ノート:民藝運動
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この「民藝運動」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2023年1月11日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
ページの改名の提案
[編集]本記事の名称を「民藝運動」にすることを提案します。本提案はDassaimさんによる発議で、わたくしあずきごはんが作業を代行します。以下、Dassaimさんのノートより趣旨について転載します。
本ページの改名を提案します。具体的には、現在の「民芸運動」から「民藝運動」への改名です。 以下は、改名を行うべきだと考える理由です。
- 柳宗悦は「民藝」という漢字を使っていた - 柳宗悦が最初に「民藝」という言葉を公に紹介したのは『日本民藝美術館設立趣意書』という文章と考えられていますが、この当時から「民藝」という漢字が使われています。また、柳自身の著作『民藝とは何か』(2006、講談社学術文庫)でも同様です。本ページでは、柳宗悦らが提唱した芸術運動を紹介しているため、その発端となった人物の使用していた漢字を使用することが望ましいと考えます。
- 「芸」と「藝」は異なる漢字である - そもそも、なぜわざわざ改名する必要があるのかという議論があるかと思いますが、「芸」と「藝」という二つの漢字は異なる意味を持ちます(詳細は[1]や[2]を参照)。従って、ページ名の変更の意義があると考えられます。
- 「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」(東京国立近代美術館)が開催された - 比較的大きな規模の民藝に関する展覧会[3]で「民藝」という漢字が用いられているのは、美術芸術分野でのコンセンサスとして定着しているということを示していると考えられます。
以下は考慮すべき論点です。
- 学術的な研究においても「民芸」の表記は用いられている - [4]でも述べられているように、学術研究の場においても「民芸」が用いらることもあります。
- 多くの辞書・辞典での表記は「民芸」である - コトバンクの主要な辞書[5]では、「民芸」が用いられています(これは読みやすさや植字の制約によるものかと個人的には考えています)。
よろしくお願いします。
—Dassaimさん、利用者:Dassaim/民芸運動(改名提案)
以上になります。--あずきごはん(会話) 2023年2月11日 (土) 21:45 (UTC)
- 賛成 - Dassaimさんの提案に賛成します。おそらくですが「元々は民藝であったがのちに「藝」の字が常用漢字外となったため、本来は別の漢字であるが「藝」の略字とされた「芸」で表記されることもある」という経緯だと思います。本来の語義に従うならば民藝が望ましく、また日本民藝館などとの一貫性もあった方が良いとおもいます。比較的最近の雑誌では男の隠れ家(2022.06)、和樂(2021.12)、芸術新潮(2021.10)、別冊太陽(2021.10)、美術手帳(2019.04)、Discover Japan(2016.02)などに「民藝」の表記が確認できます。fujisan.co.jpによる検索数は、「民藝」は雑誌名10件と目次328件、「民芸」は雑誌名1件と目次251件。またGoogle検索数は「民藝運動」は279,000件、「民芸運動」は176,000件となります。以上により「民藝」表記が十分に定着していると考えます。なお、本提案とは別に発議しますが、本提案が通って改名が行われた場合、改めて関連するカテゴリーのCategory:民芸運動、Category:民芸運動の芸術家、Category:民芸運動の著作家についても改名提案をする予定でいることをお断りしておきます。--あずきごはん(会話) 2023年2月11日 (土) 21:45 (UTC)
- 賛成 「芸術」がもともとは「藝術」であったように、「民藝」も戦後の当用漢字(現在の常用漢字)の制定によって「藝」という漢字が使いにくくなったことによって置き換わったものと思われます。よって提案に同意します。--NOBU(会話) 2023年2月12日 (日) 12:02 (UTC)
- 賛成 - 賛成します。従前の経緯に加え、地歴公民科の検定済教科書などにも「民藝運動」として掲載されていますので(私は山川出版社の地歴公民科教科書を参照)、現時点においてもそちらのほうがより正式名称として使用されるにふさわしい名称であると考えます。--Burning(会話) 2023年2月13日 (月) 16:13 (UTC)
- 報告 改名が実施されました。--あずきごはん(会話) 2023年2月21日 (火) 12:36 (UTC)