バレット (映画)
バレット | |
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Bullet to the Head | |
監督 | ウォルター・ヒル |
脚本 | アレサンドロ・キャモン |
原作 |
アレクシス・ノラン 『Du Plomb Dans La Tete 』 |
製作 |
アレクサンドラ・ミルチャン アルフレッド・ガフ マイルズ・ミラー ケヴィン・キング=テンプルトン |
製作総指揮 |
スチュアート・フォード ブライアン・カヴァナー=ジョーンズ ディーパック・ナヤール スティーヴン・スクイランテ ジョエル・シルバー コートニー・ソロモン アラン・ゼマン スティーヴ・リチャーズ スチュアート・ベッサー |
出演者 |
シルヴェスター・スタローン サン・カン サラ・シャヒ アドウェール・アキノエ=アグバエ クリスチャン・スレーター ジェイソン・モモア |
音楽 | スティーヴ・マッツァーロ |
撮影 | ロイド・エイハーン |
編集 | ティモシー・アルヴァーソン |
製作会社 |
ダーク・キャッスル・エンターテインメント IMグローバル アフター・ダーク・フィルムズ オートマティク・エンターテインメント EMJAGプロダクションズ ミラー・ガフ |
配給 |
ワーナー・ブラザース 松竹 |
公開 |
2012年11月14日 (ローマ映画祭) 2013年2月1日 2013年6月1日 |
上映時間 | 91分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 |
$9,467,864[2] 8700万円[3] |
『バレット』(原題:Bullet to the Head)は、アレクシス・ノランによるフランスのグラフィックノベル『Du Plomb Dans La Tete 』を原作とし、ウォルター・ヒルが監督した2012年のアメリカ合衆国のアクション映画である。
2012年11月14日にローマ国際映画祭でプレミア上映された[4]。
ストーリー
[編集]南部ニューオーリンズ。ベテラン殺し屋のジェームズ・ボノモ、通称ジミー・ボボ(シルヴェスター・スタローン)は、相棒ルイスと共にホテルに押し入り、標的であるワシントンDC警察の元刑事グリーリーを殺害する。二人は依頼の仲介人ロニーとバーで待ち合わせるが、そこに謎の男キーガン(ジェイソン・モモア)が現れルイスを殺害。ジミーも狙われるが、何とかキーガンを撃退、自分たちが騙されたことを知る。
DC警察のテイラー・クォン(サン・カン)は、元相棒のグリーリー殺害事件の真相を追って、ニューオーリンズへとやって来る。グリーリー殺しとルイス殺害が関連していると睨んだクォンは、相棒のジミーと接触し、手を組まないかと持ちかける。
事件の黒幕は不動産取引で財を成すモレル(アドウェール・アキノエ=アグバエ)という悪党で、弁護士のバティスト(クリスチャン・スレーター)と手を組み、政界工作の賄賂の証拠を掴んで脅迫してきたグリーリーを殺害、殺し屋ごと証拠を抹殺しようという企みだった。
バティストを拉致し、証拠のデータを手に入れたジミーとクォンだったが、ジミーの娘リサ(サラ・シャヒ)が組織の用心棒である元傭兵のキーガンに誘拐されてしまう…。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- ジェームズ“ジミー”・ボノモ - シルヴェスター・スタローン(ささきいさお)
- テイラー・クォン - サン・カン(内田夕夜)
- リサ - サラ・シャヒ(宮島依里)
- キーガン - ジェイソン・モモア(東地宏樹)
- モレル - アドウェール・アキノエ=アグバエ(西凜太朗)
- マーカス・バティスト - クリスチャン・スレーター(檀臣幸)
- ルイス・ブランチャード - ジョン・セダ
- ハンク・グリーリー - ホルト・マッキャラニー
- ロニー・アール - ブライアン・ヴァン・ホルト
- ローラ - ヴェロニカ・ロサティ
- レブレトン警部補 - デイン・ローデス(宇垣秀成)
- タウン刑事 - マーカス・ライル・ブラウン
製作
[編集]本作は『アイ・アム・ナンバー4』の製作チームが手がけており、当初は『Headshot』という仮題で製作がスタートされていた。
映画を手がけたエグゼクティブは、「(この映画は)まさに私たちのビジネスモデルに合ったテンポの速く、普遍的テーマのプロジェクトである。シルヴェスター・スタローンは、国際的なアイコンであり、我々は彼と一緒に働けることに本当に興奮している」と述べた[5]。元々はウェイン・クラマーが監督する予定であったが、スタローンが映画をよりダークな作風にすることを望んだために降板した[6]。
トーマス・ジェーンが元々演じる予定であった役はサン・カンに変更された。これはプロデューサーのジョエル・シルバーが、幅広い視聴者へアピールする目的により「エスニックな」俳優の必要性を主張したために決まった[7][8]。
撮影は2011年6月27日にニューオーリンズで始まった[5]。
評価
[編集]2013年2月4日時点でRotten Tomatoesでは99件のレビューで支持率は46%、平均点5.1/10となっている[9]。
出典
[編集]- ^ “BULLET TO THE HEAD (15)”. British Board of Film Classification (2012年11月30日). 2012年11月30日閲覧。
- ^ “Bullet to the Head”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年3月8日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2014年2月下旬決算特別号 212頁
- ^ Eric J. Lyman (2012年11月14日). “Walter Hill's 'Bullet to the Head' Wednesday's Highlights at Rome Fest”. The Hollywood Reporter 2012年11月15日閲覧。
- ^ a b (2011-02-06). "Sylvester Stallone to Star as Hitman in 'Headshot'" The Hollywood Reporter. Retrieved 2011-03-30.
- ^ Anderton, Ethan. (2011-06-03). "Wayne Kramer Will Next Write and Direct Futuristic Drama 'Ecstasia'". Firstshowing.net. Retrieved 2011-06-09.
- ^ “Thomas Jane talks about being fired from HEADSHOT and THE LYCAN - News”. GeekTyrant (2011年6月28日). 2011年12月16日閲覧。
- ^ (2011-05-30). "Thomas Jane Too White for Sylvester Stallone's 'Headshot'". WorstPreviews.com. Retrieved 2011-06-09.
- ^ “Bullet to the Head”. Rotten Tomatoes. 2013年2月4日閲覧。