ノート:PC-8000シリーズ
このページは、分割提案を経てNECのパーソナルコンピュータ一覧へ分割されています。分割に関する議論は、ノート:PC-6000シリーズをご覧ください。 |
搭載CPUについて
[編集]CPUはZ80だっけ? NECのセカンドソースだったと記憶しているが。--0null0 2004年7月15日 (木) 11:27 (UTC)
- μPD780C-1だけどコンパチだからいいんじゃないですか? --T-ohara 2004年7月15日 (木) 11:42 (UTC)
- う~ん、PC-100は京セラ設計だから明らかに異なるマシンですよ。--0null0 2004年7月15日 (木) 11:43 (UTC)
- 設計はそうですけど、企画、開発、販売のラインは80/88系なんで98が直系と言われるとかなり違和感があるんです;-) --T-ohara 2004年7月15日 (木) 11:50 (UTC)
表現「制御装置」「地上追尾」について
[編集]「工作機械の制御装置」「ロケット打ち上げの際に地上追尾」というのはどうかと思いコメントに。前者は専用のNC機に紙テープリーダ/パンチャ代わりにつないだくらいでしょうから制御装置は大げさ。後者もメインの計算や制御はせいぜいミニコンですから。端末としてもPC-9801の世代からだったような。まさかとは思うけど、JARLのJAS-1の管制局にはPCを使っていたけど88/98です。--sphl 2004年7月15日 (木) 13:08 (UTC)
N-BASICの起動メッセージ
[編集]本文の履歴のコメントに「立ち上げるとN-BASICと表示されるので。」というのがありますが、N-BASICの起動メッセージは「NEC PC-8001 BASIC」であって、N-BASICとは表示されません。一応。--219.113.144.250 2005年10月29日 (土) 20:30 (UTC)
「NECの他のPCシリーズ」の章template化など
[編集]ノート:PC-6000シリーズの議論を参照ください。--Willpo 2005年11月10日 (木) 00:54 (UTC)
画像提供依頼
[編集]画像が全く無いのはあまりにも寂しい。誰か余裕のある人が、ウィキペディアの作法に沿ったやりかたで画像提供依頼をしてくれるとありがたいのですが。--60.39.106.27 2013年7月22日 (月) 12:56 (UTC)
PC-8001の発売日
[編集]1979年9月28日にPC-8001が発売されたとして「パソコン記念日」になっている話は有名ですが、これは1990年代にとある確証のない証言?から一人歩きで広まったものだと聞いたことがあります(出自はtogetterだったかしら)。NEC公式には 日にちまで言及している資料はないと思います。歴代の製品の発売日を記述するときに年月しか記述しないことはよくありますが、誰かがNECに問い合わせたところ NEC社内でも日にちまで記した資料は残っていないと聞いたことがあります(これも先のtogetterより?)。
1980年代初期までのパソコン史を記した下記の資料では、日にちの表記は見つからなかったと記憶しています。
- 太田行生『パソコン誕生』日本電気文化センター、1983年。ISBN 4930916119。
- 小林紀興『富士通の大逆襲計画』講談社、1987年。ISBN 4061928074。
- 富田倫生『パソコン創世記』ティビーエス・ブリタニカ、1994年12月。ISBN 4-484-94229-1 。
今日、別件で調べ物をしていたら確証の高い情報を見つけました。日経マグロウヒル社の『日経エレクトロニクス』1980年3月17日号188頁にて「1979年5月発表のPC-8001(日電)は9月20日の出荷開始から12月末までに約6,000台を出荷した。」という記述があります。記事自体も出来事から半年以内に出たもので、信頼性は高いんじゃないでしょうか。
PC-8001は1979年9月20日に出荷が開始された。
これを本文に組み込むのは影響が大きいとみられますので、1ヶ月ほど皆さんの反応を待ってみたいと思います。あるいは、あえて日にちを入れないでおく手もありだと思いますが、どうでしょう。--Darklanlan talk 2019年2月16日 (土) 09:24 (UTC)
中間報告
[編集]あれから文献を調べていて追加で分かったことがあるのですが、いくつか別々の論点が浮上したのでまとめてみます。
「発売日」の曖昧な使われ方
[編集]一般に、「発売日」というのは「店頭に売りに出された日」という意味で通っているかと思います。しかし、ウィキペディアのTemplate:Infobox information applianceでは「発売日 (Release date)」に記者発表日(ニュースリリース日)が記載されていることがあり、発表日、出荷日、発売日の使い分けがされていません。これはウィキペディアに限らず一般の文献にも見られます。企業向け製品など市販されない商品の場合は発売日というものがなく、発表日や受注開始日を発売日とされる場合があります。
