Buffalo Daughter
Buffalo Daughter | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル |
ロック オルタナティヴ・ロック インディー・ロック エレクトロニック・ミュージック |
活動期間 | 1993年 - |
レーベル | |
公式サイト | www.buffalodaughter.com/ |
メンバー |
シュガー吉永 大野由美子 山本ムーグ |
旧メンバー | 小川千果 |
Buffalo Daughter | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2013年 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 約3200人 |
総再生回数 | 約46万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年6月18日時点。 |
Buffalo Daughter(バッファロー・ドーター)は、日本のバンド。90年代初期よりワールドワイドに活躍する先駆的アーティスト。
歴史
[編集]1993年に山本ムーグとハバナ・エキゾチカ(Havana Exotica)を解散したシュガー吉永と大野由美子で結成。結成当初は日本のインデペンデント・レーベル「Cardinal」(ミニコミ「米国音楽」主宰)と契約していたが、その後ビースティー・ボーイズの経営するグランド・ロイヤル(Grand Royal)に移籍、フルアルバムやリミックスアルバムなどをリリースする。
2002年にはアメリカで『I』をロサンゼルスのレーベル、エンペラー・ノートン(Emperor Norton)よりリリースした。
2010年自らのレーベル「Buffalo Ranch」を設立し、スタジオアルバム『The Weapons Of Math Destruction』をリリース。
2013年、結成20周年を記念したベスト盤『ReDiscoVer. Best, Re-recordings and Remixes of Buffalo Daughter』をU/M/A/Aよりリリース。新録3曲、リミックス2曲、ライヴ音源2曲を含む、計14の代表曲を収録。通常のベスト盤とは異なるコンパイルの仕方が話題になった。このベスト盤には、アドロック(ビースティ・ボーイズ)、小山田圭吾、日暮愛葉 (THE GIRL)、有島コレスケ (told)、Avec Avec、KAKATO (環ROY×鎮座DOPENESS)、立花ハジメがゲストとして参加。発売されたCDは空のCDRも付いた2枚組でリスナーが自分の好きな曲を集めて自分だけのベスト盤を作れるというコンセプト。
2014年、4年振りのオリジナル・アルバム『Konjac-tion』(U/M/A/A)をリリース。“コニャクション”というタイトルは、世界中の多数クリエイターとの繋がりを表す“コネクション”と日本人らしい柔軟性を表す“こんにゃく”が結びついた造語。カバー・アートの絵は、イギリス在住の現代アーティストである、ピーター・マクドナルドの作品。
メンバー
[編集]- シュガー吉永(シュガー よしなが、1966年11月11日 - ) - ギター、ボーカル、シーケンサー
- 大野由美子(おおの ゆみこ、1966年6月20日 - ) - ベース、ボーカル、オルガン
- 山本ムーグ(やまもと ムーグ、1959年10月16日 - )- ターンテーブル、ボーカル
過去に在籍したメンバー
[編集]サポートメンバー
[編集]- 松下敦 - ドラムス(元ズボンズ、現ZAZEN BOYS)
- 茂木欣一 - ドラムス(東京スカパラダイスオーケストラ、フィッシュマンズ)
- 奥村建 - ドラムス(Delaware)
- 小松正宏 - ドラムス(Bloodthursty Butchers)
その他
[編集]- 大野曰くバンド名の由来は「バンドの力強いサウンドを表すbuffalo(スイギュウ)」と「女の子がメンバーなのでdaughter(娘)」を組み合わせたもの[1]。
- 小川の脱退以来決まったドラマーはおらず、必要な場合はその都度サポートメンバーを起用する。
- TB-303、TR-606(Roland TR-606)やミニモーグなどの電子楽器を使うことで知られる。
- 日本国内のみならず海外での活動も活発に行っている。
- 2006年には、雑誌『ニューズウィーク日本版』の"世界が尊敬する日本人100人"に選ばれる[2]。
- バンドのグラフィックデザインなどはムーグが担当する。
- レコーディングエンジニアはFISHMANS、Cibo Matto、BOREDOMS、UA、竹村延和、その他多数の仕事で知られるzAk(st-robo)。
ディスコグラフィー
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1994年 | SHAGGY HEAD DRESSERS | BDCAR-CS002 |
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1995年 | amoebae sound system | ||||
1st | 1996年8月26日 1998年01月16日 |
Captain Vapour Athletes | TOCP-50433/4 |
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1998年に「Captain Vapour Athletes+」として再発 |
1997年08月21日 | ジャングルパーク オリジナルサウンドトラック | SSCX-10100 |
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CD-ROM「ジャングルパーク」サウンドトラック | |
2nd | 1998年01月28日 | New Rock | TOCP-50412 |
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オリコン最高77位 |
Remix | 1999年4月9日 | WXBD | TOCP-61014 |
