ノート:遺伝子
この「遺伝子」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2024年4月11日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
記事作成の協力要請
[編集]電気山羊です、こんにちわ。遺伝子は生物学で最も重要な概念の一つですし、ウィキペディア的にも社会的にも需要のある記事なので、正確かつ分かりやすいものにしたいと考えて「遺伝子」の編纂をはじめたのですが、なかなかどうしてこれが難しい。少々くじけそうになっています。しかしそこはウィキペディア、三人よれば某某。生物学に詳しいまたは興味のある方々にご協力いただければイケてる記事になるにちがいありません。気の向いたとき、手の空いたときなど、執筆編集に携わっていただけますまいか。コメントだけでも歓迎です。
一応方針としましては、(ひとまずは)小項目的で良いのではと思っています。専門的な内容にならざるをえない機構の詳細は転写や翻訳などにまわして簡単に触れるにとどめ、正確な概念や簡単な歴史、遺伝子治療や遺伝子工学などとの関わりについて記述してはどうでしょう。この方針についてのご意見もお待ちしております。といったとこで。電気山羊 12:14 2004年4月13日 (UTC)
- 原核生物関係に関してでしたらお手伝いできると思います。この辺は、書き手がたくさんいると思って余り手を付けてこなかったのですが、一つ一つ見てみるとそうでも無いような気もしてきました。どこまで書いてしまうか、について記事でも書きながら考えていきたいなと思います。それではヨロシクお願いします。Juanita 12:43 2004年4月13日 (UTC)
- Juanitaさん、早速の参加表明ありがとうございます。遺伝子に関する知見はまず原核生物で得られたものですし、その辺りに詳しい人がいらっしゃると大変心強いです。各項目のバランスやどこまで書くかというのは、こういう大きな主題ではなかなか難しい問題ですが、そういったことを頭の隅におきつつ、とりあえず一通り書いてしまい、全体を見渡して再編成、ということになるかなと思います。それではよろしくです。電気山羊 13:16 2004年4月13日 (UTC)
冒頭にある遺伝子の概念自体についてなのですが…。 実は数年前の論文では、真核生物における遺伝子の実態があまりにややこしいので、別の定義を作ってそれに関してだけ述べるようにしていました:FANTOM3論文。詳細は、BTJジャーナルNo.13で菅野先生が語られています。じゃあどう説明するんだ、と言われると困るのですが… http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/pdf/btjjn0701.pdf (2005/06/02, Bak.)
目安があった方が良いかと思いましたので、目次というか構造を考えてみました。ちょっと盛りだくさんすぎるかもしれませんが、ひとまずこんなかんじでいかがでしょうか。途中で修正が必要になってくるでしょうし、もちろんこの通りにする必要はありません。電気山羊 09:27 2004年4月15日 (UTC)
- すいません、作業中にノートにアップされてしまったようで…。とりあえず原核生物の発現様式だけ書きました。ただ、どう考えても多すぎるので、これから転写、翻訳に適当に振り分けていきたいと思います。どの辺まで必要かわからないので、よろしければ削減案を提案してみてください。項目の中で加えたいのは発現系ですね。原核生物ではクローニング後、発現してそれから…が主流になってますしポストゲノムの状況なんかも加筆できたら、嬉しいですが。あと、GM作物なんかも昔サークルで勉強したので、資料引っ張って見ます。…遺伝子の誤用、興味深い項目です。Juanita 10:19 2004年4月15日 (UTC)