発表日、出荷日、発売日など、日付に言及した文献をまとめてみました。
出典 | PC-8001発売に関する言及 |
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「日電と日本マイクロコンピュータ、低価格パソコン相次ぎ新製品発表」『日刊工業新聞』1979年5月10日、14面。 |
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「マイコン専門店の売上げ、期待の九月も空振り―PC8001発売遅れ買控え進む」『電波新聞』1979年10月2日、5面。 |
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「急成長続けるパーソナル・コンピュータの国内市場」『日経エレクトロニクス』日経マグロウヒル、1980年3月17日、188頁。 |
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太田行生『パソコン誕生』日本電気文化センター、1983年、29頁。ISBN 4930916119。 |
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「[わたしの記念日] 昭和54年9月28日 日本電気支配人 渡辺和也さん 58」『読売新聞』1989年9月5日、東京朝刊、29面。 |
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小林紀興『東芝の奇襲で日本電気が受けた深傷』光文社、1990年、59頁。ISBN 4334012507。 |
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富田倫生『パソコン創世記』ティビーエス・ブリタニカ、1994年12月。ISBN 4484942291 。 |
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日本電気社史編纂室『日本電気株式会社百年史』日本電気、2001年12月25日、653頁。 |
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加藤明 (2011年6月1日). “J-STAGE : 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン : Vol. 2010 No. 15 : PC-8001の開発” (PDF). 電子情報通信学会. 2019年2月24日閲覧。 |
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- 上記テーブル更新:2024年5月9日 (木) 14:23 (UTC)
「発売日」を1979年9月とする信憑性
[編集]パソコン史を語った複数の文献でPC-8001の「発売日」は1979年9月とされています(これが出荷日を指しているかどうかはともかく)。5月の記者発表時は8月発売予定とされていたため、発売前の文献では8月発売予定とするものがありますが、富田倫生『パソコン創世記』および2011年の加藤明(TK-80やPC-8001の開発者)氏の文献にて出荷(または発売)が当初の予定より1ヶ月遅延したことが言及されています。
1979年9月に発売されたことを裏付ける発売直後の文献はなかなか見つからないのですが、月刊アスキー1979年11月号にPC-8001 LOAD TESTの記事があります。記事では「ようやくPC-8001の発売が開始され」という文がありますが、具体的な日付はありません。東京都工業技術センターで実施したとする耐久テストの節にて、「測定は台風一過、秋晴れの2日間に亘り行われた。初日は気温23℃、湿度70%...」とあり、当時の気象状況から推察するに昭和54年台風18号が接近した10月7日の翌8日・9日と思われます。これを踏まえると、PC-8001が9月末に発売されたとするのは、ある程度信憑性があります。--Darklanlan talk 2019年2月24日 (日) 08:38 (UTC)
「発売日」を1979年9月28日とする信憑性
[編集]まず、PC-8001の「発売日」を日にちまで特定した信憑性の高い第三者資料を探すのは困難かと思います。理由は富田倫生『パソコン創世記』(1994年)や小林紀興『東芝の奇襲で日本電気が受けた深傷』(1990年)で触れられているとおり。当初はPC-8001の需要が見込めず、Bit-INNや数カ所の電子部品店で細々と販売することから始まったこと。既に抱えていた数千台のバックオーダーを捌くのに半年かかり、しばらくの間は生産が需要に追いつかなかったこと。このことから発売が広く通達された可能性は低く、開発者や関係者の証言に頼るしかないと考えます。
