バック・イン・ザ・ワールド・オヴ・アドヴェンチャーズ
表示
『バック・イン・ザ・ワールド・オヴ・アドヴェンチャーズ』 | ||||
---|---|---|---|---|
ザ・フラワー・キングス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1994年12月 - 1995年9月[1] | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
フォックストロット・レコード インサイド・アウト・ミュージック(リイシュー) | |||
プロデュース | ロイネ・ストルト | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ザ・フラワー・キングス アルバム 年表 | ||||
|
『バック・イン・ザ・ワールド・オヴ・アドヴェンチャーズ』(Back in the World of Adventures)は、スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンド、ザ・フラワー・キングス[注釈 1]が1995年に発表した初のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]元カイパのギタリストのロイネ・ストルトは、1994年にハイメ・サラザール、ハッセ・ブルニウソン等のミュージシャンを迎えたソロ・アルバム『ザ・フラワー・キング』を発表[2]。そして、ストルトはトマス・ボディーンやマイケル・ストルトといったメンバーも起用し、バンドとしての「ザ・フラワー・キングス」を正式に結成した[2]。
ジョン・W・パターソンはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「ギターは極めてメロディックで、ブライアン・メイやデヴィッド・ギルモアにも匹敵する」「冒頭の"World of Adventures"を筆頭に、どの曲もロックしており、多様なサウンドを渦巻かせている」と評している[3]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「現世を嘆くロマンティックな詞とコーラスが美しい(4)、ギターとメロトロンのサウンドが悠々と響きわたるインスト(6)など、密度の濃い音空間を構築」と評されている[4]。
収録曲
[編集]全曲ともロイネ・ストルト作。2. 5. 6. 7. 9.はインストゥルメンタル。
- ワールド・オヴ・アドヴェンチャーズ "World of Adventures" - 13:37
- アトミック・プリンス/カレイドスコープ "Atomic Prince/Kaleidoscope" - 7:49
- ゴー・ウェスト・ユダ "Go West Judas" - 7:47
- 行き先のない列車 "Train to Nowhere" - 3:49
- オブリヴィオン・ロード "Oblivion Road" - 3:47
- 英雄のテーマ "Theme for a Hero" - 8:32
- テンプル・オヴ・ザ・スネイクス "Temple of the Snakes" - 1:23
- マイ・コズミック・ラヴァー "My Cosmic Lover" - 6:46
- ザ・ワンダー・ホイール "The Wonder Wheel" - 4:17
- ビッグ・パズル "Big Puzzle" - 13:34
参加ミュージシャン
[編集]- ロイネ・ストルト - リード・ボーカル、ギター、キーボード
- トマス・ボディーン - ハモンドオルガン、メロトロン、ピアノ、フルート、シンセサイザー、エフェクト
- マイケル・ストルト - ベース、ボーカル
- ハイメ・サラザール - ドラムス
- ハッセ・ブルニウソン - ドラムス(on #10)、パーカッション
- ウルフ・ヴァランデル - ソプラノ・サクソフォーン(on #5, #8, #10)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1995年の日本流通盤 (MAR-95155)の帯では「フラワーキングス (ロイネ・ストルト)」と表記されていたが、2015年再発CD (BELLE 152364)の帯では「ザ・フラワー・キングス」という表記に変更された。
出典
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b Couture, François. “Roine Stolt Biography, Songs, & Albums”. AllMusic. 2022年4月3日閲覧。
- ^ Patterson, John W. “Back in the World of Adventures - The Flower Kings”. AllMusic. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “フラワーキングス(ロイネ・ストルト)/バック・イン・ザ・ワールド・オブ・アドヴェンチャーズ”. CDJournal. 音楽出版社. 2022年4月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- バック・イン・ザ・ワールド・オヴ・アドヴェンチャーズ - Discogs (発売一覧)