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包頭市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パオトウから転送)
中華人民共和国 内モンゴル自治区 包頭市
サイハンタラ都市草原から望むスカイライン
サイハンタラ都市草原から望むスカイライン
サイハンタラ都市草原から望むスカイライン
略称:包頭
別称:鹿城


内モンゴル自治区の中の包頭市の位置
内モンゴル自治区の中の包頭市の位置
内モンゴル自治区の中の包頭市の位置
中心座標 北緯40度39分3秒 東経109度50分31秒 / 北緯40.65083度 東経109.84194度 / 40.65083; 109.84194
簡体字 包头
繁体字 包頭
拼音 Bāotóu
カタカナ転写 バオトウ
モンゴル文字 ᠪᠣᠭᠣᠳᠣ
ᠬᠤᠳᠠ
モンゴル語キリル文字 Бугат хот
モンゴル語ローマ字転写 Buɣutu qota
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
自治区 内モンゴル
行政級別 地級市
面積
総面積 27,761 km²
市区 953.5 km²
建成区(2023) 247.14 km²
海抜 1,067 m
人口
総人口(2023) 276.17 万人
人口密度 99.4 人/km²
市区人口(2021) 228.37 万人
市区非農業人口(2023) 241.82 万人
経済
GDP(2023) 人民元 ¥ 4263.90億
円 ¥ 8万4,685億
ドル$ 605.09億
購買力平価$ 1,068.64億元
一人あたりGDP 人民元 ¥ 155,050

円 ¥ 307万9千
ドル$ 22,003
購買力平価$ 38,859元
電話番号 0472
郵便番号 014000
ナンバープレート 蒙B
行政区画代碼 150200
公式ウェブサイト http://www.baotou.gov.cn/

包頭市(ボグトし、ほうとう/パオトウ-し、モンゴル語ᠪᠣᠭᠣᠳᠣ
ᠬᠤᠳᠠ
、Buɣutu qota、中国語:包头市、英語:Baotou)は中華人民共和国内モンゴル自治区に位置する地級市

東経109度50分~111度25分、北緯41度20分~42度40分に位置する。

市の名称はモンゴル語で「鹿のいる場所」を意味するところから、中国語では「鹿城」とも称された。市のランドマークとなっているのが第一工人文化宮門の前の「人」の字形の彫刻で、頂部の三匹の駆け回る鹿が「鹿城」を象徴している。市区は昆都侖・東河・青山・九原の4つの区に分かれ、建設路と鋼鉄大街で繋がっている。バヤンオボー鉱区のバヤンオボー(白雲鄂博)では鉄鋼、レア・アースを豊富に産する。

気候

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ケッペンの気候区分ではステップ気候で、乾燥した大陸性の気候である。雨は夏に集中して降り、7から8月は比較的まとまった雨が降るが、基本的に晴れが多く、湿度も低い。冬は低温乾燥の日が続く。

包頭(1971-2000年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F −4.1
(24.6)
0.4
(32.7)
7.6
(45.7)
16.9
(62.4)
23.9
(75)
28.2
(82.8)
29.6
(85.3)
27.1
(80.8)
22.1
(71.8)
14.8
(58.6)
5.2
(41.4)
−2.3
(27.9)
14.12
(57.42)
日平均気温 °C°F −11.1
(12)
−6.8
(19.8)
0.7
(33.3)
9.5
(49.1)
16.7
(62.1)
21.4
(70.5)
23.2
(73.8)
21.0
(69.8)
15.0
(59)
7.3
(45.1)
−1.8
(28.8)
−9
(16)
7.18
(44.94)
平均最低気温 °C°F −16.8
(1.8)
−12.7
(9.1)
−5.6
(21.9)
2.0
(35.6)
8.7
(47.7)
13.9
(57)
17.1
(62.8)
15.3
(59.5)
8.7
(47.7)
1.3
(34.3)
−7.2
(19)
−14.3
(6.3)
0.87
(33.56)
降水量 mm (inch) 2.1
(0.083)
3.8
(0.15)
8.3
(0.327)
8.1
(0.319)
17.3
(0.681)
28.0
(1.102)
81.3
(3.201)
87.7
(3.453)
38.7
(1.524)
17.1
(0.673)
3.8
(0.15)
1.4
(0.055)
297.6
(11.718)
平均降水日数 1.4 2.2 2.9 3.0 4.7 7.0 10.5 10.7 6.9 3.8 1.7 1.5 56.3
出典:中国气象局公共气象服务中心[1] 2012年12月12日