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オリコン圏外 |
3rd | 2001年11月21日 | I | TOCP-65914 |
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オリコン圏外 |
EP | 2002年8月7日 | A LONG LIFE STORY OF MISS CRO-MAGNON | TOCP-61069 |
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オリコン最高位、登場回数回 |
mini | 2003年10月22日 | Pshychic | V2CL-10001 |
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オリコン最高68位、登場回数4回 |
4th | 2006年4月2日 | euphorica | V2CL-10002 |
全曲作詞:シュガー吉永
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オリコン最高151位 |
Single | 2007年2月28日 | O. K. Funky God | AVCD-31189 |
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「鈴木亜美 joins Buffalo Daughter」名義 オリコン最高47位 |
5th | 2010年7月7日 | The Weapons Of Math Destruction | DDCB-12028 |
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オリコン最高90位、登場回数3回 |
Best | 2013年7月24日 | ReDiscoVer. Best, Re-recordings and Remixes of Buffalo Daughter | UMA-1022 |
featuring 立花ハジメ [4:49]
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オリコン最高140位 |
6th | 2014年7月23日 | Konjac-tion (コニャクション) | UMA-1039 |
DISC1 Konjac-tion
DISC2 Konjac-tion REMIX 10tracks
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オリコン最高150位 |
7th | 2021年9月17日 | We Are The Times |
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1st再発 | 2021年11月16日 | Captain Vapour Athletes |
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配信限定シングル
[編集]発売日 | タイトル |
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2019年3月22日 | Elephante Marinos (2019 Ver.) [feat. SASUKE] |
2021年7月23日 | ET (Densha) |
2023年5月13日 | Chatbot Baby |
2023年5月20日 | Malfunction |
参加作品
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 |
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1994年08月21日 | カーネーション『EDO RIVER』 | COCA-11881 | 1.EDO RIVER 12.Love Experience(コーラスで大野由美子が参加) |
1998年09月23日 | ミュージック・ノン・ストップ〜ア・トリビュート・トゥ・クラフトワーク | TOCT-10455 | 3. アウトバーン |
1999年04月21日 | WELCOME TO PLASTIC WORLD | ESCB-1979 | 4.CARDS |
2001年01月24日 | AT HOME WITH THE GROOVEBOX | TOCP-65659 | 2. 303+606=ACID |
2001年12月06日 | ミックスド・ドリンクNO.3〜ベスト・オブ・グランド・ロイヤル | TOCP-65931 | 10.GREAT FIVE LAKES |
2003年11月5日 | ジョゼと虎と魚たち (サウンドトラック) | VICL-61220 | 1.ジョゼのテーマ(スティールパンで大野由美子が参加) |
2004年02月25日 | Fine Time 〜A Tribute to NEW WAVE | KSCL-646 | DISC1-1. Cakewalking |
2007年01月10日 | V2コンピデンシャル Vol.1 | V2CP-311 | 14.Peace (Radio Edit) |
2014年06月04日 | Women in Music selected by Cibo Matto | RZCM-59610 | 8. Big Wednesday 9. Mirror Ball |
2014年12月03日 | クラムボン 結成20周年記念トリビュートアルバム 「Why not Clammbon!?」 | COCP-38844 | 7. ロッククライミング〜Let's Roooooock Mix〜 |
ミュージックビデオ
[編集]監督 | 曲名 |
Tsuneo Goda | 「Oui Oui」 |
DAVID DUVAL-SMITH | 「VOLCANIC GIRL」 |
MIKE RELM | 「Peace Remix by ADROCK(BEASTIE BOYS)」 |