- Juanita さんへ、加筆ありがとうございます。さて、削減案ということですが、具体的な案ではないのですが、例えば「遺伝子に興味のある高校生」に「大学の生物学の講義」はこんな内容で「今の生物学ではこんな風になっているんだ」と教えることをイメージしてみてはどうでしょうか。そうすると専門的になりすぎず、詳しくない人が読んでも分かりやすくなるかなと思います(これって結構大変ですが)。また、記事の前半に一般向けの内容を書いて、専門的な内容は後半にもってくるという方法もあるかと思います。
▼目次を書きかえてみました。これは一応の目安なので柔軟に執筆すれば良いと思います。私はとりあえず序論や歴史あたりから攻めてみようと思います。誤用ですが、「誤用」と言い切ってしまうのは良くないかもしれませんが、巷にあふれるおかしな「遺伝子」をこのままにして良いのだろうか、などと思いまして、一筆書いてみよういうわけです :-)。そんなところで。電気山羊 14:15 2004年4月15日 (UTC)
- Juanita さんへ、加筆ありがとうございます。さて、削減案ということですが、具体的な案ではないのですが、例えば「遺伝子に興味のある高校生」に「大学の生物学の講義」はこんな内容で「今の生物学ではこんな風になっているんだ」と教えることをイメージしてみてはどうでしょうか。そうすると専門的になりすぎず、詳しくない人が読んでも分かりやすくなるかなと思います(これって結構大変ですが)。また、記事の前半に一般向けの内容を書いて、専門的な内容は後半にもってくるという方法もあるかと思います。
Juanita さんへ。最初は小項目記事にしようと考えていたのですが、考えているうちにどうやら遺伝子の「性質」上、大項目記事の方がよいかなと思いました(すでにこのノートに書いた目次が大項目的なのですが…)。本格的に大項目化するならば項目の構造、バランス、「深さ」、などについてもう少し指針を立てておきたいと思います。お手数ですが、目次と各項目の内容について簡単なリストを提示してもらえますでしょうか。私も自分なりに考えたものを提示しますので、それから意見調節しましょう。それ以前に大項目化は良くない、という意見でも結構です。電気山羊 07:06 2004年4月23日 (UTC)
- えーと、勝手に勢いで進行してすいません。ちょっと問題があるかなぁと思いつつも、せっかく書いたんだからと適当にアップしてしまいましたが。大項目的というのは『遺伝子に関連した要素を遺伝子と言う記事一つにまとめ上げる』と言うことでよろしいでしょうか。もしそうであれば、大項目的記事に賛成します。目次やらバランスとかは電気山羊さんに依存しようと思っていましたが、世の人たちが遺伝子と言う記事に何を求めているか、によって変わってきそうですね。そのへんを考慮して、リストを提示したいと思います。まぁそういう意味で、僕の更新した部分は『求められない部分』であることを願いたいです(自分で書いといてなんですが長い記事は嫌いだから)。Juanita 11:13 2004年4月23日 (UTC)
- いえいえ、勢いを持った人がいないと物事が動き出さないのでありがたいです (私は腰が重いので :-)。過剰だと思われたところは Juanita さんが納得いった時点で切り分けなど行っていただければ良いのではないかと思います。内容は非常にためになるものですし、周辺記事の充実に役立つはずです。▼大項目的というのは『遺伝子に関連した要素を遺伝子と言う記事一つにまとめ上げる』という受け取っていただいて良いと思います(私は勝手にこれを「目次的大項目」と脳内で呼んでいます)。遺伝子そのものの記述に加え、主要キーワードの概説とそれらの小項目記事へのリンクが探しやすいように提示できたらな、と考えています。また一般読者を想定することは非常に大事ですし、かつ、本質を見失わないようにしなければならないな、と思っています。ひとまず。電気山羊 14:42 2004年4月23日 (UTC)
もくじ(案)
[編集]- もくじの前:要約?
