バツラー培地
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バツラー培地(バツラーばいち、Butzler's medium)は、キャンピロバクターCampylobacterやピロリ菌Helicobacter pyloriなどの選択分離培地のひとつである。
培地の組成および製法
[編集]物質 | 量 |
---|---|
blood ager base no.2(Oxid) | 40.0g |
水 | 1000ml |
PH=7.2~7.6になるように調整する。 上記内容は、blood ager base no.2で、これを作成後高圧蒸気滅菌した後、50℃ぐらいに冷ましそこに15%の割合で緬羊脱繊維素血と、バシトラシン25,000units・サイクロヘキシマイド 50mg・コリスチン10,000units・セファゾリン15mg・ノボビオシン5mgを加える。泡立てない様によく混合したのち、固まる前に平板培地にする。[1]
培養の方法
[編集](例)
- Canpylobacter fetusの場合、42℃で、72時間培養に適する。
※市販で生培地および微好気培養用のガスパックなどが販売されている。
脚注
[編集]- ^ a b c 岡田淳ほか (1994), 微生物学・臨床微生物学, 臨床検査技師講座, 22 (3 ed.), 医歯薬出版, ISBN 4-263-22622-4