コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ハープと管弦楽のための小協奏曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 この項目では、ガブリエル・ピエルネの楽曲について説明しています。その他のハープのための小協奏曲については「ハープ協奏曲」をご覧ください。
ウィキポータル クラシック音楽
ポータル クラシック音楽

ハープと管弦楽のための小協奏曲（ハープとかんげんきょくのためのしょうきょうそうきょく、Konzertstück pour harpe et orchestre）作品39は、ガブリエル・ピエルネが1901年に作曲したハープと管弦楽のための協奏曲[注釈 1]。標題がドイツ語式となっており、「ハープと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック」と表記される場合もある[1]。ベルギー出身のハーピストであるアルフォンス・アッセルマンに献呈されたが、初演は1903年1月[注釈 2]、アッセルマン門下のアンリエット・ルニエを独奏者として、パリにおいてコンセール・コロンヌの演奏会で行われた[2]。

編成

[編集]

独奏ハープ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ2、トライアングル、弦五部[3]

構成

[編集]
  1. Allegro moderato（アレグロ・モデラート）
  2. Andante（アンダンテ）
  3. Allegro scherzando（アレグロ・スケルツァンド）

演奏時間：約15分。

脚注

[編集]
[脚注の使い方]

注釈

[編集]
  1. ^ 出版された譜面には「ハープ、またはピアノと管弦楽のための」と記されている（クラシック音楽作品名辞典 p.640 最新名曲解説全集 p.419）。
  2. ^ フランス語版ウィキペディアでは、Guide de la musique symphoniqueに基づいて1月2日としているが、International Music Score Library Projectでは1月23日となっている。

出典

[編集]
  1. ^ クラシック音楽作品名辞典 p.640
  2. ^ François-René Tranchefort, Guide de la musique symphonique, éd.Fayard 1986, p.580
  3. ^ 最新名曲解説全集 p.419

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]
「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=ハープと管弦楽のための小協奏曲&oldid=102035021」から取得