バトルプラン
| バトルプラン | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 欧字表記 | Battle Plan[1] | |||||
| 品種 | サラブレッド[1] | |||||
| 性別 | 牡[1] | |||||
| 毛色 | 鹿毛[1] | |||||
| 生誕 | 2005年3月17日[1] | |||||
| 父 | Empire Maker[1] | |||||
| 母 | Flanders[1] | |||||
| 母の父 | Seeking the Gold[1] | |||||
| 生国 |
 アメリカ合衆国[1] | |||||
| 生産者 | Overbrook Farm[1] | |||||
| 馬主 | Overbrook Farm | |||||
| 調教師 | Todd A. Pletcher（アメリカ合衆国） | |||||
| 競走成績 | ||||||
| 生涯成績 | 6戦4勝[1] | |||||
| 獲得賞金 | 37万3143ドル | |||||
| ||||||
バトルプラン（Battle Plan、2005年3月17日 - ）は、アメリカ合衆国の競走馬・種牡馬[1]。引退後の2010年に日本に輸入され、翌2011年より種牡馬として供用されていた。
競走馬時代
[編集]デビュー前より関節部に故障を抱え、デビュー戦は3歳シーズンの11月までずれ込んだ。そのアケダクト競馬場でのデビュー戦は8着に終わったものの、2ヶ月後のガルフストリームパーク競馬場での未勝利戦を7馬身3/4差で優勝し、初勝利を飾った。しかしその後関節部の故障により1年間の休養を強いられた。
5歳シーズンの1月にガルフストリームパーク競馬場でのアローワンス戦で復帰すると3連勝。3月にはフェアグラウンズ競馬場で行われたニューオリンズハンデキャップを先行逃げ切りで勝ち、重賞初制覇となった。続いて6月にはチャーチルダウンズ競馬場のGIスティーブンフォスターハンデキャップに出走するも、Blameから3/4馬身差の2着に終わり、レース後には右前肢の繋靭帯に故障が発覚。引退・種牡馬入りが決まった[2]。
種牡馬時代
[編集]引退後の2010年8月に日本に輸入されアロースタッドにて種牡馬入りした[3]。エンパイアメーカーの後継種牡馬として当初注目を集めたものの、同年11月にエンパイアメーカー自身の日本導入が決まったため、初年度の種付け数は64頭に終わり、以後の種付け数も60頭前後に留まっている。しかし、2016年にはブレスジャーニーがサウジアラビアロイヤルカップを勝利し[4]、産駒のJRA重賞初勝利を果たすなど、そう多くない産駒の中からも重賞戦線で活躍する馬を輩出した。
2021年10月26日、引退馬協会からナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションによる受け入れ馬として決定したことが発表され、種牡馬を引退。北海道日高町のひだか・ホース・フレンズに仮移動後、鹿児島県のホーストラストに移動することになっていたが、日高町のMTHケイムズに繋養されることが決まり、2022年6月30日に移動した[5]。
主な産駒
[編集]グレード制重賞優勝馬
[編集]- 2014年産
- 2015年産
- ライオンボス（2019年アイビスサマーダッシュ）[7]
地方重賞優勝馬
[編集]- 2012年産
- 2013年産
- 2014年産
- 2015年産
- 2016年産
- 2017年産
- エムエスオープン（2020年新春ペガサスカップ、中京ペガスターカップ）[16]
- 2020年産
- 2021年産
- コモリリーガル（2023年園田プリンセスカップ、プリンセスカップ、2024年ひまわり賞）[18]
母父としての主な産駒
[編集]血統表
[編集]| バトルプランの血統 | （血統表の出典）[§ 1] | |||
| 父系 | ミスタープロスペクター系 |
[§ 2] | ||
父 *エンパイアメーカー Empire Maker 2000 黒鹿毛 |
父の父 Unbridled
|
Fappiano | Mr. Prospector | |
| Killaloe | ||||
| Gana Facil | Le Fabuleux | |||
| Charedi | ||||
父の母 Toussaud
|
El Gran Senor | Northern Dancer | ||
| Sex Appeal | ||||
| Image of Reality | In Reality | |||
| Edee's Image | ||||
母 Flanders 1992 栗毛 |
Seeking the Gold | Mr. Prospector | Raise a Native | |
| Gold Digger | ||||
| Con Game | Buckpasser | |||
| Broadway | ||||
母の母 Starlet Storm
|
Storm Bird | Northern Dancer | ||
| South Ocean | ||||
| Cinegita | Secretariat | |||
| Wanika | ||||
| 母系(F-No.) | (FN:25号族) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | Mr. Prospector 3×4=18.75%、Northern Dancer 4×4=12.50%、In Reality 4×5=9.38%、Buckpasser 4×5=9.38% | [§ 4] | ||
| 出典 | ||||
- 母Flandersはブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズなどGI3勝[21]
- 半姉SurfsideはサンタアニタオークスなどGI4勝[22]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l “バトルプラン(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年5月1日閲覧。
- ^ “バトルプラン、日本で繋養される（アメリカ）［生産］”. ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2020年2月21日閲覧。
- ^ “バトルプランがアロースタッドに入厩”. 競走馬のふるさと案内所. 2020年2月21日閲覧。
- ^ 「【サウジアラビアRC】ブレスジャーニーがメンバー最速33秒8の末脚で重賞初制覇！」『競馬ラボ』。2020年2月21日閲覧。
- ^ “バトルプラン、終の棲家へ移動”. 引退馬協会. 2022年6月30日閲覧。
- ^ “ブレスジャーニー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “ライオンボス”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “ペイシャクィーン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “ラッキーバトル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “ソーディスイズラヴ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “ダズンフラワー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “フセノラン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “ネオプリンセス”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “モジアナフレイバー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “エムエスクイーン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “エムエスオープン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “ユメノホノオ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年6月18日閲覧。
- ^ “コモリリーガル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年10月29日閲覧。
- ^ a b c “バトルプラン(USA) 血統情報：5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ a b c “バトルプランの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “Flanders(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “Surfside(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post