パーカーハウスロール
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パーカーハウスロール | |
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種類 | ロールパン |
発祥地 | アメリカ合衆国 |
考案者 | パーカーハウスホテル |
主な材料 | 小麦粉、牛乳、バターまたはマーガリン、卵、砂糖 |
パーカーハウスロール(Parker House roll)は、麵棒で楕円形に延ばした生地を半分に折って成形するパンである。牛乳を加えて作るため、バターの風味が強く、柔らかく、若干甘く、クリスピーな外皮を持つ。
1870年代にボストンのパーカーハウスホテルで発明された[1]。細部は諸説あるが[2][3]、怒ったパン職人が未完成のパンをオーブンに投げ入れ、その結果、窪みのある外見になったという点は共通している。レシピは、1880年代の料理本に初めて現れる[4]。ファニー・ファーマーは、1896年の著書『ボストン・クッキングスクール・クックブック』にレシピを掲載している。
出典
[編集]- ^ Smith, Andrew F, ed. Oxford Encyclopedia of Food and Drink in America. New York:Oxford University Press, 2004, Volume 1
- ^ Mariani, John F. Encyclopedia of American Food and Drink. New York:Lebhar-Friedman, 1999
- ^ Early, Eleanor. New England Cookbook. New York:Random House, 1954
- ^ Smith, Andrew F, ed. Oxford Encyclopedia of Food and Drink in America. New York:Oxford University Press, 2004, Volume 1
- Forbes, Esther, and Arthur Griffin. The Boston Book. Houghton Mifflin Company: 1947.
- Morrisey, Louise Lane, and Marion Lane Sweeney. An Odd Volume of Cookery. Houghton Mifflin Company: 1949.