよく見られるヒシバッタ科の種で、日本全土及びユーラシア大陸東部に分布する[4]

体長は9mm~15mm[2]で、褐色や土色の体色を持ち、背面に黒を中心とした(他に白・黄色)斑紋が浮かんでいることが多い[1]。乾燥した草地から低湿地までの地表面に生息する[1]

害虫として農作物に対して害を加えることがままある[5]

その他の日本産の主な種

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  • トゲヒシバッタ Critotettix japonicus 19-27mm 北海道、本州、四国、九州[2]
  • ハネナガヒシバッタ Euparatettix insularis 14-19mm 北海道?、本州、四国、九州、南西諸島[2]

出典

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  1. ^ a b c 菱蝗虫とは - コトバンク
  2. ^ a b c d 文一総合出版『ポケット図鑑 日本の昆虫1400 ①チョウ・バッタ・セミ』154-155頁
  3. ^ 農研機構 畜産研究部門 飼料作物害虫目録
  4. ^ ハラヒシバッタとは - コトバンク
  5. ^ ヒシバッタとは - コトバンク