Twitterでの情報によれば、読売新聞1989年9月5日朝刊東京地方面での渡辺和也(加藤の上司でTK-80やPC-8001の開発指揮者)氏の発言がパソコン記念日の元ネタではないかとあります。2011年の加藤の文献でも9月28日発売とあります。インターネットの検索エンジンで引っ掛かるのは記念日を題材にした記事や個人サイトでの言及が多い印象です。(例:パソコンの日(9.28) (2000年のアーカイブ))--Darklanlan talk 2019年2月24日 (日) 08:38 (UTC)
争点となっている記事(「[わたしの記念日] 昭和54年9月28日 日本電気支配人 渡辺和也さん 58」『読売新聞』1989年9月5日、東京朝刊、29面)を入手しました。記事本文中の渡辺和也氏のコメントを引用します。
十人にも満たない小さな研究グループだったから、逆に自由に動くことができて成功に結びついたと思う。仲間たちは、昼も夜もかまわず働いてくれた。だから五十四年九月のPC-8001の発売は『わたしたちの記念日』と呼びたい。
記事タイトルで9月28日とあるものの、本文中では9月としか述べていません。これを根拠にするには心許ないと思います。後に『読売新聞』2003年9月28日、西部朝刊、35面にも記念日として取り上げられています。この本文中では「1979年 PC-8001発売」とあり、詳しい言及はありません。--Darklanlan talk 2019年3月1日 (金) 09:23 (UTC)
編集方針
[編集]私の編集予定としては、Infoboxの発売日は1979年9月としておき、本文中で1979年9月20日に出荷が開始されたことを記述しようと考えています。--Darklanlan talk 2019年2月24日 (日) 08:38 (UTC)
- 済 情報が集まりそうにないので、今の案で記事に反映させました。情報提供自体は締め切りはありませんので、有力な情報がありましたら、教えていただけると助かります。--Darklanlan talk 2019年3月4日 (月) 13:59 (UTC)
情報『電波新聞』1979年10月2日5面に「ある大手の専門店によると、PC8001は九月中に数百台程度、出荷されただけで、本格的に出荷されるのは年末になるといっている。」という有力な記述がありました。上のテーブルにも出典を追加しておきます。Darklanlan talk 2024年5月9日 (木) 14:23 (UTC)
「パーソナルコンピュータ」という言葉
[編集]「パーソナルコンピュータ」という言葉は1977年に発売された精工舎のSEIKO 5700、アスターインターナショナルのコスモ・ターミナル-D、1978年(日本)発売のCommodore PET 2001、シャープ MZ-80Kの広告で既に売り文句に使われています。PC-8001のヒットが「パーソナルコンピュータ」の語を広めるきっかけになった可能性はありますが、出典を付けた上での一説の話に留めるべきものだと思います。COMPO BS/80が「マイクロコンピュータ」と宣伝されていましたので、NECにとってはPC-8001で初めて「パーソナルコンピュータ」として販売したと言えるかも。あと、本文中の「商標」というのは売り文句(キャッチフレーズ)の言い間違いでしょうか? --Darklanlan talk 2019年2月16日 (土) 10:06 (UTC)
- コメント 履歴を見ますと2006年11月の版から商標という表現が使われています(投稿者はIPですが私ではありません)。個人的な見解としましては、そもそも「PC」がパーソナルコンピュータの略であり、PCシリーズの商品名がパーソナルコンピュータを意図した名前であることを指したものではないかと解釈しています。
- 「狭義のPC」がどこまでを含むかという問題もありますが、例えば狭義のPCとして有名なIBM PCの場合、商標かどうかは別としても「(IBM) Personal Computer」が名前であることは明らかですので、やはり名前(商標?)による部分は大きいのではないかと思えます。
- 私は商標について詳しい事は存じませんので商標という表現にこだわりはありませんが、一説においてPC-8001が日本初と言われるのはPCという名前が他の類似製品におけるキャッチフレーズ以上の意味を持つからとしか思えない(他に理由が見当たらない)ですので、単なるキャッチフレーズで済ますには違和感があります。他機種と違って名前に据えたことには触れておいても良いんじゃないかと思います。--Gwano(会話) 2019年2月17日 (日) 12:53 (UTC)
- PC-8001が日本で初めて(?)パソコンの型式にPCを付けられたことで、PCといえばNECのPC-8001やそれを祖先とするPCシリーズと捉えられていた時代があったということを、別の記事だったかで書こうと思ったことがありますが、独自研究っぽいので出典を探そうとしてそのままになった記憶があります。PCの型式に触れるなら出典入りで何かしらの動機付けが欲しいですね。--Darklanlan talk 2019年2月18日 (月) 02:25 (UTC)
