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ノート:練習曲 (ショパン)

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各曲の解説に関する疑問点など

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いくつか疑問があるのですが、専門的な知識が無いのでノートとして書かせていただきます。

作品10 第2番イ短調
「「色彩」の愛称で呼ばれることかある。」と書かれていて、これは翻訳当時(2007/2/7)の英語版にあった「Sometimes nicknamed the 'Chromatic' Etude」によっていると思われますが、'Chromatic'は音楽用語としては「半音階」の意味もあると思うので、この訳は検討の余地があるのではないでしょうか。
作品10 第3番 ホ長調 『別れの曲』
「美しく閉じたら、直ちに次の荒々しい第4番へと進む指示。」とありますが、「美しく閉じたら」の部分はともかく、「直ちに次の第4番へ」というのは、(出版譜ではなく)自筆譜の指示ではないでしょうか。もしそうなら、この記述では誤解を与えるのではないかと思います。
作品10 第4番 嬰ハ短調
演奏難度について、ちぐはぐな記述になっているように見えます。難度のことを書くなら、「難曲とされることもあるが、そうでもないという意見もある」といったような、記事の立場がよりはっきりする記述にできないでしょうか。いずれにせよ出典などが問題になるような気もします。
作品10 第5番 変ト長調 『黒鍵』
「華やかな曲であるが、ショパン自身は…」の部分は、どういう状況で述べられたことか、可能なら出典(ショパンの書簡?)も含めてはっきりさせると良いのではないでしょうか。
作品25 第4番 イ短調
「速度指示が一定しておらず…」というのは、版によってメトロノーム指定が違う問題のことでしょうか?もしそうなら、どの版でどう指定されている、というようなことを、もっと具体的に書けるのではないでしょうか。
作品25 第8番 変ニ長調
「ピアニストは演奏前に最低でも二度…」というのが何のために入っているのかわかりません。重要な人物の見解だから採用した、ということなら、出典(これは誰でしょう?ビューロー?)を示す必要があるのではないでしょうか。(とはいえ、この手の論評は入れだせば切りが無いような気もします。その点ではop.10-1のハネカーの評の部分も気になります。英語版では残されているようですが…)

また、副題については、どれも作曲者によるものではない、というのを、どこかわかりやすいところに書くと良いのではないかと思うのですが、どうでしょう。なお、他の曲では「海外では…」となっている部分が、op.10-3だけ「原題は…」となっていて、これだと、この曲だけはショパン自身による題名であると読めてしまう気がします。

これらの点について検討が必要だと考えるのですが、いかがでしょう。 --Futaru 2009年1月18日 (日) 07:35 (UTC)[返信]

(追記)出典などの調べがついた部分が少なくなかったので、表記事を自分の判断でやや大胆に編集してみました。楽譜は基本的に英語のエキエル版を参照しましたが、この楽譜の速報性/信頼性に関することを自分はあまり良く把握していません。また、上でも書いた通り自分には専門的な知識が不足しているので、識者による修正をぜひお願いしたいと思います。

以下、変更に関する説明:

作品10 第3番 ホ長調 『別れの曲』
attaccaが自筆譜の指示であることを明示。なお、この曲の場合自筆譜との差異を問題にするなら、速度記号のことは避けて通れないと考え、追記しました。誤解を避けるために「ただし、このことを以て、…」と書き添えましたが、この点についてはあまり確信がなく、また新しい情報を参照していないので、どなたか検証をお願いします。(最近「ショパンの最初の構想では、最終的なテンポの約四倍が想定されていた」とする文章を複数(2つ)目にしました。音楽関係の書物などではなかったので信頼できるのかどうかよくわかりません。この点も検証お願いします。)
作品10 第4番 嬰ハ短調
この曲については、「難曲である」、とする見解をいくつか見たことがあるのですが、明確に出典を述べられるものが手元に無いので要出典をつけておきました。思い出せるものだと、春秋社の世界音楽全集の古いものについていた野村光一氏の解説や、アシュケナージの練習曲集のCD(London)の解説(確か石井宏氏)では、これを「最難曲」としていました。「それほどの難曲ではない」とする意見として、横山幸雄氏の雑誌連載を挙げておきましたが、より入手しやすい文献で何かあれば書き換えて下さい。
作品25 第4番 イ短調
編集前は、「速度指示が一定しておらず、かなりゆっくりめな指定の楽譜もあれば、凄まじい速さの指定の楽譜もある。」と書かれていましたが、これが具体的に何を意味していたのかよくわかりません。この記述だと、3つ以上の速度指示が知られているというような印象も受けます。なお、パデレフスキ版の楽譜の和訳で、フランス初版のメトロノーム指定を2分音符=120としているものがあり、(パデレフスキの英語版は、エキエルやここで参照できる初版と同様、4分音符=120としています。)誤記かどうかわかりませんが、これについては触れませんでした。
作品25 第8番 変ニ長調
ビューローの見解では、「6回」ですが、元の記事は「2回以上」となっていました。前者に基づいて書き換えましたが、「2回以上」の方の出典をご存じの方がいらしたら追記してください。--Futaru 2009年1月24日 (土) 15:50 (UTC)[返信]
作品10第1番ハ長調『滝』
滝という呼び名は一部の愛称であって正式な呼び名ではないと思うので伏せたほうがいいと思います。

そもそも本来はタイトルのない練習曲なのでタイトルのない練習曲にタイトルを載せるのは伏せたほうがいいかと。 それは次の「2番」も同じことが言えると思います。——以上の署名の無いコメントは、110.54.39.184ノート履歴)さんによるものです。


コメント失礼します。この曲もそうですがもともとタイトルのないものを無理やり愛称としてつけるのは自分もどうかと思います。とくに作品10-2や10-4の愛称など、どこの情報を参考にした愛称なんでしょうか?自分はあのようなタイトルは見たことも聞いたこともありません。一般的ではないですしむしろ勝手に個人がつけたもの、不適切なタイトルのような感じさえします。一般的ではないタイトルのない練習曲はそのままの作品番号のみに差し替え伏せたほうがいいと思います。--203.135.209.27 2019年11月17日 (日) 10:51 (UTC)ジャガーマン[返信]

仰る通りです。通称を正式名称のように扱うべきだはありません。作品10-2や10-4の愛称などは見出しからカットしました。Gruppetto会話2019年11月17日 (日) 11:29 (UTC)[返信]

黒鍵のエチュードに関しての疑問点

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変ト長調で作曲されたこの曲は、右手による主旋律の全てが(第66小節の2拍目のヘ音を除いて) と記載されているのですが、右手の主旋律として考えると全て黒鍵で構成されていると考えてもよいのではないか? 66小節の2拍目は、和音として構成されている中の真ん中の音であるため Papu会話2015年8月20日 (木) 01:30 (UTC)[返信]