- 概念:
- 遺伝子構造の概要:
- 遺伝子発現の概要:
- 遺伝子研究
- 歴史:経緯を簡単に
- 一人歩きする「遺伝子像」
- 関連語句:
改めて考えるとかなり悩みました。前とあまり変わっていないようにも見えますが、脳内が少し整理されました :)。一応私はこんな感じで書いてみようかと思います。ちょっと頻繁には参加できなそうでして、ゆっくりやろうと思っています。では。電気山羊 12:18 2004年4月27日 (UTC)
- とりあえず、転写、翻訳をそれぞれ切り分けました(転写、翻訳 (生物学))。あとは、冗長な発現調節のところを切り分けたいですがオペロン、ラクトースオペロンという気合の入った記事と相談してやっていきたいと思います。僕的な目次と言うのは特に無いのですが(すいません;_;)クローニング、シークエンシング、過剰発現を手がかりに、原核生物における遺伝子研究の代表例みたいなのを書きたいなと思います。結局、目次を電気山羊さんに依存することになりそうです…すいません。Juanita 05:43 2004年4月30日 (UTC)
- Juanita さんへ。了解です。こちらこそ本腰入れて編集できてなくて申し訳ないです。この連休中に多少は手を入れたいと思っていますが……。全体のバランスとか構成について勝手にいじくることがあるかもしれません。ちょっとそれはおかしいぞ、と思ったりしたら遠慮なく編集、コメントしてください。それでは良い連休を。電気山羊 14:43 2004年4月30日 (UTC) p.s. 無休だったらごめんなさい
たった2人ですが、ノートが増えてきましたね…。少し前に目に付いた歴史を追加したんですが、目次を見ると『経緯を簡単に』となってますね。まぁ、過去の笑える誤解など(テトラヌクレオチドモデルとか)があれば楽しいかなと思って追加したのですが・・・。要りませんかね?この後二重ラセン以降の歴史についても書いて行こうとは思ってるんですが、書く前にちょっと聞いておきたいなとも思いまして。オペロンへカタボライト抑制およびトリプトファンオペロンを切り分けました。シュードジーンとか別に興味なかったんですが、調べるとなかなか面白い…。というかこれまでゲノム嫌いで来てたんですが、理解が深まってくると面白く感じて来ました。不思議だ…。Juanita 06:47 2004年5月8日 (UTC)
- Juanita さんへ。歴史年表についてですが良い感じだと思いました。テトラヌクレオチド説は「遺伝子=タンパク質説」へ誘導してしまった大きな原因ですから、歴史的には重要なエピソードだと思います。テトラヌクレオチドの話については小項目記事が立てられますね(レヴィンの名誉に配慮するならば彼の記事をたてて他の「良い」業績と並べて書くのが良いかもしれませんが ;-)。二重らせん以降をどこまで触れるか実はまだあまり考えがまとまっていないのですが、ひとまずはゲノムなどとの重複があっても気にしないことにしようかと思っています(ゲノムも大項目になってしまいそうですよね(汗)。ですから、ひとまず書いてみるという方向で良いかと。シュードジーンは Makorin1-p1 のはなし (Nature. 2003 May 1;423(6935):91-6.) などを読むと、生物はあいかわらず変なことやっているな、と思います。。電気山羊 14:24 2004年5月8日 (UTC) p.s. 区切り線を入れました
- 歴史の追加へのコメントありがとうございます。テトラヌクレオチドモデルは学校でも全然習わなかったのでちょっと新鮮で記事でも立ててみようかなと思ってやってしまいました。1921年当時の論文を読んで色々感心してます。じつはライナス・ポーリングの三重らせん構造もやりたいんですがProNASUの60年以前の論文が無いので書けなさそうです。ゲノムとの重複はちょっと突っ込まれるかなと思いましたが『遺伝子の本体が実はゲノムだった』なのでまぁ露骨なのをのぞけば重複は仕方が無いかなと思います。二重らせん以降はゲノムの歴史になっていくとは思いますが。論文の紹介ありがとうございました。ちょっと読んでみます。Juanita 11:51 2004年5月10日 (UTC)
この記事では1896年にミーシャーがDNAを発見したとしていますが、デオキシリボ核酸では1869年となっています。 Googleでのhit数によると( 1869年 1896年 )どうも1869年が正しいようなのですが、手元に資料がなく断定できないのでどなたか詳しい方の訂正をお願いします。T-Nos 2005年8月31日 (水) 17:32 (UTC)
- ミーシャーという人は1895年没のようですね。 Mulukhiyya 2005年8月31日 (水) 18:26 (UTC)
本当だ! ありがとうございます。訂正させていただきます。T-Nos 2005年9月2日 (金) 04:50 (UTC)
病原体
[編集]この編集で冒頭に病原体という言葉が足されていますけどこれ必要なんですか。ウイルスは生物でないという立場をとるのだとしても、ここに来るのは病原体ではなくウイルスという言葉になるはずではないかと思います。それとも、生物でもウイルスでもない病原体で遺伝子による遺伝情報のやり取りをする実体があるのでしょうか。yhr 2009年5月20日 (水) 11:56 (UTC)