調査報告:パーソナルコンピュータという言葉の普及とPC-8001
[編集]書ける糸口を探してみましたが、現状私の手元の資料にはPC-8001の型番や商標(ブランド)に触れた話や8001の普及とパーソナルコンピュータという語が普及したことの因果関係を示すものはなかったため、断念します。ただし、PC-8001の当時の広告で「Personal Computer」と大きくロゴを打ち出していたことは確認できるため、記事本文ではそれを事実として記載するのみに留めておきます。
以下、調べて気づいたことをまとめておきます。
- PC-8001本体の銘板にはPersonal Computerと記載されていますが、それは1977年に発表されたPET 2001も同じです。
- 新聞記事タイトルでパーソナルコンピュータをパーソナルコンと省略する例は早い段階からありましたが、「パソコン」がいつから言われるようになったかわかりません。「ミニコン」や「オフコン」はそれ以前からあったかもしれません。
- 1981年10月からテレビ東京で「パソコン最前線」という番組が数回にわたって放映され、結構な視聴率があったそうです(ASCII 1981年12月号 ASCII EXPRESSより)。1982年3月から放映されたパソコンサンデーについては説明不要ですね。これら番組もパソコンの語を広めるのに一役買っているでしょう。
- 日本経済新聞1982年4月28日朝刊ではパソコンという語が見出しや本文で当たり前のように使われています。
- 月刊アスキーが「マイクロコンピュータ総合誌」から「パーソナルコンピュータ総合誌」に変わるのはかなり後のことです(1993年4月号から)。
本記事でも出典に使用している太田行生『パソコン誕生』(1983年3月発行)の冒頭3頁で次のような文があります。
パーソナル・コンピュータの呼び名は、略称の「パソコン」が子どもにも親しまれるほど定着した。しかし、今もパソコンを「マイコン」と読んでいる人も少なくないし、『マイコン入門』とか『マイコン自由自在』というような冠マイコンの書籍が、パソコンの入門書であったり、特定機種の使用解説書であることも珍しくはない。
その後、パソコンが「マイコン」と呼ばれていた経緯の説明があり、マイコンとパソコンの区別について次のように説明されています。
マイコンはいわゆる「軽薄短小」を追求した集積回路 (IC) の一種であり、そのマイコンの応用分野の一つがパソコンである。パソコンがわが国の市場に本格的に登場したのは昭和53年であるが、6年目を迎える58年度には、国内の生産台数が100万を突破する。まさしく、定義や規格を論じている暇もない急激な展開と言わざるを得ない。
これらから、PC-8001の販売・普及時期とパソコンの語の拡がりが重なっているようにみえるのですが、あくまで自説・自己研究の域を出ない話です。--Darklanlan talk 2019年3月4日 (月) 13:18 (UTC)
- 既にご存知かとは思いますが、最近PC-8001の40周年とか復刻版のPC-8001 miniの話題でPC-8001に関するニュースがいろいろ出ていますね。その中には「名前(製品名)としてのパソコン」が初であることに触れる報道もいくつかあるようです。今になっての報道にどれだけ信憑性があるのかは分かりませんが、出典としては無いよりはマシなので、実状として間違っていないようであれば、とりあえずこうした報道を出典にする手もあるかもしれません。
- 「日本で初めて「パソコン」という名前が使われた製品。」[1]
- 「製品名でもある「PC」(Personal Computer)を日本中に広めたともいえるマシン」[2]
- 「当時、コンピュータは一般的に「マイコン」と呼ばれていたが、NECは「Personal Computer」をうたった。」[3]
- 「日本でパーソナルコンピューターという言葉が使われたのは、PC-8001が最初。(NECパーソナルコンピュータのデビット・ベネット社長)」[4] - 9/24追記。
- まあ、中には単に
- とだけ触れる報道もありますが。ベーシックマスターを意識して「NEC初の本格的パソコン」と言うのであればCOMPO BS/80はどうなんだという気もしないではないですが。--Gwano(会話) 2019年8月12日 (月) 12:08 (UTC) - 報道例を追加。--Gwano(会話) 2019年9月24日 (火) 07:12 (UTC)
カタログ画像と著作権
[編集]手元にPC-8001のカタログがあるのですが、これをスキャンした画像はWikipediaに掲載するのは著作権的にアウトでしょうか? --Digitarhythm(会話) 2023年5月31日 (水) 04:44 (UTC)
- 個人的にはアウトだと思いますが、この質問内容であればWikipedia:利用案内で質問されたほうが確実かと思います。--Gwano(会話) 2023年5月31日 (水) 07:32 (UTC)