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利用者:Dassaim/民芸運動(改名提案)

本ページの改名を提案します。具体的には、現在の「民芸運動」から「民藝運動」への改名です。 以下は、改名を行うべきだと考える理由です。

  • 柳宗悦は「民藝」という漢字を使っていた - 柳宗悦が最初に「民藝」という言葉を公に紹介したのは『日本民藝美術館設立趣意書』という文章と考えられていますが、この当時から「民藝」という漢字が使われています。また、柳自身の著作『民藝とは何か』(2006、講談社学術文庫)でも同様です。本ページでは、柳宗悦らが提唱した芸術運動を紹介しているため、その発端となった人物の使用していた漢字を使用することが望ましいと考えます。
    • 日本民藝館の表記は「民藝」を用いている - 柳の設立した民藝運動の拠点であり、現在も活動を続けている日本民藝館の表記は「民藝」となっており、参考になります。Wikipedia内でも、日本民藝館は「民藝」を用い、民芸運動は「民芸」という表記を用いているのは、一貫性がなく問題だと思います。
  • 「芸」と「藝」は異なる漢字である - そもそも、なぜわざわざ改名する必要があるのかという議論があるかと思いますが、「芸」と「藝」という二つの漢字は異なる意味を持ちます(詳細は[1][2]を参照)。従って、ページ名の変更の意義があると考えられます。
  • 「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」(東京国立近代美術館)が開催された - 比較的大きな規模の民藝に関する展覧会[3]で「民藝」という漢字が用いられているのは、美術芸術分野でのコンセンサスとして定着しているということを示していると考えられます。

以下は考慮すべき論点です。

  • 学術的な研究においても「民芸」の表記は用いられている - [4]でも述べられているように、学術研究の場においても「民芸」が用いらることもあります。
  • 多くの辞書・辞典での表記は「民芸」である - コトバンクの主要な辞書[5]では、「民芸」が用いられています(これは読みやすさや植字の制約によるものかと個人的には考えています)。

よろしくお願いします。