バスカード (青森市営バス)
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バスカードは、青森市営バス路線で使用できる磁気式乗車カードである[1]。1992年(平成4年)11月10日[2]に紙の回数券に替わるものとして導入された[3]。青森県内初のバスカードシステムである[2]。
- 2022年(令和4年)3月4日で、「各種バスカード」や「フリールートバスカード(土日祝日用)」の販売を終了(校外学習用フリールート券を除く)[4]。
種類
[編集]以下の券種がある。
- 普通カード - 誰でも常時利用可能。発売額1000円で利用額1100円の「普通バスカード1,100」、発売額3000円で利用額3360円の「普通バスカード3,360」、発売額5000円で利用額5850円の「普通バスカード5,850」の3種類。
- 通学カード - 学生・生徒用。発売額1000円で利用額1300円の「通学バスカード1,300」、発売額3000円で利用額4000円の「通学バスカード4,000」、発売額5000円で利用額6800円の「通学バスカード6,800」の3種類。
- お買物カード - 青森市内で10時から16時の間に乗車する場合に利用可能。発売額1000円で利用額1300円(買物バスカード1,300)。
- フリールートカード - 青森市内全区間を自由に乗降できる一日乗車カード。土[5]日祝日のみ利用可。乗車して最初にカードリーダーに通すことにより、利用日をカード内に記録する方式。青森市市民バスでも利用可能。大人500円、小人250円。
- 贈答用カード - 発売額1000円で利用額1100円。
- 校外学習用フリールート券 - 中学校・高校の校外学習での利用を目的とした一日乗車券であり、個人には発売せず、学校単位で営業所に事前申込した場合のみ発売する。平日のみ利用可。青森市市民バスでも利用可能。大人700円、小人350円。
導入当初は普通バスカードをバスカード・ベルデ、通学バスカードをバスカード・トゥインクル、買物バスカードをバスカード・グッディ、フリールートカードをバスカード・ワンディと称していた。
2022年(令和4年)3月5日から、青森地域連携ICカード「AOPASS」導入開始により、前日の4日をもって、校外学習用フリールート券を除くバスカードの発売を終了した(手持ちのバスカードは引き続き使用可能)。
販売箇所
[編集]- 青森市営バス車内
- 青森市営バス営業所・案内所・定期券発売所(青森駅前発売所、東部営業所、西部営業所定期券窓口、NTT青森支店前発売所)
- 青森市内郵便局貯金窓口(一部局を除く、浪岡地区郵便局での取り扱いはない)
- バスカード委託販売所(ダイヤ改正時に配布される冊子型時刻表に記載)
- 浪岡地区では「浪岡専門店会」(最寄りバス停は「(浪岡)下町」)以外では、郵便局やコンビニエンスストアでの取扱箇所はない[7]
利用終了へ
[編集]2026年3月31日をもって使用終了し、2036年3月31日をもって払戻終了とすることが発表された[8]。なお、紙式の回数券と乗車券についても、同様のスケジュールで使用と払戻を終了する。
脚注
[編集]- ^ 乗車券等(定期券・バスカード・フリーパス券) 青森市交通部
- ^ a b 市営バス90年のあゆみ (PDF) - 青森市企業局交通部、2016年3月29日、p.9
- ^ 『河北新報』1992年11月1日付。
- ^ 青森市交通部 乗車券等(定期券・バスカード・フリーパス) > 各種バスカード・フリールートカード(土日祝用)・校外学習用フリールート券
- ^ ただし、1990年4月1日のサービス開始当初は土曜日は利用不可だった。出典:陸奥新報1989年12月22日朝刊11面『1日乗車券発売へ 青森市交通部 来年4月スタート』記事。この記事本編に『日曜日・祝日フリールートカード』と記載がある。
- ^ 乗車券販売窓口でのキャッシュレス決済が始まりました 青森市交通部、2020年11月20日
- ^ 平成26年10月1日改正『青森市営バス ポケット時刻表』28 - 29ページ。
- ^ 【重要】バスカード等のご使用終了のお知らせ 青森市交通部、2024年4月8日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 乗車券等(定期券・バスカード・フリーパス券) - 青森市交通部