Kazuki Yamakura and moOog yamamOTO | 「New Rock 20th featuring KAKATO (環ROY×鎮座DOPENESS)」 |
不明 | 「GREAT FIVE LAKES」 |
主な出演イベント
[編集]- 2000年07月30日 - FUJI ROCK FESTIVAL '00
- 2001年11月30日 - エレクトラグライド2001
- 2002年07月27日 - FUJI ROCK FESTIVAL '02
- 2002年08月17日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2002 in EZO
- 2004年07月31日 - FUJI ROCK FESTIVAL '04
- 2004年08月14日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2004 in EZO
- 2005年01月10日 - HEAL NIIGATA 中越地震ミュージック・ベネフィット
- 2006年07月30日 - FUJI ROCK FESTIVAL '06
- 2006年08月18日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO
- 2008年08月15日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO
- 2010年05月01日 - ARABAKI ROCK FEST.10
- 2010年05月05日 - 心響(HIBIKI) sound museum vol.1
- 2010年08月01日 - FUJI ROCK FESTIVAL '10
- 2010年08月13日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO
- 2013年08月10日 - SUMMER SONIC 2013
- 2013年08月24日 - ONE Music Camp 2013
- 2014年07月27日 - FUJI ROCK FESTIVAL '14
- 2014年12月02日 - DEERHOOF JAPAN TOUR 2014
- 2015年10月21日 - SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER「ETERNAL ADOLESCENCE TOUR」
- 2015年10月25日 - STEREO RECORDS 10th ANNIVERSARY
関連項目
[編集]- ビースティ・ボーイズ (ビースティ主催のGrand Royalからワールドワイドデビュー)
- チボ・マット (Grand Royalのレーベルメイト)
- 小山田圭吾
- エール
- CHARA(アルバム「Strange Fruits」に参加)
- KAKATO (環ROY×鎮座DOPENESS) (「New Rock 20th feat. KAKATO」ReDiscover収録)
- 日暮愛葉 (「Beautiful You 20th feat.日暮愛葉&有島コレスケ」ReDiscover収録)
- 有島コレスケ (「Beautiful You 20th feat.日暮愛葉&有島コレスケ」ReDiscover収録)
- 立花ハジメ (「Socks, Drugs and Rock'n'roll Live (Sax, Drugs and Rock'n'roll) feat.立花ハジメ」ReDiscover収録、7インチジャケット・デザイン等)
- Avec Avec (「バルーン Remix by Avec Avec」ReDiscover収録)
- カヒミ・カリィ (「Le Cheval Blanc feat. カヒミ カリィ on voice 」Konjac-tion収録)
- Pismo (「Golden Leaves feat. Pismo on vocal」Konjac-tion収録)
- レイ・ハラカミ (「Golden Leaves feat. Pismo on vocal」アレンジ、Konjac-tion収録)
- 坂本慎太郎 (「Love & Food feat. 坂本慎太郎 on vocal 、Konjac-tion収録 *坂本慎太郎の初フィーチャリング・ボーカル曲)
- Fuzati (「Les Sirènes feat. Fuzati on rap」Konjac-tion収録)
- しんなりちゃん (「Le Cheval Blanc」Remix、Konjac-tion収録)
- VARO (「Calling Out From The World Of Echoes」 Remix、Konjac-tion収録)
- Nels Cline(Wilco)(Golden Leaves Remixed by チボ・マットに参加、Konjac-tion収録)
- Charlotte Kemp Muhl (「The Legend」 Remix、Konjac-tion収録)
- 石原洋 (「Vicious Circle」Remix、Konjac-tion収録、ゆらゆら帝国サウンドプロデューサー)
- 永井聖一 (「Love & Food」Remix、Konjac-tion収録、相対性理論)
- 砂原良徳 (「Bring Back 80’」Remix、Konjac-tion収録)
- Greeen Linez (「Don't Stop The Music」Remix、Konjac-tion収録)
脚注
[編集]- ^ http://www.toazted.com/interview/17/Buffalo-Daughter.html[リンク切れ]
- ^ http://www.buffalodaughter.com/biography_j.html
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- Buffalo Daughter - Myspace
- Buffalo Daughter (@buffalodaughter) - X(旧Twitter)
- Buffalo Daughter - YouTubeチャンネル