ノート:限定戦争
キッシンジャーの提起について
[編集]キッシンジャーによる限定戦争ということは、『限定戦争の再評価-通常兵器か核兵器か?_"Limited War, Conventional or Nuclear? A Reappraisal"』の論文を基礎にしている ということでしょうか?
限定戦争は、核戦争に至らない通常戦力による戦争であって、
<直接的に攻撃するのではなく、その存在の影響力によって政治的目的を達成しようとする軍事力の使用形態
という表記には少々異論があります。 キッシンジャー自身によると、限定戦争の考え方自体はソビエトなどによる 「ソ連は核兵器で自分の侵略地域を防衛し、反撃を阻止すると脅かしつつ、自分たちに都合のよい和平を提案することができる。」に対抗する考え方だったと思います。
たしかにキッシンジャー自身は「われわれが採用すべき方策は、限定戦争能力と通常兵器の軍事力を同時に再建しながら、きわめて重要な軍備管理交渉に乗り出すことである。」とも言っています。これは限定戦争能力と通常兵器による能力を保持すること、すなわち限定戦争能力の行使の示唆によって政策を達成することであり、限定戦争自体は核戦争にいたらない通常戦力による戦争であると考えます。
どちらかというと、上記考え方は、限定戦争能力の保持による政策達成の一形態だと思いますが、いかがでしょうか。—以上の署名の無いコメントは、Edoo(会話・履歴)氏が[2006-09-13 03:33:30]に投稿したものです(ikedat76 2006年9月16日 (土) 16:04 (UTC)による付記)。
「限定戦争」についての記事を書かせてもらった者です。 ご指摘の通り、あまりにその限定戦争の一機能に注目しすぎた記述になっていたと反省しています。 「限定戦争とは核戦争にまでは発展しない程度の限定的な軍事力を使用した戦争の一形態である」という要約はいかがでしょうか? とりあえず、本文の方はあまりに決定的な間違いがあるので再編集しておきますが、また間違いがあればぜひご指摘下さい。ありがとうございました。—以上の署名の無いコメントは、220.105.169.234(会話・履歴)氏が[2006-09-13 12:46:33]に投稿したものです(ikedat76 2006年9月16日 (土) 16:04 (UTC)による付記)。
こちらこそ、ありがとうございました。少々差し出がましいかとも思いましたが、 目を通してみて、少し気になったので意見を書き込ませていただきました。
新しい定義はそれで私も異存はありません。本文にも目を通しましたが、 労作、お疲れ様でした。
ところで、IPで書き込んでおられるようですが、もしよろしければ ログインユーザーになられては如何でしょうか? 議論もし易くなりますし、署名や、ご自分の投稿一覧を確認するときにも 何かと便利だと思います。せっかくなので、もしよければと思ってお誘いいたしました。 よろしければご検討をいただければと思います。 --Edoo 2006年9月15日 (金) 09:55 (UTC)