- 病原体が出てくる必然性はありませんね。ウイルスについてもここで言及する必然性は低いかと思います。ひょっとしてプリオンかもしれませんが、遺伝子とは言いがたいですね。あと付け加えられた2段落目も意図が見えないです。とりあえず改訂してしまいますので、編集された方、ご意見がありましたら説明いただければ対応いたします。電気山羊 2009年5月20日 (水) 14:56 (UTC)
報告: 英語版の翻訳による記事の強化
[編集]英語版「en:Gene」を翻訳して本記事「遺伝子」を強化しました。
■経緯
2003年に「遺伝子」の記事が作成され、多くの編集者によってコンテンツが作り込まれてきました。現状の「遺伝子」の原型は、10年以上前 (2012年)に作られたものと確認できます。しかし、それ以降は大幅な改訂はなされず、特に出典を伴った記述にする改善は見られません (差分)。さらに2023年には「出典の明記」、「独自研究」、そして「生物学に関連した書きかけの項目」テンプレートが付加されて改善が促されました。こうした、コンテンツ強化への要望、あるいはガイドラインへの適合という課題に対し、英語版Wikipediaで高く評価された記事「en:Gene」を翻訳して記事全体を刷新することで対応しました。
■方法
■結果
- 英語版の翻訳
- 英語版 Gene の 2024-02-05T00:51:20(UTC)版 を使用し、全訳した。
- 日本語版の更新
- 日本語版 遺伝子 の 2024-03-04T07:43:05(UTC)版 を使用した。実際には引き継いだコンテンツはなかった (出典がない, or おおむね翻訳に含まれていた)
- 「構造と機能」
遺伝子構造の画像(2件)をコメントアウト (理由: 日本語版で対応するテンプレートがない)(解決)
- 「脚注」≫「主要教科書」
- 英語版 en:Gene では、記事の多くが Bruce Albertsの教科書『Molecular Biology of the Cell (4th ed.)』を出典とする。この翻訳でも変わらない。この教科書には日本語訳された新版『細胞の分子生物学 第6版』があるためリストアップした。
- 推薦文献
- 日本語の教科書があるものはそちらで置き換えた。
- 改善を促すテンプレート削除
{{複数の問題 | 出典の明記 = 2023年11月8日 (水) 06:02 (UTC) | 独自研究 = 2023年11月8日 (水) 06:02 (UTC) }}
{{Expand English|date=2023-11-08}}
{{biosci-stub}}
■残課題
いずれも必須ではないが将来的な改善課題として。
- 出典の『Molecular Biology of the Cell (4th ed.)』を日本語の教科書『細胞の分子生物学 第6版』で置き換える。しかし、本書は出版社 ニュートンプレス のWWWサイトに掲載がなく、入手が困難かもしれない。
画像を日本語訳して追加(2件)。英語版同様にテンプレート化して複数記事で共有するとよいと思う。
■使用した記事
--YasuakiH(会話) 2024年3月10日 (日) 11:10 (UTC) --YasuakiH(会話) 2024年3月12日 (火) 09:10 (UTC) --YasuakiH(会話) 2024年4月13日 (土) 00:36 (UTC)
- コメント強化お疲れさまです。{{Rp}}テンプレートが用いられているのですが、「デフォルト」のテンプレートパラメーターにChapterの番号が入力されています。英語版のRpテンプレートではこのテンプレートパラメーターは生きており、よく使われているのですが、日本語のRpテンプレートでは、このパラメーターは非推奨とされています(参考)。そこで、このようにしてみたのですが、如何でしょうか?--Anesth Earth(会話) 2024年4月12日 (金) 15:38 (UTC)
- ご提案ありがとうございます。ご指摘の件は同感です。{{Rp}}の無名パラメータが非推奨のことは知りませんでした。このことは英語版 en:Template:Rpでも同様ですね。はじめご提案の方法を考えたのですが、出典リンクが30箇所あって読み手にとって冗長な可能性がありました。そこで{{Cite book}}のatパラメータ(未定義)を利用して解決を図ってみました。こうした{{Rp}}や{{Cite book}}の使い方はイレギュラーかもしれませんが、いったん様子見ということで。なお{{Cite book2}}にはatパラメータが存在します。英語版WPと日本語版WPとでは出典表記形式が微妙に異なるので戸惑いますね。--YasuakiH(会話) 2024年4月13日 (土) 00:11 (UTC)
- p.s. 私の編集の差分です--YasuakiH(会話) 2024年4月13日 (土) 00:21 (UTC)
- 返信 それで分かりやすくなったものと思います。お疲れさまです。--Anesth Earth(会話) 2024年4月13日 (土) 01:28 (UTC)