ノート:節口綱
「Merostomata」の和名について
[編集]「節口綱」および「腿口類」への改名を提案します。
この項目が記述しているのは、「カブトガニ類Xiphosura」と「ウミサソリ類Eurypterida」を含んだ「Merostomata Woodward, 1866」(カブトガニ類Xiphosuraのみを含んだ「Merostomata Dana, 1852」ではない)と思いますが、項目名および和名「カブトガニ綱」と「剣尾綱」は、調べる限り、いずれもカブトガニ類のみを含む「Xiphosura」の和名ではないかと思います。一方、「Merostomata」の和名については、「節口綱(類)」と「腿口綱(類)」しか見当たりませんでした。
参考となったページは以下の通り:(Wikipediaに基づいたものを除く)
- Merostomataとは - コトバンク
- merostomataの意味・使い方 - 英和辞典 Weblio辞書
- 水産無脊椎動物図鑑 [節足動物門] | 水産無脊椎動物研究所
- 剣尾綱(けんびこう)とは - コトバンク
- 剣尾類(けんびるい)とは - コトバンク
- 腿口類(たいこうるい)とは - コトバンク
- カブトガニ類(カブトガニるい)とは - コトバンク
よって、これらの学名と和名の対応関係は、以下の通りではないかと思います。
- Merostomata
- 節口綱
- 腿口綱
- Xiphosura
- カブトガニ目(亜綱/綱)
- 剣尾目(亜綱/綱)
また、本項目の最古の版は、「Merostomata」の代わりに「Xephosura」が用いられたのですが、出典は見当たらず、外部リンクの内容も上述の通り、「Merostomataはカブトガニ類Xiphosuraとウミサソリ類Eurypteridaを含む」のような内容でした。(冒頭のタイトルは「Horseshoe Crabs (Class Merostomata)」となっているが、内容からは「Merostomata」を「Horseshoe Crabs」と扱うように見えません)
ご意見お待ちしております。 --Jun075(会話) 2018年11月11日 (日) 17:09 (UTC)
- 国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が構築したBISMaLの当該 「Merostomata」 については「節口綱」をあてており, 「カブトガニ綱」を採用しておらず, 「節口綱」が妥当かと思料いたします. --Pseudoanas(会話) 2018年11月16日 (金) 04:47 (UTC)
- 賛成です。正確性を高めるため、百科事典の項目名としては節口綱が適切だと思います。 --Antrodiaetidae(会話) 2020年3月24日 (火) 13:07 (UTC)
- テンプレを忘れておりました。
賛成 --Antrodiaetidae(会話) 2020年3月24日 (火) 13:11 (UTC)
2週間経ちました。反対意見がありませんので、改名を実行します。--Jun075(会話) 2020年4月7日 (火) 14:59 (UTC)
疑問点「カブトガニ綱」は「カブトガニ類のみを含む「Xiphosura」の和名ではないか」について
[編集]コメント 「カブトガニ綱」は「カブトガニ類のみを含む「Xiphosura」の和名ではないか」という疑問点についてですが、ウミサソリ類(広翼類)やアグラスピス類(光楯類)を含めた分類体系においてMerostomataに「カブトガニ綱」を用いる例が存在しますので、以下に示しておきます。
- カブトガニ綱 Merostomata
- カブトガニ亜綱(剣尾類) Xiphosura
- カブトガニ目 Xiphosurida
- ハラフシカブトガニ亜目 Synxiphosurina†
- カブトガニ亜目 Limulina
- アグラスピス目 Aglaspida†
- カブトガニ目 Xiphosurida
- ウミサソリ亜綱 Eurypterida†
- オオサソリ目 Gigantostracea†
- カブトガニ亜綱(剣尾類) Xiphosura
(出典:文部省・日本動物学会編『学術用語集 動物学編(増訂版)』丸善、1988年)
「カブトガニ綱」では学名の紐づけがないと節口綱Merostomataと剣尾綱Xiphosuraを区別できない正確性の問題があるため、改名後の記事名に異議を唱えるものではありません。なお、「Merostomata Dana,1852」の定義をWoodward (1866) が変更したことを示す場合は「Merostomata sensu Woodward, 1866」とした方が適切ではないかと思います。--火乃狐(会話) 2020年8月25日 (火) 19:39 (UTC)
- 情報ありがとうございます。日本の書籍はこちらの都合上で直接的に確認することができないので助かります。著者の表記については同感です。--Jun075(会話) 2020年8月26日 (水) 01:45 (UTC)