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パドヴァン数列は、漸化式 で表される数列である。
第0~25項(4桁未満)の値は次のとおりである:
- 1, 1, 1, 2, 2, 3, 4, 5, 7, 9, 12, 16, 21, 28, 37, 49, 65, 86, 114, 151, 200, 265, 351, 465, 616, 816, ... (オンライン整数列大辞典の数列 A000931)
この、各項が2つ前と3つ前の項の和で与えられる数列は、イタリアの建築家リチャード・パドヴァン(英語版)にちなんでパドヴァン数列と呼ばれている。
- 別途、 である各項は1つ前と5つ前の項の和としても与えられる。すなわち、
- ペラン数 とは、次の関係にある:
- の唯一の実数解より、パドヴァン数列(ペラン数列も然り)の連続する2項の比の値はプラスチック数
- に次第に近づくことになる[1]。