行政区画

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6市轄区・1・2を管轄する。

包頭市の地図

年表

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この節の出典[2][3][4]

綏遠省包頭市

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  • 1949年10月1日 - 中華人民共和国綏遠省包頭市が発足。(1市)
  • 1950年2月13日 - 一区から三区までの区が成立。(3区)
  • 1953年9月15日 - 三区が集寧専区包頭県の一部と合併し、郊区が発足。(3区)
  • 1954年1月28日 - 綏遠省の内モンゴル自治区への編入により、内モンゴル自治区包頭市となる。

包頭専区

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薩県専区

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  • 1952年11月27日 - 包頭県・帰綏県・武川県・サラチ県・固陽県・トクト県・ホリンゴル県・清水河県が集寧専区に編入。

内モンゴル自治区包頭市

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  • 1954年3月3日 - 平地泉行政区トゥムド旗の一部が郊区に編入。(3区)
  • 1955年6月8日 (3区)
    • ウランチャブ盟ウラド前旗の一部(南牌郷および達拉亥郷の一部)が郊区に編入。
    • 郊区の一部(土黒麻淖郷および金巴兎郷の一部)がウランチャブ盟ウラド前旗に編入。
  • 1955年12月 - 一区の一部が分立し、回民自治区が発足。(4区)
  • 1956年5月15日 (4区)
  • 1956年9月14日 - ウランチャブ盟石拐溝鉱区の一部が郊区に編入。(4区)
  • 1956年11月20日 - 郊区の一部が分立し、石拐鉱区が発足。(5区)
  • 1958年3月10日 - ウランチャブ盟固陽県バヤンオボー鎮を編入。(5区1県1鎮)
  • 1958年4月21日 - 平地泉行政区サラチ県の一部が郊区に編入。(5区1県1鎮)
  • 1958年7月5日 - 固陽県が郊区、ウランチャブ盟ダルハン・ムミンガン連合旗に分割編入。(5区1鎮)
  • 1958年8月4日 - ウランチャブ盟トゥムド旗の一部が郊区に編入。(5区1鎮)
  • 1958年9月5日 (7区)
  • 1960年4月 - 郊区がホンドロン区・東河区・青山区・石拐鉱区に分割編入。(6区)
  • 1960年7月14日 - バヤンノール盟ウラド前旗を編入。(6区1旗)
  • 1961年7月9日 - 固陽区が県制施行し、固陽県となる。(5区1県1旗)
  • 1963年3月31日 - ホンドロン区・東河区・青山区・石拐鉱区の各一部が合併し、郊区が発足。(6区1県1旗)
  • 1963年11月17日 (6区)
    • 固陽県がウランチャブ盟に編入。
    • ウラド前旗がバヤンノール盟に編入。
  • 1970年10月3日 - ウランチャブ盟固陽県トゥムド右旗を編入。(6区1県1旗)
  • 1976年5月12日 - ウランチャブ盟ダルハン・ムミンガン連合旗の一部がバヤン鉱区に編入。(6区1県1旗)
  • 1976年12月13日 - 青山区の一部が分立し、建華鉱区が発足。(7区1県1旗)
  • 1980年11月1日 - 建華鉱区が青山区に編入。(6区1県1旗)
  • 1996年5月18日 - ウランチャブ盟ダルハン・ムミンガン連合旗を編入。(6区1県2旗)
  • 1999年8月10日 (6区1県2旗)

工業

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  • 包頭鋼鉄
  • 包頭市棉毛紡織廠
  • 内蒙古第一、第二機械廠
ランドサットからの包頭

交通

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空港

鉄道

道路

脚注

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外部リンク

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